岡地東京コミッションの呟き

商品先物取引業界の主力店、岡地(株)の投資相談部コミッションによる相場コメント。

6月30日 連鎖した物

2010年06月30日 22時20分34秒 | 岡崎克久
22:30 岡崎克久
連鎖したもの
週末に続いて今日は「七月の展望」を投稿してみました。
コメントの体系化?? を試みようかと・・・・・
お手すきな時に読んでみて下さい。

で、今日のコメント。

昨日の上海株急落が連鎖してしまいましたね。
昨晩のNYダウ下落のコメントとして、
「欧州不安」の声が下火に、代わりに「中国景気不安」の声が目立ったような。

元の緩和以来元相場が良く動きます。
第一印象は元緩和で中国期待だったような、
今は、元上昇による中国失速懸念が支配的??
「七月の展望」でコメントしましたが、この問題はもう少し流動的??

連鎖、惰性・・ これが収まればたいした状況では無いのかも知れませんが、
厄介ですね。
惰性に乗っかる事に集中すれば利益が出せるのかも・・?

ですが、
目の前の値動きだけでの判断は禁物。
相場は、流れの変化に無節操な物ですので・・・。

金・ガソリン・コーンはあえてそのまま。
昨日のコメントの理由で、
それぞれの積極買いポジション全て継続が有利かとの方針。

梅雨時の苦戦。
せめて、下手に動いて右往左往させられることを防ぐ。

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7月の展望 上海株注目

2010年06月30日 21時12分18秒 | 岡崎克久
平成22年6月30日 岡崎克久
7月の展望 上海株注目
上海株が昨日底割れしたような今日この頃、
ダウ下落の原因に「欧州」の言葉では無く「中国の景気不安」の言葉が多いような。

6月20日の
元の緩和から始まった事。

米議会が求め続けていた「元切り上げ」。
なのに、米株の急落要因を作った結果に・・・。

その米国
以前にも
米議会の対中プレッシャーの他に、米政府内で、「元切り上げが世界経済の失速原因にも・・・」と危惧しているとコメントした事が有りましたが、
グローバルな観測をすれば、中国製品が米国内の消費を喚起し、黒字中国が対米投資の供給減にもなる構図でしたから。

ひにくな物です。 また、複雑怪奇な物です。

さて、プラザ合意。

ここで、プラザ合意の話題。
中国要人のなかにも、この25年前の日米のやり取りに注目している人が多いのでは??

米国のプレッシャーによる円高容認でした。

これ、辞書で調べると、
「日本に不況をもたらした」と「日本にバブル到来をもたらした」のどちらも見つける事が出来る。

なぜに・・・?

おそらく(おそらくです、あくまでも。 読者に詳しい専門家の方、おられましたら教えて下さいね)
前者が極短期。後者が中長期。・・・なのでしょうね。

たしかに、「円高」を嫌気した株安、輸出企業の苦戦は有ったらしいですが、株価で言えば一か月以内の事みたいですね。
一方、思わぬ円高の消費喚起(円高還元セールのヒット??)が起こり、苦戦の輸出企業も原料安でコストダウンとの思わぬ利点に遭遇???
大まかにはそんな感じで、
間もなく好況と株高がスタートしたのでは??

で、

元の上昇に安心感さえ持てれば、(過度な介入で梯子を外されたりしなければ・・・)
投資家の視線は中国に向きやすいかも??

なので、上海株、「ここから下落トレンド!!」とは一概には言いにくい。

七月
連休の失速に始まり「欧州不安」のスローガンで売り込まれた五月。
反発しかけたところを「元緩和」に振り回された六月。

次の風が吹くとは思うのですが、
上記理由で、中国株が強気転換だった場合・・・。
五月・六月とは雰囲気の異なる夏かも知れない。

そうなれば、五月・六月にさんざん買われた日米の国債(今、高値更新の日々)。
これが逆に失速して、そこから逃げる資金が上海株へ?? または日米の株へ?? または、赤字国の債券を嫌気して実物資産の商品市場へ??
の可能性有り。

注目は上海株と上り詰めた日米の国債(安全資産とのイメージで買われたが、本当に安全かどうかは不明)の反転が有るやいなか・・・・・・。

七夕
とはいえ、
目先は「独立記念日を控えた週」。
連休前の土壇場で新しい風は吹きにくい。(事が多い。)
米国の三連休明けは日本にとっては6日の夜。
明けて7日(七夕)以降にならないと・・・・  ですかね??

