岡地東京コミッションの呟き

商品先物取引業界の主力店、岡地(株)の投資相談部コミッションによる相場コメント。

5月31日 水入り

2010年05月31日 20時32分07秒 | 岡崎克久
20:00 岡崎克久
水入り
東京では、月曜日の月末でしたが、
NYではここでおやすみが入る。

反騰中の銘柄(ガソリン・白金などの工業品)にとっては水入りに??

難しいですね。

「V字反騰の中身」
最初は買戻し、
次は急落が収まるのを待っていた買い、
次は、値動きにつられた短期的な買い。
「急落そのものが押しで有り、長期的には上昇トレンドである」との認識でもって買われ始めるのはV字のかなり後半、急落前の高値にほぼ戻りかけの頃になりがち。

事件の移り変わりとは別に、
人の心理の移り変わりで出来る値動きはそんな感じかも。

止まらずに行くとV字になるものが多く、
途中で止まってしまうともつれてしまうのは
上記の後発組の参入が遅れるからでしょうね。

さて、どうしたものか。

一部損切り??

失礼しました。

一部損切り。
金、ガソリン、コーンの値洗いの出来るだけましな方を残して(4月以前のプラスの玉を持っていれば、あえてそれの利食いで、悪い方を残すのも可か?? なぜなら、新たな種玉を仕込む戦略を建ててもいい頃・値段なので・・・これを機会に玉のロールオーバーを試みても・・・。)、一部損切り。玉を減らして・・・・。

金・ガソリン・コーンの種玉(または因果玉でも可??)のみ買い方針継続が有利かとの方針。

このあたりで上下してくれるなら(希望的ですが)、このあたりの新たな玉を持つ事を計画する。
もちろん、押している場面で・・・。
との狙い。

なんだかんだ言って、1月以来久々のまとまった下げですので、
この近辺の玉(あまり上がってしまわないうちに)を持つ事が夏から秋の言いベースになりうるかも(かもですよ)。

なので、古い玉はリグってしまう。
新しくとも悪い玉は減らして良い玉に置き換える。

うまくいけばいいのですが・・・。

未来予想
未来予想無しに判断した場合、
先週の反発が戻り(下トレンド中の戻り)か、反転上昇(5月の急落そのものが押しだった)か、勘に頼る・雰囲気で判断する・値動きで判断する。
こういった形になりがち。
それだけに、場に流されて、右往左往してしまいがち。

NY金曜日の失速(金曜日の)は紙一重でそのへんのシナリオを動かしますね。
失速して、休日。
「水入り」になってしまった所。

消極的な資金が様子見を決め込んでいる間は割安期間。
その間に、気の効いた押しを見つけられるかも・・・・。

夏の陣、
うまくゆきますように。

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5月28日 そして、昨日の続き

2010年05月28日 20時35分06秒 | 岡崎克久
20:20 岡崎克久
そして昨日の続き
そして、昨日の続き。

昨晩のNYも今日の東京も、「中国の欧州債券投資縮小を否定」との話題がメインでした。

それ程、尾を引く大きな材料なのか??

そのへんの解釈が難しい。

真面目に、「世界の景気をけん引する中国経済の拡大と、その巨大成長の投資先としての市場に与える影響とその規模の・・・・・・・   」
とで、言い訳は付くが、

相場こそ、人間の行う行為であり、
大切なのは計算よりも人の心。

急落(1月以来の・・・・ 規模もスピードも)、その後。
殆どの人が、
「二番底」に向かうのか「押しで買いのチャンス」と見るのかで迷うところ。

未来予想をすること無く、足元の値動きで今後の相場を占おうとした場合、
ここでの判断は一喜一憂してしまうはず。
それだけに、今週始まった反発は、
「どこで戻りいっぱいなのか」「二番底への一時的な戻りか、もしくは底打ちなのか」で、
半日でも下がれば気分が揺れ動く。
それだけに、「中国の欧州投資縮小報道」と「それの否定報道」が大きく人の心を動かす。

結局、
「中国の影響の・・・」を真面目に考えるより、
「二番底へ向かうのか」または「押しだったのか」のメインテーマに対して、
その判断材料を代理で担った(中国の姿勢が)との事でしょうね。

我らが基盤は日本円
「誰かが買うから上昇する」との感覚から逃げ出せないと、これからは苦戦を強いられるかも。(かも。です。あくまでも)

中国の欧州投資が・・・ よりも、
ドルや円が本当に強いかどうかを考えるべき。
もちろん、
ドルや円より弱い通貨が有った場合、その弱い通貨に比べれば、ドルや円の上昇(相対的に)は見られるかも知れませんが、
それで、ドルや円が強いと思い込むのは避けたい。

あくまでも、とことん弱い物に比べて、上昇しているように見えるだけ。
相対的に(ユーロ等に比べて)強く見えても、絶対的な評価はその国の債務を考えるべき。

急落の先週
急落の先週と持合いの今週でした。

今日の所も、
金・ガソリン・コーンの積極買いポジション、全て継続が有利かとの方針。

急落で、売り込まれた週と、気迷いの週。
「安いから買っておこう」との投資家心理は、「上がり始めて」ようやく湧いて来るもの。
それは、
来週や再来週かも知れない。
次の高値警戒は、それの一巡したところなのでしょうね。
予定は未定として。

