岡地東京コミッションの呟き

商品先物取引業界の主力店、岡地(株)の投資相談部コミッションによる相場コメント。

4月30日 一息

2009年04月30日 21時43分39秒 | 岡崎克久
21:30 岡崎克久
一息
日足だけで見れば、火曜日・水曜日の下落が激しかった事を物語りますね。
概ね半分戻し。
冷静に客観的に判断すれば「一息」「いっぷく」になるのでしょう。
ですが、値動きの中にどっぷり浸かっては「大暴騰!!」
月曜売りが大当たり、火曜買いが大当たり

毎日当てる事を目指してはどっち向いているか解らなくなりますよ!!
気をつけましょう。

「コーンの作付に雨がちで支障が」「米ガソリン在庫が少なかった」「FOMCのゼロ金利継続」
緩和中のカネ余りはやはり上がりやすいと思う。
その為の先週末の買い強化策だったのですがね。

申し訳ありません。
一時的に、それらを中心には置かないシフトを考えます。

月曜からインフルエンザのニュース対応として
「事件が収まるまで、段階的に売りを増やす」
継続中との考えです。

火曜日に引き続き、石油製品を中心に売り(買いを仕切る、売りを作る等)。
売り越しにならないギリギリの所まで(石油製品が売り越しになれば、コーンか金の買い越しを保つ等・・・工夫しながら)売り作業中です。

なぜ、月曜からいっぺんにやらないで徐々にやるのか??
インフルエンザニュースの行方がわからないからです。
また、中途半端な憶測は大当たりか大外れに・・・。

必要以上に恐れない。
油断は絶対禁物。

事の発生から終息までの間で
「儲けない・損しない」を目標

儲けは
儲けは現状を市場が勘違いしている状況を発見できた時のみに狙えるもの。
対インフルエンザニュースでは
初日の穀物に突出した反応のみ市場の感違い(今回は、家畜頭数と飼料のような問題より、世界経済に影響する大問題、石油に大きく響くのが本質との思惑)は発見できるが、後の事は専門家にも分かりにくいのでは。
無関係の人ほど騒ぎと楽観を繰り返し、
専門家になるほど「予測不能」を強調しているのが現状。

スペイン風邪に比べて展開が速いのか遅いのかも不明ですね。
飛行機時代ですので早いのでしょうけど、
また情報伝達も速いので、道中の恐怖と楽観の入れ替わりサイクルも速いのでしょうが・・・
知りたいのは、その一年半に及ぶ第一波から第三波までの大まかな流れでは無く。
発生当初の一か月以内、それも日々の報道と解釈の変化、日々の揺れ動きを克明に・・・
ですよね、これ、本音です。
日々ピッタリやって毎日儲けたい

欲もいいですが、ここは理性をもって

この日記、
時代の大きな流れとは別に、日々細かな緊張の連続ですね。
のちの世の人が読んでくれると参考になりますよーーー。
(年数回だけ、数か月はポジションをひっくり返さないコメント、皆さんご存知ですね。ですが、微調整には日々真剣です、その馬鹿ぶりも皆さんご存知)

話戻します。

過度に売りを仕込んで悪化を望むのは危険。
過度に楽観して早期終息を望むのも危険、もう少し向き合う必要も。
事態の変化にそう(予測にはそわない)、後追いながらの展開(この件に限り)。

出来れば、その後の流動性停滞と、財政拡大の矛盾・ギャップが起これば、それを利益にしてゆく狙いを保ちたいですね。


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4月28日 この場面

2009年04月28日 19時04分20秒 | 岡崎克久
19:00 岡崎克久
この場面
昨日に引き続き、買いを削ったり、売りを増やしたり。
昨日のように石油製品を中心にですが、金・コーンもバランスよく削るのが有利かとの方針。

結果として、作戦として、
貴金属・はまだ買越し(買いの方が多い)くらいに・・・
穀物は売り買いイーブンくらいまで・・・
石油製品は売り越し(売りの方が多い)くらいに・・・

出来るだけ、
マイナスに浸かったものを切る
利の浅いもの(ストップ二回分以内のもの??)も切る
利の深いものは夏以降の種玉に残す。
これも今後の展開次第で変化する。
それ以外は売りを作って対応等(あくまでも作戦の一環として、好みに応じて)。

今後
状況(インフルエンザの被害)が悪化するなら、それに応じて売りを増やす作業継続。
何処まで?? 
「状況の改善を確認し、その後、今回の件の経済に及ぼした影響が話題になっている頃」との考えでは・・・ 
(「いつ」との目安も、「いくらまで」の目安も、当分は危険)

上記条件が整えば買いを増やし売りを減らしてゆく作戦では??