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6月29日 高値更新が無かったので

2010年06月29日 22時09分54秒 | 岡崎克久
22:00 岡崎克久
高値更新が無かったので
相場つきは昨日と180度異なりますが、
コメントは昨日と同じ。
っていうより、
昨日は「値頃で」でしたが今日は、「高値更新が無かったので・・・」
と、
目の前の値動きによる判断だけが相場を動かしました。

昨晩の金が典型。
上離れを買われたので一瞬急騰。
それがしばらく横ばいしたのち、下がりだすと急落。

今後の方向性を目の前の値動きにだけで判断すれば、
まさに右往左往させられる。
「ついて行く」がすべて失敗に終わるケースも・・・?
全てを対応する訳にいかないから、一部は無視する??
それも、勘に頼って?

それでも半分は「当たる!!」と思います。

が、どうしたものか、
罫線を軽んじる主義(わざとでは無いのですが・・・ )の弱点です。
多くの人が罫線で判断しますので・・・。

とりあえず、
「緩和中の売り」との認識に欠ける手と
債務超過国の通貨との認識に欠ける手
いずれも、湧いて出たり消えたりの連続、
湧いたり消えたりしているのは人の頭の中でだけの話。
現状・情勢は続いている。
これが、「ほっておけば・・・」との結論になるのですが・・・。

要注意。
毎回同じコメントですが、
「惰性」と「恐怖」の支配で大きく動いてしまう事。
あと、
昨晩もそうでしたが、
株価が後半に失速した原因に
「商品相場下落により・・・」とのコメントも少し見られた事。
ブラジル等はほぼ同時刻に失速の様子。

原油安(天候相場下すので、もともと三日目には逆向かい何でしょうが)も金の失速と影響し合っていると思います。

朝からの円高は、NYダウの引け際の悪さからでしょうね、日本の失業率ニュースのタイミングも加わりましたが・・・。

連鎖すること、連鎖が新しい状況を作り出し、無用な(後から見れば無用だった事が解る下落がいくつか有りましたが)下落がより深くなる事も有り。

注意は注意として、
残念、「得し損ね」
勘に頼っての明日の上下に悩むより
「動かず」の考え。
金、ガソリン、コーンの積極買いポジションの方針、継続が有利かとの思惑。

思えば、
5月の下落が大きかったために、様々な所に支障をきたしたようですね。
6月の重たさもそれが残っているのでしょう。
独立記念日前の週ですので、金の上抜けは走る可能性ありだったかも知れませんが、
新値更新は日米の長期債券ばかり。

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6月28日 ボックス??

2010年06月28日 20時12分46秒 | 岡崎克久
20:00 岡崎克久
ボックス??
リスク思考回復との説明も着くかも知れないが、
金曜日の債券相場に注目すると、
「手放しでのリスク思考」という訳でもないらしい。
「安全資産へ(本当に安全かどうかは解らないが)」との資金の流れも続いている??
並行して、ダウ反発
ユーロ反発をはじめ、工業品反発等々も同じ。

値ごろ感的な買いが入ったのでしょうね。
カネ余りといっても、思考は安全志向??
溜まり溜まってあふれ出た物だけがリスク方面へ流れ出たような・・・?

銘柄や市場が異なっても、
それぞれ「ボックス??」もしくは、右肩上がりの物については「トレンドライン??」での折り返し。

ならば、
先週・先々週辺りから「世の中にあまり変化が無い」のかも知れませんね。

抽象的なコメント、失礼しました。
明日はもう少し具体的な所に触れてゆきたいです。

膠着??
金・ガソリン・コーンの積極買いポジション全て継続が有利かとの方針。
6月30日へへ向けてシカゴ穀物が弱く動く可能性有り??
ですが・・・、
東京コーンは為替とフレートの影響を受けますので、
円安・原油高の傾向に有れば、シカゴのみの注目ではいけないかも。(かもですよ、かも)