「軌道に乗りますように」
今日もお月様にお祈りして寝ます。

月齢14.5の今夜。まん丸でしょうね。
「満月は売り??」
気にしない!!
「お月様と相場の関係、採用している暦(グレゴリオ暦)と経済活動の関係」については、
よく、コメントしていますとおり。(に、考えています)


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5月27日 噂されて否定されて

2010年05月27日 19時34分00秒 | 岡崎克久
19:30 岡崎克久
噂されて否定されて
今日の話題はこれですかね。
日々、話題の規模が小さくなります。

同時に、
ばんじージャンプの上下上下上下の揺れも小さくなりました。

何の話題??
「中国の欧州圏の債権投資縮小の準備」との報道(英紙らしい)
と、その当局者(中国の外為の・・)の否定報道。

これに右往左往させられたのが、
NYダウ引け間近の失速。・・・そして、アジア時間から欧州市場スタートまでの切り返し。
です。

値段も上下上下揺れながら落ち着くなら、話題も上下上下揺れながら落ち着く。

で、

ポジションそのまま。
金・ガソリン・コーンの積極買いポジション、全て継続が有利かとの方針。

いいでしょう。
初めての人はこのあたり、おっかなびっくり拾ってみるのも。
(いいかも、知れない。 くれぐれも相場ですので、断定は良くない。)
細かく、押しを拾ってゆくのがコツでしょうね。
また、売り材料、売り思惑、心理的な不安の無い所、または上昇を確信できるような場面は、かえって、一旦下がる寸前。
これも、相場ですので。
不確定要素の有る間の未来予想がポイント。

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5月26日 とりあえず

2010年05月26日 20時18分03秒 | 岡崎克久
20:00 岡崎克久
とりあえず
バンジージャンプ中ですかね
なら、今晩は下がる??

解りません。

で、今晩を当てもんするのでは無く、
ここは、昨日からの方針継続。

金・ガソリン・コーンの積極買いポジション全て継続が有利かとの方針。

ドイツの空売り規制の続編??
北朝鮮ニュースの続編??
これらについては、材料にされる事も有ればされない事も・・・。
本当に大切なのは、第一報が入ったときだけなのかも知れない。

ただ、
流れによっては、投資家心理に響く。

昨日からの米債の入札は、
市場の予想通り買い気旺盛だったようですが、
市場の予想通りだった事もあってか、長期債の続伸には結びつかず、
むしろ、結果が出たと同時に失速。
「噂で買われ・事実で売られ」のパターンだったか??

株価が先か、債権が先か??
株価は、同時間帯から反発。??

これについては単純な「売られ過ぎ感から」とのコメントが印象的。

そんな今日ですね。

軌道に乗ってくれるか、冷や冷やで、月後半に挑みます。


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5月25日 バンジージャンプどころの話では無い

2010年05月25日 21時57分16秒 | 岡崎克久
22:00 岡崎克久
バンジージャンプどころの話では無い
反転上昇にしても、これだけの値動きの後なので、バンジージャンプの二回押し三回押しは仕方がない。

と・・・・・
月曜に覚悟したとしても、
それって、せいぜい、金曜夜の安値を割らない範囲のお話。

ガソリンが大いに苦戦。

金とコーンはそんなにでも有りませんが、この両銘柄は少し別物。
ゴムの底堅さに似たり。これも別物。

工業品に代表される白金・ガソリン、それと、日米の株価・リスク資産の物差しと予想しているドル円相場、これらの動きが世の中の主流。

で、それらが大きく反落しました。

大かたはバンジージャンプ状態と見てもよいくらいの値動きなのかも知れませんが、
NY原油・東京石油製品に限っては安値更新(突出組かも知れないが、その油断が苦戦)。

きっかけは、ユーロ相場だったかも知れません。
売り持ちが多かった割には先週後半の反発が小さかったので、売り再開とのコメントが印象に残ります。
これだけなら、放っておいていいのでしょうが、
これに弾みをつけて
スペインだ!!、韓国だ!!で売り崩しに成功した形でしょうね(株も商品も)。

米債??
さて、
一局集中に買われている米長期債ですが、
これは、高値更新中。

今晩から一部の銘柄2・5・7年債の入札になりますが、
この供給が米債一局集中の熱を冷ますことになるのか??
それとも、この供給は「焼け石に水」になるのか??