木曜にでも、改善がみられるならいつでもこのような段取りの心構えで良い。

穀物問題では無い
昨日も少しコメントしましたが、
石油製品と白金を中心に売りを考え、穀物はエネルギーや工業品の下落につられる程度との考え。
食用豚肉の問題や飼料穀物の問題は小さいかも・・・
それより、人・もの・おカネの移動が滞る事が大きな問題。

また、万が一にも・・万が一にもですが、
人心を恐怖に陥れるような事態に発展した場合、
人が抱え込むのは実物資産(不変のゴールド!!)ではなく、おカネ・キャッシュポジション・「さきだつもの」(それらがインフレに弱い事は頭から一時的に消える)に傾く。
次に食料・・・。これ、本当に深刻な時に暴騰(もしそんな事になっても、バブル警戒、気持ちをしっかり持ちたい)もあり得ます。
要するに、狂牛病や鳥インフルエンザの騒ぎの経験でもって、安易に穀物売りの発想は危険。
程々にが大切。

もちろんそのようなときこそ、次に襲いかかる危険(インフレの可能性)に備えて金(ゴールド)の買いを増やすのが得策かも知れない。
状況に応じて考えてゆきたいです。

利益にならない??
徐々に売りに回り、あまりにも下げるようだと売り越しになっている作戦??
途中でいつでも転換?? それも徐々に??
それなら儲からないのでは??

いっそのこと、「いちかばちか」昨日のうちに売れるだけ売りに回れば大当たりでは??

その事について、
インフルエンザの拡がりを必要以上に恐れてもいけないが、楽観もいけない。
その経緯を勘に頼るのも良くない。
専門家でない者が情報を集めて憶測するのはもっと危険。

なればこその対応。

行ってこいになるなら得をしないが損も少ない、うまくいったら若干得。
底を明確に当てる必要がない。
何処までも下がった場合は売りに回っている。

今回のケースではこういう対応が必要かと・・・。

ただし、
ただし、昨日のコメントのように
「有事の対応」の応用で、状況が沈静化したときに戦略が立てられます。

今は危機勃発点
資金調達と投げでおカネが大事。(この間下落)
状況悪化の可能性もあり(この間は静かに!!)
その後、人と金をふんだんにつぎ込んだ対策を実施、国も企業も個人も。
やがて、つぎ込んだおカネが金融機関に戻ってくる(不況が話題になっているかもしれないが、ここから買いに転換し始めては・・・??)
天下の回りもの、つぎ込んだ資金が金融機関に戻る頃カネ余りが起こる(様々な物が反発し始めるかも)

単純にコメントしましたが、もう少し複雑なメカニズムでしょうね
ですが、観察が細かすぎてはかえってもうけにくい!!
「概ね」も大切。

木曜日
木曜朝には状況が変化していると思います。
悪化しているか、改善の兆しが表れているか、

勘で予想しない。
不十分な情報で推測しない。
必要以上に恐れない。
楽観しない。

木曜の状況を受け入れて、上記の作業を行う。


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引き続き、少しづつ

2009年04月28日 13時12分06秒 | 岡崎克久
12:30 岡崎克久
引き続き、少しづつ
買いを一部減らす。売りを作ってみる(景気に敏感な物の売り)。
少しづつ、状況に合わせて。

一夜明けて市場は一瞬落ち着いています。
昨晩中にも、インフルエンザの状況が悪化した事になるのですが、
市場の反応ついては、昨日の段階で(昨日の東京時間中の様々な急落)で織り込んでいた所になるのでしょうね。

折り込みで休憩→次の不安→状況の変化(沈静化や悪化)
こういった相場癖への対応は、
普段皆さんが取り組んでおられる紛争や倒産等の大事件時の相場と同じ。
その応用でいいと思います。経験を生かして腕の見せどころですね。

安心せず、過度に不安にならず。
状況に合わせて少しづつ作業がいいと思います。
細かくは銘柄の特性に合わせていろいろ工夫してみるつもりです。

今日は時間に余裕有り、いつもの暇人の戻っています。 お気軽にお電話下さい。

今後、どうするつもりか、夏に向けてどんな作戦を考えるかは、夕刻にコメントしたいと思います。


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4月27日 豚インフル

2009年04月27日 21時12分54秒 | 岡崎克久
21:00 岡崎克久

失礼しました、石油製品の売り・・・が念の為に必要かと・・・
との今日の方針。
明日からは貴金属に注目。

豚インフル
インフルエンザについて、

パンデミック(世界的大流行)が起こるかどうかでこの夏の世界(経済情勢)はずいぶん違うかも知れません。

専門家では無い我々が、ここで情報をかき集めて今後を予測する事は避けたい。
むしろ、中途半端に情報を集めて、見落としだらけの方向感を持ってしまう事こそ危険。

日々の進行具合のみ信じる。
たとえば、
先週の段階では「人に感染」の話題しか知りませんでしたが、そこで、人から人へ感染するものなのか、また、そのスピードは・・・ などと話題にして
「大したことは無い」または「大変な事態が・・・」と当てもんすると半分は大当たり、半分は失敗に終わるだけ。