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6月26日 週刊展望

2010年06月26日 10時42分00秒 | 岡崎克久
10:30 岡崎克久 独立記念日前の週
独立記念日前の週??コーンの青田褒めの最盛期??
ですよ、。 旧穀の最後の投げ場でもある。
要注意、警戒。 では有りますが、今年は春高では無かったので、派手な売り相場は期待してはいけないかも、6月30日の?面積発表が当面の「売り崩しの目標」となるのだろうが、春から「作付順調」は折り込まれている可能性が有り、シカゴは別として、東京ではフレートと為替の関係で動きにくいかも?? それより、30日以降シカゴが動かなかった場合、7月12日以降に急変の可能性も有りますので・・・。
(あくまでも、可能性ですが)
石油??
「天候三日は逆向かい」とも言いますので、大きく買われた後の押しも激しいかも??
荒い動きでしょうが・・・、基本的には「緩和中の買い」なスタンスで、短期売買は「無視!」「円やドルよりもましな持ち物」的な考え方で行きたい。

円一極集中がいつ収まるか?? おそらく、上海株が動き出せば、リスク拡大の動きで円売りも出てくると思うのですが・・・
で、貴金属、特に東京の貴金属の押し終了を占うカギになるのでしょうね。
上海上昇時のアジア買いブームの恐れも有りますが」、今のところ、資金調達の円売りの方が力的に勝るかも?? かもです。

柄にもなく、
「週刊展望」の形でコメントさせて頂きました。
こういうのも続けてみたいと思います。
 
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6月25日 「どんより」でしたね

2010年06月25日 21時21分00秒 | 岡崎克久
21:21 岡崎克久
どんよりでしたね
元に振り回された一週間だったと思います。

理由は昨日のコメントの内容!!

休み中の「元安誘導緩和」報道。
月曜日の元急騰
早々に、中国国内(金融機関??)からの大量のドル買いニュース
で、
恐怖の持合い。
・・・・・・
木曜日(月曜のショックのほとぼりが冷めた?)から再び元上昇へ。

大統領(米国)も「良いことだと思う」との事、
議会が求めている「元切り上げ」も、一部政府関係者からは「世界経済失速懸念」との声も有り、複雑でしたね。

円(円高)以外は何も動かない(小動き)の世界マーケット(ユーロも株も国際商品も)でした。

「解らない、不透明!!」が生み出した円集中だったのかも知れませんね。

個人的な投資戦略とその訳は・・・・
これも昨日のコメントの内容で。

「中国の夏」は対中投資の集まり具合で決まるか??
「中国の不協和音・賃上げ闘争」の話題とはイメージが逆ですが・・・・

動かない流動性が動く種にもなるかも知れません。

さて、
どんよりしてしまった月後半でしたね。
果報は寝て待て。

金・ガソリン・コーンの積極買いポジション
全て継続で月末へ・・・が有利かとの方針。


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6月24日 慣習

2010年06月24日 20時33分10秒 | 岡崎克久
19:30
岡崎克久
慣習
中国元が週明けの急騰以来三角に持ち合った。

ダウも日経もユーロ相場(対ドル)も小動きのまま・・・

大きなニュースも無いままに円高のみがハッキリとしたトレンドをえがいた三日間。

テクニカルな判断での売りが小刻みに回転している???
数日間という局面を取りだして、真の原因を探ると、常にそんな答えになってしまいますね。
「安全資産として」との動機で心を動かした投機筋(プロも一般も)なんかは本当は一人も居ないかも??

日本の将来を有望視しての「安全資産」では無く、

今、目の前で、「下がらな物」
すぐに、「換金出来るもの」
・・・・でしょうね、おそらく。

思えば、
月曜・火曜の中国元の変動はまれにみる激しさ(水・木は終息方向)でした。

ですが、
経済ニュースのコメントは
お決まりの欧米ニュース(FOMC・英中銀・G20・・・・)に日々答えを求めようとの発想で、
同じニュースでも、先行きを好感され金下落、と悲観され円高と別々の感想であべこべなコメントが多く出ていました。
このような状態を中国では「混沌」という。(日本でもそういう)

結局、
中国元が「動き出した時・・・・」のシュミレーションが出来ていない投資家(先日もコメントしましたように、元上昇時の不況思惑と、元上昇時の好況思惑とが存在し、どちらもごもっとも。)達の迷いが、
「一時預かり所」に資金を集めるのでしょうね。

で、
「目の前で下がらないもの」で「すぐに換金出来るもの」
考えなしに、反射的に・・・・のディーラーも併せて
「お決まりの円買い」でした。

ちなみに、
一時預かり所的に買われているのは円より米債が代表的かも(世界的なニュースとして・・)。
その、米長期債も再び上昇中、5月の高値に並んでいるのですが、今のところ30年債はかろうじて新値更新には至っていない。
ダウが5月の安値からは離脱しているのに債権のほうはその5月の水準??
ドル供給が潤沢なのと、欧州が敬遠されている状態では、米株米債同時上昇もあり得んでしょうね。

それより、
新高値更新は、輝ける信用満点の我が国の10年債!!