需給は大切でしょうが、目先の二・三日なんて「勢い」だけで何とでもなりますのでね。
また、
米債を大量に保有することのリスクをよくコメントしてしまいますが、
他に何を買っても危険な時は、どうしても資金が集中してしまうとの一面も有りまして・・・。

場味の読みあいのその場当たりの資金がトレンドで調子に乗る一面も有り
それだけがネックです(時として膨れ上がりますので)。

ユーロ相場
ユーロ圏の貿易黒字を拡大する効果との側面から見れば、
欧州側からこれを問題視する声は上がりにくい。

今、特徴的なのは、
二年前に「ドルの時代が終わった」との主張をしていた種類の資金が
今は、180度方向を変えて「ユーロは際限なく下落する」と主張しているような事。

通貨とは?? 銀行券とは?? 
その正体をつきつめて考えれば、
どちらも不正解でしょうね。

前者には、
景気循環のサイクルが異なる地域で統一通貨を持つと、
それぞれに合わせた緩和・引き締めの政策のタイミングを計れなくなる事への見落とし。

後者には、
ユーロに不安を感じた際に、
代わりに買えるのがドルか円しかない(流通量が多いので、大量に交換するには相手が限られてくる)事。いずれも、今、債務超過中ですので、手放しで買い進むのは危険が伴なう事を見落としているなら危険。

今日・明日のパニックと直接関係してはくれませんが。

で、
以上の認識で、
下がるのももちろん理解出来る。おかしくは無い。

ですが、
一瞬先は闇の状態でのトレンド形成ですので付いて行くのが得策との場面でも無い。
かも。(かもです。かも。)

金・コーンに加え、ガソリンも積極買いポジション継続が有利かとの方針。

株安の停止時に金の下落が有るか無いか?
原油反発時に、コーンの反落が有るか無いか?

これについては、
細かく揺れる事は当然ありそうですが、
株価や石油製品との逆相関は、短期資金のポジションのみに意識されてそうですので、
あえて、影響するほどでは無いかも・・・?
との考えで・・・・。


5月24日 (゜、゜;)

2010年05月24日 20時19分41秒 | 岡崎克久
20:20 岡崎克久
(゜、゜;)
サブタイトル無し

春でも無く、夏でも無く、お疲れの季節。
天気さえよければ、新緑が癒してくれるのでしょうが・・・。

夏に思いを馳せるなら今ですよ今!!
屋上で生ビールですか、軒先でかき氷ですか、
・・・・・・・。

いい夏を迎える為に
いい夏を迎える為に、
何としてもここで見極めたいですね。
春相場の結果(皆さんご存じ)とその一段落(連休明けからの騒動)を目の前にしている。

先週後半の急落が一旦停止していて・・・
下手するとここで「バンジージャンプ」の上下上下上下に見舞われる覚悟も必要?

大切なのは、ここのパニックの収まり方(またはその形)では無く、
「次」の方向。

真面目な感覚ではここで
「しばらく様子見」???

ですが、相場ですので
不確定要素の多い時の積極姿勢。
確定要素が増えれば増えるほど価格には折り込み済みと認識。

値動きによってのみ未来を判断するなら、
ここでの乱高下は上下どちらの方向のイメージも成り立つ。

出来るだけ、値動きの分析では無く、
なんで上がったのか? そして、何で下がったか?
これを理解する。

そして湧いてくる考え、「小さな光を見つける」「未来のしっぽを発見する」が行動を後押ししてくれる。

そうありたいですね。

で、
今日のところは、
金曜日のコメントに同じ考えで、
金・ガソリン・コーンの積極買いポジションすべて継続が有利かとの方針。

加えて、
「反発にもその反発に対する小反落が付随する」事について、
細かな対応が必要かどうか??

日々の(ここは、たった一日でもその値動きが大きいので恐縮なのですが)振動に気を取られてゆくと、次第に未来が見えなくなってゆく。
それを避けるために、多少の上下を静観して見守る。

本題は、
これが「押し」なのか、「下げトレンドの始まり」なのか・・・・ ですので。

決めつけないで、こだわらないで、次の方向にしっかり乗りたいですね。

持ち合った場合は仕方が有りませんが、
ここでの対応は夏の入り口で結果を出してくれそうですので。

いつもの食堂のメニューに「冷やし中華 はじめました」の文字が入るころですよ。

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5月22日 恐怖の三日間

2010年05月22日 11時24分28秒 | 岡崎克久
11:20 岡崎克久
恐怖の三日間
久々の土曜コメント

急落の三日間を終えて、じっくり振り返ります。
(パニック売りが終わったと言う訳では無く、この先も未定ですが、とりあえず、昨夜は一旦停止っぽいですので)

この三日間、株・商品・ユーロの下げが印象的。
海外商品で若干上昇したのは、シュガー・コーン・天然ゴム??
これらは、東京市場では円高の影響を受けますので横ばいでした。

単なる資金移動??

では無く、これもリスク資産縮小の売りポジションの手仕舞いだったのかも??

おカネは消えてなくなった??  ??