今回は状況を見ながら・・・にしたいです。

食料の問題では無いかも
狂牛病や鳥インフルエンザ事件を経験した社会は、経験の中でのみ物事を判断しようとするので、豚肉問題と飼料穀物問題が一番に注目される。
ですが、数十年の経験は頼りにならない事を嫌というほど思い知らせれている昨今(100年ぶりの○○・・・・等が頻発)。

百年以上、何千年も生きている人なら、世界で起こる大概の事は、経験済みの事ばかりかも知れませんが・・・。
「経験に頼るな歴史に頼れ」って大切。

そうはいっても、飛行機で飛びまわる時代ですからねえ・・・・。

本題に戻ると、
ニュースで危惧している事がが本当なら・・・
鳥や豚が数日間でカナダやニュージーランドまで移動したりはしませんので、感染した人間がウイルスを運んだと覚悟しなければなりません。
もし、事態が深刻化するようだと・・・
世界各国が、海外への渡航を禁止するような事態に直面したら・・・・
人の流動が止まるのにつられて、物とマネーも動きを鈍化させてしまうかも知れません。

株式の急落(リーマンショックの時のような3%以上の下落を三日間続けるなど・・・)の可能性もここでは頭の片隅に。

戦争・紛争に加え大災害時の対応(有事の対応)を心つもり(心つもりだけ)したいです。

有事の波乱
最初(第一報)に金が買われるかも知れません(有事の金買いの手)、
ですが、第一報が一巡した後でよく起こる事は
「短期資金のひっ迫」
気をつけたいですね、有事に人気が出るのはゴールドよりもむしろキャッシュの場合が多い。
目先の資金調達(国・企業)と金融決算(ポジションチェンジ・手じまい)の増加によります。
なので、金の強含みにはついていっては危険。
むしろタイミングをずらして金売り(マネーの急騰狙い)も考慮。

金の上下に悩む前に、リセッションに弱い石油製品の売りが得策かも、金は遅れて売っても・・・。

穀物急落のパニックについてゆくと危険。
上記理由で食料の問題では無いかも知れないから・・・・。
豚を減らす問題では無く、安全な食料不足の問題だとしたら・・・・、
下手すると食料こそ急騰してしまいますので・・・。

以上は心構え。
後は、連休突入の木曜日までに
”ニュースを見ながら”徐々に対応ポジションを組み替えてゆくのでは・・・?

今日の所
石油製品を減らすまたは売りを作る・白金の売りを持つような方針を取りました。
事態が深刻になるかどうか、経緯を見極めながら(大丈夫なら途中で中断するつもりで)との思惑。
金・ガソリン・コーンの買い全てに対して売り越しを作らない範囲でとの今日の作戦で様子を見ながら明日も・・・。

海外渡航者が昨年より大幅アップとの土曜日でしたが、今週末の成田は様子に変化が起こるかも知れませんね。

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4月26日 鈍化

2009年04月26日 11時54分03秒 | 岡崎克久
11:30 岡崎克久
鈍化
「今は景気の下降が鈍化してきている」
との声がよく聞こえる。
様々な指標などを分析するとそうなのだろう。
前回よりも悪い数字が多いが、悪くなるスピードが緩んでいる観測もできるのか。

油断大敵、今は下降に向かっているとの意識を持ちたいですね。
さて、
不況は売りでしょうか??
「円やドル、ユーロが揃って急落」が不況の行き着く先なら・・・・?
どれを保有しても逃げ道は無いかも

ならば、もっとローカルな通貨がいいのでは??