円買いの話題でしたので、皆さんご想像つかれたでしょうが・・・。

日本債の格付けが低く、専門家からの評価は低い(債務の多い国??)。
「今後さらに格を下げるだろう!!」と欧米の担当者が言う。

ですが、
我が国の人気と信用たるや・・・
その健全ぶりを
「マーケットが証明している!!」

って、そういう問題では無いのでしょうね^^;

「金利はつかなくとも、短期的な値上がりこそ重要。」
これが、マーケットですので。

で、
「リスク縮小時の円買い」
これは「慣習」になっています。

将来を考えれば、危うい方向なのかもしれないが、目の前の動きには勢いがつくので、
そこのところを理解しておきたい。

併せて、
ひずみは何れ崩壊につながる(いつか解らないが)ので、
その時も驚かないように心の準備。

さて
円高なれど、日経平均は下げ渋り?? で日本債は新値更新中???
カネ余りのしわざ?? 一時預かり所の風景???

ストップロスを引っ掛けた?? 抵抗割れでファンドが仕掛けた???
それらの話題に振り回されても仕方がない。

で、
ポジションはそのまま。
金・コーン・ガソリンは積極買いポジション継続のままが有利かとの方針。

「今更ながら」ですね。
月曜日に「当てずッぽ」にでもポジションを減らしていれば、ずいぶん得でしでしょうが・・・
「残念、勢いがついてしまったか」
との思惑。

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6月23日 谷が有って

2010年06月23日 20時45分43秒 | 岡崎克久
20:00 岡崎克久
谷が有って
米中古住宅販売が予想より悪かった??
英国の財政緊縮姿勢を嫌気・・・・?

緊縮財政は不況の基でしょうか??
それとは別に、財政健全化を世間が求め続けるのも世の常。

緊縮がカネ回りを悪くする。
反面、財政悪化は、債権の信用低下で、投機資金のリスク許容度を下げてしまう。

「塩梅(あんばい)」が大切なんだ。
なんと、難しい世界に生まれた事か・・・。

某、極東の平和国(倭国?? お日様の国??)の与党の「事業仕分け人」は美人です。
美人の仕事にケチをつけるな!!
紳士たるもの達へ・・・。

財政の健全化を求めている人が多く、
世界からも求められている昨今。

投機ですので、世の中を憂いだり、評論したりは二の次。
大切なのは、
世の中の方向を見極めて備える事。

緊縮による流動の低下(流動性の低下では無く流動の低下)とは、
うまく付き合っていく知恵が必要。

この問題は、
売り材料でも無く買い材料でも無く、

短期的には「投資家心理」のみ、
強い時は「財政健全化を好感」、弱い時は「緊縮財政を嫌気」で、片付く。

長期的には「塩梅」
債権の信用を守りながら、流動性の供給とのバランス。
(って、いくら借金が増えても、国債の価値が低下しないので、今は信用が過剰気味なのか?? かもしれない??)

さて
余談が長くて失礼しました。

G20までに「谷」ってコメント(月曜日)でしたが、
意外に早く深く入ってしまいました。

で、
「G20への期待感低下」
と言われている今日です。
これも、勝手なもんですね。「雰囲気・雰囲気」

でG20が効力を発揮しない事(本当にそうかどうかは解りませんが)を織り込んで
週後半です。

金・ガソリン・コーン
共に積極買いポジションすべて継続が有利かとの方針。

「押しを警戒」は「警戒し遅れ気味」かも。(かもです、あくまでも)
これが、次に連鎖するかどうかのみ。
それも、現状では「ひずみ」の大きな4月末とは異なりますので・・・