っておカネは消えてなくなったりはしない。

「米債一局集中」
だったのでしょうね。
米債の危うさをコメントすることも有りましすが、今回は他がもっと危うかったので相対的選択で米債がかわれたのでしょう。

資金タンク(今の債券市場)の容量も充分。
流れが変われば、各市場を再びうるおしてくれるのでしょうが・・・・。

さて、
火曜日は意気揚々でしたが、水木金の三日間は反省。
たった三日間でも、これは値幅が大きすぎる。

気を、引き締めて、さらに、この三日間の様々な事をしっかり振り返って次のヒントを見つけたいです。

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5月21日 さらに続落

2010年05月21日 22時03分26秒 | 岡崎克久
22:00 岡崎克久
さらに続落
トウモロコシ以外は悲惨、とはいえ、そのトウモロコシも為替の影響は受けるので下落。
失礼しました。
金は続落、ガソリンにいたっては暴落でした。

反発の時は(自然反発の場合)、下げが小さかったものが反発も小さいかも??
ならば、ガソリンは反発の時にそこそこ早いのかも知れないが・・・。
とにかく、慣性・惰性の衝撃を受けています。1月以来の衝撃。

状況や、今後の展望はそれとして、
負の連鎖・売りのスパイラルのみは警戒としながら、
今回はスピードが流行っただけに逃げる方針を取らないまま引かされ状態ですね。

先月末の買い越し無し方針を月中から買いスタート、出来るだけゆっくり構築との方針でしたので、構築直後、日も浅かった事からの油断です。
(かえって、連休中に買いで過ごして、休み明け早々に引かされた投機資金の方が今回は売りに回る事が出来てているのかも・・・・「付いて行く」のみの判断の有効性です。、それも途中での右往左往はあたかも知れませんが)
ここで数日間、ポジション継続方針を取ってしまい、日は浅くとも値幅は大きいです。
苦戦中。

どこで、止まるかについては、
バンジージャンプ状態の上下が起こり次第、内容と展望については日々コメントしていますとおりのところに注目して、
収まって次の方向は上昇方向と予想しています(予想ですあくまでも)。

その、明確なポイントがつかみにくい。

チャートのオシレーター系の物もここでの反発の明確な日付は割りだせない。
トレンド系の見方をするなら、かなり反発しないと買い転換にはならない。
金融当局が行動するかどうかは、その時にならないとその当事者にしてみても未定でしょうし・・・・。

反発を阻止する突発事件が起こり、それによってさらに続落??
って、そこまでは、神様の領域。
勘でもって、突っ込み場面を売りこんでも、運のいい時はそれにフォローの風が吹きます。
が、
それの連発を期待するのも長い目で見れば心もとない。

で、
Xデーの明確な当てもんはあきらめるとして、

苦戦ポジション、
金・ガソリン・コーンの積極買い方針継続が有利かとの方針。

Xデー以降の方向性は、
先日来のコメントのようにな思惑で、
下げの激しい工業品(ガソリン)のみ弱気す手も文頭に述べた時に
反発時の股裂けの種になる(器用にすぐシフトを変更できれば股裂けは避けられるが・・・)ので、小細工なしのほうが・・・、との思惑もまざります。


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5月20日 続落

2010年05月20日 19時25分18秒 | 岡崎克久
19:30 岡崎克久
続落
ドイツの債権空売り規制の話題を今日も引っ張っているらしい。
一部には、韓国の北朝鮮との緊張が高まったことで・・・。
ともいう。

失礼、続落。
株も為替も商品全般も・・・ですね。

ここでの判断で、多くの投資家(多くはプロ達)が「動き出した方に仕掛けよう」との構えを決め込んでいる。
ですので、ドイツと言うより、韓国と言うより、場味による判断が一番なのかも知れない。
考えるより、「付いて行く」。

恐れていた、売りの連鎖の発生。

ガソリン・コーン共に、リスク回避方向の売買に引っ張られました。

一方、金の下落は、
リスク志向の回復で危機感脱出の売りが出ましたと伝える報道も有りましたが、
これは上記状況では不自然。
複雑ですね。ここは株安で買った人が株式反発で売っているとは解釈しにくい。

やはり、金において「株安での買い」は場当り的で、
リスク縮小時の手仕舞いが本日の主流かもしれないと予想。

さて、どうしたものか。

天井説
「天井説」(二年前の安値に向かう)「目先天井説」(何カ月もの売りのトレンドが始まる)また、これが登場してきました。
前回は1月後半でしたか。

売りで利益を狙おうとの仕掛けが入りつつあるのかも。

値動きだけで方向を感じ取ろうとすると、
二年前の夏(暴落の夏)と今回が同じかどうかは判明しにくいと思う。

だから、「勘で」毎回そのような憶測が台頭する。

ですが、
値動きだけで勘に頼るより、
グローバルな金融の環境で比べると何か見えるかも知れない。

すると、
全く異なる要素も多数あり。
っていうか、場面としては異なるのかも・・・?

当時は、
中国株の恐ろしい(桁違いの)下落(正月から半年続いての)の後、
対BRICS投資の差益がNYダウに流れ込む構図で出来たNYダウの泡も
その源泉が途絶えたことで長期下落中。
商品市場(特に原油)はそれを無視して、または逆に意識して(質への逃避として)
その間夢中で上昇してきた所でした。

今とは、状況が異なる事が解る。

また、
当時は特別な悪循環も出来ていた。

商品市場高が景気を減速させるので、益々株安の原因になる。
で、
洞爺湖サミットで断固商品市場高を阻止!!と合意、
ところが、
投資熱を冷ます目的でのECB利上げが、ユーロ高の原油急騰を招くような次第。
(先日の「空売り規制で株売り」も似たようなねじれた解釈の作用でしょうが)
まともな売り材料でも急騰してしまう市場環境でした。(誤作動とコメントを繰り返しましたが)

そういった市場環境は少し今と逆ですね。

値動きだけを見て、勘に頼る??
一つのチャートを見て次の曲線を想像する??

