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本日のコメント
曲がり屋太郎
<穀物>米国作付け意向面積報告では、コーン9045万4千エーカー
市場予想平均より247万エーカー程多い。
大豆6714万エーカー、予想平均より204万エーカー程少ない。
コーンは東京でもS安でしょうが、大豆はコーンにつられても
AM中でS安にならなければ、手口しだいで買い場も・・・
それにしてもアービトラージが大半とはいえ、木曜の後場と金曜に
大量にコーンを売った商社やメジャーは、お見事でした。
沼田英晃
イラン情勢の緊張が高まるにつれて上昇してきているのは金・原油ですよね。買い方にとって、今は「我が世の春」とまでは言わないまでも良い方向にすすんでます。個人的に今回の上昇は、イメージが重なってしまうのが「イラク戦争」です。あの時も問題の緊張が高まるにつれて価格の上昇につながり、いざ開戦となった時には圧倒的なアメリカ軍の力によって早期決着になるだろうとの思惑が先取りして開戦と同時期に急落になってしまいました。今回もイラン問題の地政学的リスクで買われたものは、問題の解消もしくは最悪のシナリオ(武力衝突)でも下落する可能性があることを認識しておきましょう。
息の長い上昇には問題の長期化が不可欠でしょう。しかし、その時は下げ幅が大きくなることをお忘れなく…
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岡崎克久
トウモロコシ
申し訳有りません、シカゴ急落の週末でした。
東京の月曜日はストップ安張り付きと思われますが、火曜日については疑問です。
現状を整理しますと・・・。週末のシカゴがストップで終わった事で、入りきらなかった売り注文の継続に押され、月曜日夜のシカゴも続落と考えるのが妥当。ですので、月曜日の東京時間中からシカゴ夜間続落、その時点で既に火曜日の東京もストップ近く(3/16の安値26080円に迫る)に下落するとの推測が成り立って来ます。以上が今の現状です。
ここでシカゴの月・火曜日を推理します。月曜日のシカゴはさすがに続落から始まると思うのですが、急騰時も急落時も15セント以上の値動きは2日以内で途切れるのが最近のシカゴの特徴です。ですので月曜日または火曜日のシカゴは小動きまたは反発になりやすい思います。
そうなれば、火曜日の東京がストップで有ろうが無かろうがここでの売り込みは一度捕まり易いと考えられます。乱高下に巻き込まれますので、10月や1月の急騰時にもそうしたように急落時にも動かずに一呼吸置くのが一番です。※注:建て玉内容に余裕の無い場合(買い玉の全てが高値掴み、または資金いっぱいの買い玉の場合)は直ぐに仕切りが必要です。
今回の作付け増9050万エーカーくらいは折り込んでしまっていると考えていたのには誤算がありました。ですが、隣りで予想を上回る作付け減少発表にも拘わらず大豆もつれ安してしまっている事を考えれば、作付け面積への評価で下げたのではなく、売りにつられて売りが集まった様子が窺えます。
作付け面積は引き金に過ぎず、実際にはシカゴコーンの直近のレンジ割れ(3/28の384セント割れ)によるテクニカルな売り、また、ストップロスのヒットが主要因と考えられます。
需給に関心を持たずに直近の値動きだけを追いかけるプレイヤーが多くなってます。多くなった弊害として、ほぼ同一の売りサインで多くのプレイヤーがほぼ同時に売買してしまい、後が続かない事が多いです。ですので多くの短期トレンド型テクニカルプレイヤーが毎回高値買い安値売りになってしまっていますので要注意です。
過去30年間のシカゴコーンで4月の「上昇トレンド」と「持ち合い」は有っても4月の「下落トレンド」は無いようです(在庫が多い年も少ない年も)。また、農務省発表が市場の認識から大きく離れた時の特徴として、次に民間から疑問の声が上がり反転しやすい事も有ります。
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