との思惑。


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6月22日 中国元の・・・2

2010年06月22日 20時34分28秒 | 岡崎克久
19:30 岡崎克久
中国元の・・・2
元の変動を軟化させる方針を嫌気。
NY株失速。
株安時の円高なのか??、元のニュースに絡めての円高なのか??
今日売り買いした人達の胸の内(プロも一般も)はもっと単純な所による(と思う)。
「雰囲気!!雰囲気!!」

昨日の文章を張り付け、一部の漢字を逆にしただけでコメントスタート。

「元の柔軟化」「元上昇」の暗黒面が出ましたね。

米議会が求める視野の狭い・戦略の浅い(うそです。言い過ぎました。失礼しました。中国製品と劣勢なながらも競争を続ける各国産業の切実な願いが繁栄される物で、世の中には様々な立場の人が様々に戦っている事を理解し続け無ければ相場で勝つことは出来ない。と、思う。)方針には明るい兆しに見える物でも、現状を考えると・・・。

現状を考えると、回らないおカネを中国製品のおかげで何とか回している。
強いドル政策が米経済を支えたのも、黒字中国の対米還元(黒字で溜まったドルは中国国内では使えないので、対米投資の種になる。また、中国元の上昇を抑える為にドル供給の増加と速度を合わせて元の供給も増える。)だと考えると、
元の切り上げが、米株失速の原因になる。

また、
元を安く保つのは、中国の輸出産業を応援するのが目的なので、
「元切り上げ」のプレッシャーは、中国の購買力低下、
日米にとっても自分の首を絞める。

そんな一面も有り。(あくまでも一面)

で、昨日は買われ、(イメージで景気期待)
同じ材料で今日は売られ、(少し考えれば景気不安)

「そんなもんですよ」

ただ、個人的な感想として。
「早くも失速??」と、反応の速さに
「利食いのタイミング」と「ストップロスの効果」
8割、9割が短期売買の「売ったり買ったり」が作った現象?? かもと思う。

元の切り上げは売りなの買いなの??
「どっちでも有る」
と思う。

もう少し突っ込んで考えると
せっかく、
第一印象が買い
少し考えると売り

と市場が動いたものですので
もう少し考えると・・・・・・??

遅かれ早かれ、元の上昇はあり得る。(今のところ、そんな感じ。あくまでも現状ならばです)
たとえ、米中が協力しても、出来るのは、スピードの制御までかも。
そうなると、
世界の工場を目指すイメージと同時進行している世界の大消費地としての役割は増しますんで・・・・。

また、上記中国経済失速材料とは逆に、元上昇が元建て資産の拡大を起こしますので、
対中投資の人達が潤ったりもありえます。
中国産業の失速材料なのに対中投資拡大材料???

世の中、複雑な物ですので、これぐらいの矛盾な現象は当たり前。
対米黒字削減のプレッシャーをかけられ、プラザ合意で思い切った円高容認をした日本、
その時、事態は思わぬ好景気へ・・・ でした。
そこからの4年間の怒涛の進撃で、ロックフェラーセンターを買い取った!!
この歴史を「バブルの全盛期」と言いますが、
この原因は、意外に円高容認だったのかも・・・。

上善水の如し。
おカネが消えて無くならないのと同じで、
「こっちをひっこめれば、こっちがでてきて」

一方、日米は、
浮き上がらない景気に「資金供給国」の役割に努力する。
欧州も同じ方面へ??

日米が水を出す水源なら中国はそれを回すポンプになっている。
供給が潤沢にも関わらず流れなくって困っている流動性。

案外、水をかき回すポンプの活動が活発になれば、回るかも???

もちろん、中国かバブルとバブル崩壊を経験することは中国も世界も望んでいませので、
程々がいいですね。

「中庸の徳」を知る中国ですので、期待します。

残念
で、この話題による失速で振り回され無いように、週内の「谷あり」を警戒していたのですが・・・・

金に関しては100円違い??

これは欧州終了後の失速ですので欧州が追いつくまでは弱いか??