迷ってないで、
状況を整理して考えたい。

さて
明日を明確に・・・ っていうのは難しい。

例によって、勢いの問題だけによる。
もとより、押しは一手で終わるものも有れば、四手入ってしまう物も有り、それを明確に当てようとの思考はかえって危険。
との思惑。

金・ガソリン・コーンの積極買いポジション
全て継続が有利かとの方針。

せっかく、5月連休前に買い方針を一旦休止したのですが、
7日の衝撃的な乱高下(株・為替)を境に複雑な中、
買いポジション再構築の方針を取りました。

が、
場味の悪さに見舞われています。

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5月19日 衝撃!!

2010年05月19日 23時25分00秒 | 岡崎克久
22:40 岡崎克久
衝撃
昨日は「うまくいったのでは??」 との夜でしたが、急変。
金・コーンは大したこと有りませんでしたが、ガソリンの下落は衝撃。

個人的な考えでは、
バランスポジションなら
今日の所、
金・ガソリン・コーンの積極買いポジション
全て継続が有利かとの方針。

GW突入前に一気にフラット(積極買い方針から一気に買い越しを全て削る)にする方針を取って以来、
充分時間をかけて買いを復活させる戦略を持っていたのですが、少し早かったです。

ほんの二日早かっただけなのか?? それとも・・・・
ただ、ガソリンについては今日の値動きは大きかったです。
コーンは多少原油との変な逆相関の効果が夕べに関しては少し働いたかも(かもです)。
ただこれも、そういうのは薄らぎ始めるでしょうが。

さて、これが、原油50ドル割れへ向かうほんの序の口なのかどうかの見極めを行わなければならないところ。

ここでの判断を、ダウとドル円相場によって計ろうかとの方針。

で、確かに昨夜、ダウの失速が有ったわけですが、
これで、持ち合うか、パニック的な崩れを起こすかが注目点。
東京ガソリンのチャートによる判断は禁物かも。

ダウの失速
昨夜はアジアもヨーロッパも反発気味で追ったものですので、
その後のNYダウ失速は衝撃でした。

寝てる間に裏切られたアジア勢と欧州勢なので今日のアジア時間と欧州時間のパニックは仕方が無いとして。

では、」寝ている間に、何か流れが急変する出来事でも有ったのだろうか??
これが大切。

もともと、自然反発の始まり時は投資家心理が不安定な物(疑心暗鬼中に反発が始まるから)。
そこへ、ほんの些細な不安材料で、事の大小に関係せず大袈裟に下げてしまう地合いが有ったのかも知れませんね。
「戻り始めていたので、反転上昇か、単なる戻り売りなのか迷う」所にほんの少しの下げ、
「気分は、戻り売り確信」との投資家(プロも一般も)心理の変化があったのでしょうね。

NY株下落を伝える報道で印象に残ったのが、
「ドイツのカラ売り規制」の報道が、今後の不況心理を増大させたとのコメント。

なるほど・・・。

さて、どう考えるべきか??

当然、「空売り規制」は株価を下落させようとの目的で発表されたのでは無く、
当局者にすれば、全く逆の狙いが有ったのかも知れません
(陰謀・はかりごとなんて星の数ほど有って、でも、企てたことと結果が異なる方向って事も多く・・・・ とよくコメントしていますが、まさにそんな感じです。今回のは不真面目な陰謀の類では無く、真面目な行政の管理ですが、原理は同じ)

なら、このニュース。
欧州が苦しいのもよくよく伝わりますが、
それについては多少蒸し返し気味かも。(この一月あまりでは・・・)
同時に、
対策姿勢が見受けられるのも有る一面ですよね。
これぐらいの受け取りかたでゃどうかと。

で、事の大小よりも、
タイミング悪く「戻り売り確信」を思わせるような値動きをした事が、
どれほど恐怖心として拡がるかどうか。
それだけ。かも(かもです。あくまでも。)

後は、
不安と言って、ユーロは不安ですが、
ドルも円も世界的にはそんなに高い評価を得ているとは限らない現状が続いている。
弱い物同士の優劣は有ると思うが、
比べれば株や商品が浮き上がりやすい体質には変化ないかも(ここも かもですが)。
との思惑で・・・・・

あと、原油の罫線的な70ドル割ったの割らないのの判断で決めた人もいると思うのですが、
短期的にはその判断はベター。
中長期的には、それで動いている訳ではなさそう。
そんな見解です。

緊張の夜です。
パニック・恐怖心の出現が起こるかどうか!!
明日も慎重に判断したい。


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5月18日 心配です

2010年05月18日 20時57分33秒 | 岡崎克久
19:30 岡崎克久
心配です
ボイジャー2号から解読不能な通信が送られてくるようになったらしい。
ボイジャー2号ッて、惑星探査機の・・・そうそうあれです。

打ちあげられてから30年以上も旅を続けている探査機なので、気の遠くなるほど遠い彼方に居るらしい。
太陽系の一番外の方?? 地球から138億キロ 海王星までの距離の約三倍くらいらしいです。
故障でしょうね。心配です。

「宇宙人の仕業だ!!」と噂する人も・・・・。
まさか、
太陽系内にそんな悪さをする生命体がいるなんて・・・・
あり得ませんよね。

もしそうだったら、やめてほしいです。

ボイジャーの旅は真っ直ぐ一直線の旅では無かったそうですね。
途中に立ち寄った(接近した)惑星の重力で方向を変えながら、次の惑星に接近してゆく。
打ち上げのタイミングの素晴らしさで木星・土星・天王星・海王星と順番に接近してゆく旅が実現したそうです。

ただ海王星を狙って打ち上げただけでは実際には海王星に辿りつかない。

海王星も移動していますので、何十年後の海王星の位置を知らなければ・・・・。
また、途中まで地球の重力の影響を受け続け、途中で木星・土星・天王星にそれぞれ影響され、その度に軌道を曲げる訳ですから・・・。

ですので、計算したうえで実際に打ちあげる方向は、その時に目に見える海王星の方向では無く、はたから見れば「明後日の方向へ打ちあげたような」そんな感じだったと思います。

打ち上げの現場で、
「海王星はそっちの方向じゃ有りませんよ!! バカじゃないの!!」と叫んでしまったら
「大 恥」

世の中、そんなもんです。
複雑な物をなんとなく理解してゆかねば・・・。
ほねが折れます。

今日は
金・ガソリン・コーンの積極買いポジション全て継続が有利かとの方針。

ユーロ安?? ユーロ反発??
これに微妙に反応しているのが原油の短期売買の人達か・・・。
こまかな理由は付くのでしょうが、極身近な相関性を見つけて単純な売買の手法を見つけだすことに必死。
なので、短期的な上下ではそれに左右されそう??

一方、
株価との逆相関に注目しているのが、金のこれも短期売買組。
この動機で金を買ったグループは株式反発時に金を売ります。
が、日足・週足で見ると、金と株式に逆相関は見つけにくい。
短期的に存在はするのでしょうが・・・・。

以前もコメントしましたように、
株安で、金を買う資金は少し場当り的な資金??
数か月前は、利上げの噂やユーロ安を囃して金売りを行っていたような資金が考えを変えたような所も・・・?。
ですので、
その資金がここで金を売るのも少し場当り的かも知れない。(かもです。あくまでも。)

むしろ、そういった押しをコツコツ拾ってきた長期資金は、財政負担・赤字の拡大毎に金へのシフトを増やしてきた(不況を囃して金を売る人に向かって・・・。赤字国の通貨を保有するのを危ぶんでの保険だったのでしょね)。

で、
メインの大きな重力(惑星の重力の影響に例えています)とその正体を重視。
対して、途中の小さく短期的な重力の影響(場あたり的な売買の影響)を理解。

合わせて、山・谷を作りながら、なんとなく、どちらの方向へ・・・

こんなイメージで玉を置いてゆく。

もちろん、
見落としがいっぱいあるはず。

「こんなのはおかしい」「こんなことは有るはずがない」
では無く、
「見落としが有った」「理解すれば、次のヒントも含まれている」
との姿勢で挑めますように。

緊張の積極ポジション構築です。


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5月17日 金曜日に引き続き

2010年05月17日 21時58分04秒 | 岡崎克久
21:30 岡崎克久
金曜日に引き続き
金曜日に引き続き、
金とガソリンは買い足しを行うのが有利かとの方針。
これで積極買いポジション完成が有利かと・・・・。
ガソリンなんかは難平になってしまいますね。

「押し??」
押しなんてもんでは無く、底割れではないか!!
と、石油製品の単独のチャートでの判断も有るかも知れませんが、
単独銘柄を睨んでの「抜けた」「割れた」は頼りにならず(ならない事が多い。日計り的な見方なら、ストップロスの現象は顕著に表れますが・・・)

で、先週の
「物差し」
のコメントの方針により、
ダウ・ドル円・日経辺りの下げ二手目と
東京商品のそれに準じた日々の方向二手目との事で
上記方針。
三手目・四手目が有るかどうかを明確に当てもんするより、
もし、これが押しだった場合、
二手目より三手目、三手目より四手目とそれぞれ発生する確率は低くなる。

目の前の上下が今後の方向性を占っているとも限りませんので
今日の所はとりあえず・・・・ です。

ギリシャ問題の細部
ギリシャ問題の細部を吟味して、明確に売りか買いかを判断するのは無理。
事の細かな変化で買われている時も有れば売られている時も有り、
その理由を一つ一つアナリストが説明をつけても、時折矛盾した方向の動きが発生してしまう。
5月入りとともに始まった様々な失速は、
そのタイミングから、踏み上げの完了と同時の失速スタートとの性質が全く含まれていないとは言い切れない。