さて、それが連鎖を起こすと事情が異なってくる。

警戒は必要だが、不確かな当てもんで売り買いの回数を増やすのも得策ではない。

金・ガソリン・コーンを
共に積極買いポジション全て継続が有利かとの方針。

本筋は
わが日本円も債務超過の基盤に有るので、
円をかえるのか、商品をかかえるのかの選択は意外に単純。

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6月21日 中国元の・・・

2010年06月21日 20時48分32秒 | 岡崎克久
20:50 岡崎克久
中国元の
元の変動を軟化させる方針を好感。
日本株上昇。
株高時の円安なのか??、元のニュースに絡めての円安なのか??
今日売り買いした人達の胸の内(プロも一般も)はもっと単純な所による(と思う)。
「雰囲気!!雰囲気!!」

今日を理解する一番重要な事柄
「雰囲気」
ですね。

人民元が切り上がる事による効果は、
二年前から活発に議論されているが、

ダウや日経が下落している最中のそれは「円高の人」に支配され、
ダウや日経が上昇している最中のそれは「円安の人」に支配され、
それが、「専門家の見解」とされたり・・・・。

そんなもんですよ。

でも、
人民元って殆どの人が期待している優良通貨。

米議会(政府や金融当局というより、「議会」ですね)が求めている元の切り上げは、
「世界の景気の為」「世界の金融の為」「あなたの為だから・・・」と外為の宣伝のようなお題目がつきますが、本筋は貿易不均衡のみに注目した非グローバルな匂いもするもので、
レーガン時代の失敗から一転、「強いドル政策」が対米投資を集めて米国を救った経緯には逆行する。

とはいえ、
今は、流動資産が流動しなくて困っている所、

ならば、単純明快な「対中投資の盛り上がり」が
止まっているエンジンを再び起動させる役割にもなりますか。

「介入が和らぐ」「切り上げを容認する」
が、
「夜明け」を感じさせた(様々な物を売り買いする人達に)のも
このタイミングならではですね。

G20
上の話題、
「G20に向けて」との解説が多いので、
この話題の効力は今週末まで続くのか??

でも、
まだ、まるまる一週間有りますね。
山あり谷ありに充分な期間。

期間のど真ん中にFOMCですか・・・

これを絡めての谷(利食われ所みたいなもの)を少し想定しておかないと
右往左往させられそうなので注意したいですね。

とりあえず
今日のところは
金・ガソリン・コーンの
それぞれ積極買いポジション全て継続が有利かとの方針。

細かな押しは無数。
やれやれの利食いも入る。

気をつけなければならなのは、
「ついて行くのみ」の考え方での買いが多く入ってしまうところ。
(直後に失速することが多い)

緊張しながらです。

夏至の夕暮れ
写真は日没時、まさにマジックタイムです。
特に、初夏の夕暮れは綺麗だと思う。
世の中全てが間接ライトの中と同じように見えます。

ちなみに、日没が一番遅いのは夏至の日(本日)では無く
夏至の約一週間後、28日辺りだと思います。
多分、東京で19時01分か02分。

その間、毎日晴れたら毎日綺麗なのでしょうが、
本州は雨季(梅雨のど真ん中)と重なりますので・・・。

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6月19日 中盤戦

2010年06月19日 14時50分22秒 | 岡崎克久


14:30 岡崎克久
中盤戦
ダウの日足です。
5月のさげが激しかったのが解ります。

後から思えば、

9日辺りまでの急落こそ本体で、
日米欧中銀が対策を打ち出した10日以降は「余震??」
っていうか、
まさにバンジージャンプで「ダメ押し」だった事がうかがえます。

また、その始まりも「利食いと自然な失速」だったかも、
メイデーやGW、日・中・欧州の連休と無関係というわけにはいかないような気もします。
「ギリシャ問題」は連休前から騒がれていたので。

金融操作で景気を持ち上げることは難しい(かも)。
ですが、パニックを止める事は人為的に出来るのかも。

さて、6月は自然反発の域。(値位置的に・・・です。あくまでも)
その中盤戦hおっかなびっくりの買いが入りつつですね。(日々の材料は置いといて、結果からみると・・・)

この中盤戦は23日のFOMCに向けてでフィニッシュかも(これの前評判相場)。

来週、月・火・水の投資家心理に期待。
日々の材料より、
前評判相場は心理勝負ですので・・。

ダウの話題でごめん。
もちろん、
原油やメタル、多少・・金にも響く。

中盤戦の動向で次の6月終盤~独立記念日や七夕の迎えかたを推理し始めましょう。

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6月18日 そのまま

2010年06月18日 20時21分42秒 | 岡崎克久
20:30 岡崎克久
そのまま
そのままがいいかと・・・。

金・ガソリン・コーンを積極買いポジション、
それで、継続が有利かとの方針。

で、来週は月後半。

良くも悪くも次の段階へ動き出すと思うのですが・・・。

今日は短いコメントです。失礼。

で、
今晩に注目。

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6月17日 値段的には押してないが・・・・

2010年06月17日 21時31分59秒 | 岡崎克久
20:50 岡崎克久
値段的には押してないが・・・・
「欧州のソブリン債危機が投資家のリスク選好を後退させるとの懸念」
この話題で昨晩のNYダウは安寄り。
原油に代表される工業品も多少影響を受けるような動きをしました。(数時間は)