それが、引き締めだ回復だとの気分を一掃し、金融安定化策を呼び込んでしまった。
今後もこれの連続で、ユーロのみに限らず、ドルや円の信用・相対的なその価値(通貨以外の物に比べて)の低下を招かないとも限らない。

この狙いで、
ピッタリと当てなくても、5月7日のパニック相場以降、次の下落場面を戦略的にも狙っていくのが有利かと・・・。
戦術的には、世の中の反騰場面は、
V字も有るがそうでは無いパターン(Wや逆三尊など)も結構あるとの認識さえ有れば、
高値飛びつきも避けられ、安値で投げる事も避けられるのでは??

引き続き、ダウとドル円相場のそれを判断の物差しとして注目。

コーン
動かない事が裏目に出たコーン。
さすがに今日は利食い??、損切り?? が午後にかけて多く出たのでは??
金やガソリンに比べて地味だった事が油断につながりました。
って、今月に入ってからは地味というより、ガソリンよりも強かったので、そこのところの見落としでも有りますね。
仕方なく、
ですが、他ともここは足並みをそろえて
コーンの積極買い全て継続が有利かとの方針。

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5月14日 真っ暗闇

2010年05月14日 20時10分32秒 | 岡崎克久
20:00 岡崎克久
真っ暗闇 
新月ですよー。
どうりで世の中真っ暗になりましたよ。
ゴールデンウィーク突入の日、景気回復期待などと楽観気分だった満月の夜を思い出してみてください。

今は、世間の気分が逆かも??
リーマンショック時以来のユーロ下落に直面。
今週初めの「金融安定化策」の効き目に対し、再び不安心理が台頭してきた夜。

世の中ころころころころ変わるものですね。

気温も幾分低下してしまったような(これはただの逆行です。季節はこれから夏に向かうところ、決して冬に戻ろうとの動きではない。断言!!)。

風邪、流行っているのですか?? お疲れの5月前半でしたね。

さて、
昨夜のNY時間遅くのダウ失速により、今日はアジアも欧州も再び株安の日。
気分的には「戻りいっぱいで、ここから地獄の下げ???」
かも知れませんが、解りません。
たしかな事は「気分・イメージはあてにならない」と言う事。


ダウ・ドル円相場・日経・東京貴金属などなどは、形の上では「押し」。
(もっと下がると異なってきますが)

ユーロ・ドル相場、NY原油 などなどは新安値の域へ。

金だけ、高値遊び。(NYは新値?)

ここでの方針。
昨日のコメントのように、

ダウ・ドル円相場を「リスク資産拡大縮小の物差しに」の方針を
貴金属相場・石油製品相場・穀物相場にに押しあてて、売り買いのタイミングの効率化を考える。
と、したいです。

今日と月曜日で
押しましたので(押しと決めつけはいけませんが、今の所)
今日と月曜日で
金・ガソリンの買い足し(種玉・試し玉を残して、更に・・)が有利かとの方針。
種が成長してからのの買い足しになる金と難平に近い形のガソリンと、対象的ですが・・・。

押しの拾い方(押しだった場合)を押しの一手目と二手目に分ける。
三手め、四手目が有るかどうかはブレと考える。
一手目で半分。
二手目の無い場合もたまに有りますが、それは追いかけて残り半分。
この作戦の訳は普段度々コメントしていますので、ここでは省略。

コーンは居残りですが、買い玉全て継続が有利かとの方針。

「新月」を気にかけてはいけない!!
昔は新月が必ず月末月初でしたので「三十日払いの日(江戸時代の話)」資金需給もひっ迫した訳ですが、
今は月齢と支払日・決済日が関係するような風習は殆どの国で残ってないかも??
祭日・記念日では先進国でも月齢と関係するものの残る国は多いが、
今回は特にそれも無し。

ただ、文頭の「GW突入の満月の夜」から約半月が経過したのだなぁ
との意味合い(日柄的な)では意識して良いかも。


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5月13日 物差し

2010年05月13日 21時54分31秒 | 岡崎克久
19:30 岡崎克久
物差し
月曜から上昇をカウントすると4日目??
半日毎に細かな押しが入ったりもしますが・・・・

金に関して、今、物差しが無く、NY新値更新直後の押しは昨晩細かくこなした所。
ユーロ(対ドル)とNY原油は相変わらず??
東京商品市場市場は円安方向なのでそれでも持ち上がっている形。

普段、単独銘柄のチャートによる値ごろ感を「危険」(銘柄ごとの細かな抵抗は出来ると思いますが、外部要因の影響が大きすぎるので)とコメントしますが、
ここは困りもの。
全体像の物差しが無い。

ここで、ヒントにしたいのが、東京商品がドル円相場に写しなら、これにダウ、日経平均も写し(写真相場のよう)。
それと、資源国通貨かも??