が、
東京の商品は下げない。

値段的には、押さない。

ですが、
ですが、時系列的に、世界のリスク拡縮心理の上下で言えば・・・・・・
「寝ている間に押した」
とも、言える。(かも知れない)

本質は、
東京のガソリンや白金の値段が「いくら押した」ではなく、
「心理的に売りが支配する場面が入った」事を重視。(いつもの、へたっぴの偏見)

で、

コーン・金にも買い足し。
よって、共に、積極買いポジション形成、
ガソリンについては、従来の積極買いポジション、
全て継続が有利かとの方針。

地震に例えると

紙幣の印刷は続く、続けざるを得ない事も最近思い知らされた世界。

地震に例えると、

紙幣の供給が増える(不況なのでそうなる)・貨幣価値が下がる。
これを、北西に向かう太平洋プレート対、弓型に南東に張り出している大陸との力で、
さらに鋭角な弓型に変形してゆく日本列島に置き換えてみる。
日本列島が弓型に益々そりかえってゆくのは「トレンド」

対して、

弓型にそりかえる列島の変化に対して、時々耐えられなくなった断層たちが小幅な修正でもって新しい秩序を作る。当然、揺れる。「これは、トレンドでは無い」。
もしかしたら、
数か月毎の急落(今年は1月と5月)は、この活断層の動きのようなものかも???
かもですよ、かも・・・。

すごく、おおまかに表現しましたので、
「もっと複雑!!」と怒られる内容。

地学の専門の方、詳しい方、機会が有ったら教えて下さいね。

体で感じる事の出来ない微妙な地震が日々何度も起こっているのと同じ、
相場も、目を離せば見過ごすくらいの数秒単位の押しは無数。
大地震がまれな事と同じく、相場の大きな押しの回数は、その小さな微妙な無数のそれに比べて格段に少ない。
大地震の後、大きな余震が続くのも同じ、相場も大きな急落の後はバンジージャンプ状の上下が続く。

地学の専門の方たちの最新の突っ込んだ研究が、景気や相場のメカニズムにもヒントを与えてくれるはず。
もちろんそれは、もう少し将来の事になるかも知れませんが。

そうそう、
地学に限らず、環境や生態系の専門の方たちもそうですね。

環境や生態系の複雑さを研究している人達からすれば、
「有る生物を繁栄させようとして、その天敵の数を減らしたのに、かえって、その生物も数を減らしてしまったり・・・」
こんなのは良く有る事。と聞きますよね。
経済アナリスト達が時折首を傾げる事については、
「表面的な作用と、結果が異なるのは当然。それだけ複雑なのである。」と警告を発したのは自然科学を研究しているの人たちでした。

と、まあ
そんな話は日々の上下には何の役にも立ちませんね。
ですが、日々のそれに夢中になるより、
何が原因でどちらに向かうのか??
これに真剣になりたい。

皆様、お休みなさいませ。

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6月16日 とりあえず W

2010年06月16日 21時33分10秒 | 岡崎克久
21:00 岡崎克久
とりあえず W
コメントで、「静か」「動かない」「お休み」など
消極的なタイトルを出すと、次の日に上昇しやすいのかも??

って、「動かない日や押している日」と「上昇する日」が交互に出現しているだけですが。

ならば、
「とりあえず W」のタイトルなら、次の日に押す???