ドルはユーロより強いが、ダウ・金・資源国通貨より弱いのかも??

一方、弱いユーロに似ているのがNY原油(原油では無く、NY石油製品は上のグループ)。
これ、ユーロ・原油の下落ではなく、ここ数日はドルの上昇でしょうね。
(金融安定化策以降のドル需要による)
相対的な所をそれぞれ比べてみてです。
(絶対的な話だと、ドルも株や金より弱い。上記の如く)

(ここ数日と表現したのは、
連休中、連休直後のそれはドルの上昇では無く、ユーロの下落・株の下落・商品の下落、リスク資産の縮小だったでしょうから・・・・・ )

と、言うことで、
東京金がいくらになったら、東京ガソリンがいくらになったら、テクニカルな指標がどうなれば・・・日柄が・雲が・・・、
では無く、
ドル円相場の節目、ダウ・日経平均の節目を「リスク資産拡大の節目」として物差しにするのではどうかと思う。(思うだけですよ)
ダウの11000ドル、ドル円の94円、日経は少し円安を差し引いて10800円はこれらには少し節目。
ならば、その時、東京金がいくらかに関わらず、東京ガソリンがいくらかに関わらず、東京コーンがいくらかに関わらず、その影響を受ける事を警戒。

大まかにそんな感じで考える。
今日の所、
金・ガソリンの種玉・試し玉のみの買い方針継続が有利かとの方針。
「押し」を見つけたら、買い足しを考える(今の所)。
今晩、これも押しが入っているのでいいのか?? とも考えます。

コーンの積極買い全て継続が有利かとの方針。
警戒点は上記の内容。


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5月12日 あれから一週間

2010年05月12日 20時17分56秒 | 岡崎克久
19:30 岡崎克久
あれから一週間
先週の木曜日がNY株式・原油の乱高下(恐ろしい下落と大きな戻りが有った)の日。
以来、安値更新せず。
途中で「金融安定化策」
今、そのような場面。

安定化策のその後について賛否両論議論が巻き起こります。
細かな事情の変化で上下揺れますが、
ネット社会ですね。
情報が細かくスピーディーに入ってきます。
「必要な情報をセレクトする??」
無理!!
全て必要な情報かも知れないので。

かといって、細かく情報を追い求めてマニアックになると
木を見て森を見ない投資になります。

そこで、文頭のように、
大まかな頭の整理、場面の認識が大切。

この下がり始めは、GW突入と同時。
日本が休みなのに加えて、欧州・中国のメーデー。

休み前の手仕舞いがきっかけの下落・失速で有ったとも(一部そのような要因も)考えられますね。
メーデーとギリシャ問題というより、
ギリシャ問題とデモの深刻化、融資の是非、
全てダウが順調に上昇していた4月後半も問題視されていたから。
逆を言うと、
いざ失速の時の材料は潜在していた。

で、日・中・欧の連休を境に下落し始めた米株式がパニック的様相をちらりと見せた瞬間に
その原因として、ギリシャが・・・ 欧州全体が・・・ と持ち出された。

見落としと誤解が相場の上下上下を作ってゆく??
世の中って、そんなもんかも知れませんね。

なら、
ここで潜在する新たな出来事は有るのか??

これも、大まかに(細かくは複雑な事情が伴うのでしょうが)
日米欧の6中銀がドル資金供給。

そんなに、お金持ち??
中銀ですから??
ただ、
中銀の資産の範囲で?? というより
だれかが新たな債務を起こして、それと交換なら無限に供給する事も可能??
その債務の分配で揉めるのを細かく分析しても相場の方向性は読めない。

デフォルトを無理やり防ぐことは出来るのかも知れないが、(物理的には、です。あくまでも。 それが不換紙幣の強み??)
「通貨の安定」を犠牲にする。
「通貨の安定」に固執するとデフォルトの危険も有る。
両刃の刃??

安定化策の日以来、売られるどころか買われている金。
確かに、場当り的な「株安=金買い」を行った資金は
安定化策を理由に売りに回ったかも知れない。(そのような局面も見られた)
逆に、
安定化策を理由に買いを増やしてきた資金も有る。
内容は様々でしょうが、
大口長期のインフレヘッジ資金が注目するのは
株式の上下では無く、世界金融システムの負の資産の拡大なのかも。

今日の所
金・ガソリンの種玉もしくは試し玉の買いポジション継続が有利かとの方針。

細かくは、新値更新など(東京またはNY)によるテクニカルな買い付きは
直後の失速を警戒する場面。
ですが、今回は押しを見つけて買い乗せを検討。
連休前日に手仕舞ったポジションの再構築が当面の目的。(予定は未定)

コーンは積極買いポジション全て継続が有利かとの方針。

昨夜の農務省発表や天候をまともに吟味しても見えない。
弱材料となった大豆や小麦もコーンつれ高したのは、
発表内容の効力の問題。
パワーマネー??ホットマネー??(どれも「死語の世界」だったりして)の事情優先の相場だったとしたら・・・。
唯一上がらない物への売りの集中が今回は災いしたのかも知れない。


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