そうかも知れませんし、そうでは無いかも知れませんし。

「梅雨入り宣言の次の日に晴れ」
専門家に言わせれば「よくあることです」
と、同レベルの問題。

さて、
「罫線に惚れて」の作用でWの真ん中の山、そのてっぺんが底堅く推移するかどうか。

東京のガソリン・白金に限らず、
もっとグローバルな方面、
ダウ・米債(ひっくり返してM字)・ドル対資源国通貨・東京でも日経平均など
それらにこの傾向が出ているので、
これから生まれてくる強気筋が様々に影響し合ってくると思う。
(「思う」です。念の為)

元々、日米欧の中銀共同のドル資金供給中ですので、
米経済指標でドルベースで計算・計測するものに強材料のものが出やすいかも知れない。
決算前の大量資金供給で民間企業の決算が軒並み良かったのも記憶に新しい。

この手の話は、

工業品、白金・ガソリンっと言ったところに影響しそう。

かといって、
上昇日にばかり強気になるのでは、ヒヤッとされられる事ばかり。
春の上昇(三歩進んで二歩下がる)を思い出して、
「高い日」は気を引き締める。
「安い日」にあえて積極的に。

今日の所、

ガソリンの積極買いポジション継続が有利かとの方針。
Wの上離れを囃しての追随買いが多く入るようなら、押し警戒で、一部減らす事も必要かと思うのですが、
今日の所、吹きあがるでもなく落ち着いた上昇。(との印象)
なので静観。

金については種または試し玉のみの買い方針継続が有利かとの方針。

市場には「金はユーロや株式との逆相関組が手放してくる」との下落期待が存在。
対して、
リスク資産拡大時に、金にも資金が流れてくる作用とで打ち消し。
東京市場は円安も伴うので、
「株式反発時の金売り警戒」は少し解除(がいいかも)。

NYダウ・NY原油の押し時に、同じタイミングで金が押すなら(純相関)、それを拾って買い足す事も検討。

コーン。
これも同じ。
原油上昇日に弱含む現象も多少残るかもしれないが、
それが小さな動きなら、東京市場ではそれが為替とフレートの上昇時に当たるので、
「じり高」を起こしかねない(6月30日、それに続く独立記念日・七夕を待たずして水準を切り上げて行く事)。
ダウ・原油の押し時に純相関する形で東京市場が押す所が有れば、買い足しを検討。

そんな感じで、明日へ


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6月15日 売り疲れ??

2010年06月15日 19時40分57秒 | 岡崎克久








19:00 岡崎克久
売り疲れ??
ギリシャの格下げを嫌気して上げ幅を削ってしまった昨晩のNYダウと原油でしたが、
この材料に多少疲れが(話題性としての)有った様子。
短期筋のテクニカルな売り買いで少し揺れた程度(と表現してしまいますが)でした。

欧州ではドイツの景気先行指数がよかったようで、この時間は株式もユーロも反発。
昨夜のNYを帳消し気味にしているのが今の時間帯ですかね。

東京市場のガソリン・白金などにとっては、
お決まりの円高も混ざっていい押しを作ったのでは??

先月後半(急落が止まり一度リバウンドした所から)よりここまで、殆ど相場は変わらず(上下に揺さぶりは有りましたが)。
売っている人も買っている人も、疲れが出てくる頃ですね。

「休む??」
手を休めているのでは無く、無駄な売り買いを避ける事。
日々の細かな上下にまどわされてはいけない。
ポジションを持つのはいいと思う。
動かない間に持ったポジション、それが動き始めた時に結果が出る。

今日も、
ガソリンは積極買いポジション、
金とコーンは試し玉または種玉のみの買いポジション継続が有利かとの方針。

金の買い足し場面は、株高を囃しての金売りが入ったところに向かう予定(ただの予定)。
コーンの買い足しは、原油高時に売りこまれるような事が有れば?? または6月30日狙いの売りが仕込まれるのに向かうイメージ。
よって、待ち。

ゆっくり、ゆっくり。


木漏れ日!!

写真はお昼の「浜町公園」(東京日本橋浜町)

写真ではわかりませんが、
木漏れ日ですので、この光は風で揺れます。
きれいですよーーーー。

「スズメにスポットライト」

遊んでいる場合??
暇人岡崎? 

こういう時ですので・・・・・。
御免!
やる時は、ちゃんと綿密に狙ってしかけましょうね
(暇ですので、ヤジでも質問でも、なんでも電話ください)

しかし・・・・

梅雨入りのあくる日に晴れ????

「良く有る事」らしい。
ただ、貴重な晴れ間だったのかも知れませんので・・・。

さて、
様々な罫線がWになりつつ・・・
債権は逆のMに・・・・

罫線筋が自信を持って参入してくる日が近いかも知れませんので、
待ち。

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