探せば貨幣価値の下がらない通貨も見つかるかもしれませんが・・・。
わざわざ通貨の代わりを他の通貨に求めなくても・・・

昨年の夏には想像も出来なかったほどの通貨人気(売りポジション人気:売りポジションは通貨買いの一面が有る)。
一方、先週の日経新聞にこんな記事も
戦前の高橋是清蔵相の金融緩和策・資金供給策について、その効果と欠点、その後の影響について、日銀内での評価は賛否両論らしい・・・みたいな内容
大きく話題にされるのももっとも、
今は世界的に危険なほどの緩和策を展開中ですので。

不況だデフレだ!!と平成不況的視点からは一歩異なる視点を論争している人たちもいるのだとの認識が必要。

以上、今日明日の相場とは関係ない話題でした。

今週
先週は下がったのが原油・上がったのが金・横ばいしたのがコーンでした。
今週はその逆になるか??

ドルの下落具合が難しいですね。ドル安は金・石油ともに持ち上げる。
市場が、ユーロ上昇と判断し勢いがつくようなら、リスク許容度拡大で円安方向。
東京の商品も上昇の週になるかも???

ですが、ユーロ上昇ではなくドル売りに拍車がかかり円高に振れることも・・

この三つ巴に注視。

大きくは緩和中ですので買いを基本にするのでは有りますが・・・。

成田
成田からの海外出発が昨年より大幅アップ。
皮肉なものですね、
昨年の今頃はこんなに不況を騒いでなかったのに、
なのに今年の方が旅行する人が多いなんて・・・・

相場ですね、燃料代・空港使用料、
下がれば買う人が増える。
好景気中に頑張り、不況で委縮する大企業はどうしても後手に回りがち。
大きければ大きい程、仕方のない事。
これは上記緩和策の話題とは別の側面。

小回りと機転の利く庶民になりましょうぞ


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4月25日 ドル反落

2009年04月25日 14時46分00秒 | 岡崎克久
14:30 岡崎克久
ドル反落
ドル反落というよりユーロの自然反発ですかね。
それ以外に目立った動きのない金曜夜でした。
石油の上昇は、ダウ上昇につられたのが半分・ドル反落で買われたのが半分。
クライスラーのニュースはNY時間には特に材料にされなかった様子。
もとより、この材料は強材料か弱材料化かの判断が難しい(昨日のコメント)。

一方、円高に弾みが付きそうな場面が有りましたが、日米に原因は無く、むしろ、株の上下とユーロの上下による弾みだったような動き。

ユーロ相場注目の来週か??

日米ともに、長期金利が上向き中。
資金はリスク資産方向??

写真は東京支店前のつつじです
雨の土曜日。

4月24日 破産法準備

2009年04月24日 21時43分58秒 | 岡崎克久
21:30 岡崎克久
破産法準備
朝からの話題は草事件とクライスラー。
クライスラーに破産法準備を財務省が指示していると米タイムズ紙に・・・ とのこと。

複雑で、今一よくわからないのが本音。
何が??
法的な問題では無く、政治的に経済的に起こりうる効果が難しい。

今の時点では破産が不況で、存続が好況という図式とも限らない。
「破綻」という言葉のインパクトが投資家心理に売りをイメージさせる効果はありますが。
投資家の第一印象と反対方向に相場が進むことも多く、
そこにはイメージとは別の、実質的な変化の内容が関わってくる。

大きな意味では、法的な変化はあれども、社会に掛ける負担という意味での変化は「提携・破たん 等々」の言葉の中から明確に図るのは難しい。
単純な図式で、企業救済に費用がかかるか、失業対策に費用がかかるかでほぼ負担増に変わりないとの認識が必要。
大切なのは、中国株下落(昨年正月)やサブプライム問題出現(同春)時点にほぼ決定した(不況が)事に昨日今日の細かなニュースでは変化無し(更に新たな問題勃発という意味合いが薄い)との認識も必要なのでは。
あくまでも、政治を行う立場では無く、商売や投機(効率的な流通と需給の担い手)を行う立場としては・・・ですが。

円高
今日の円高は上記ニュースと関連深いところも有るのですが(更なる株式下落予想とリスク資産縮小は円高を招くとの思惑)、
もっと、投機的なものとの声も・・・。
ユーロ下落(ECB利下げ思惑で始まった)の一服と同時に投機的なユーロ売りポジションの巻き返し(円買い戻し)が起こった事、同時に投機的なドル買いポジションが円買いに向く(一部は株安時の円高進行狙い、一部はテクニカルなフォロー)。
いずれも、日計り的には場に従ってもいいかも知れませんが、内容的に明日のゆくえが不確かな事柄。

一連の下落
不況ニュース等のプレッシャーも有りますが、
基本的に、上記に述べたように、今日の「東京株押し・東京時間の円高進行・東京時間の石油製品押し」は今週月曜日に始まった様々な下落の余震と予想。
数日間の揺れは有ると思いますが、反発すれば出発地点までは早いとの思惑です。
理由は昨日までのコメントに同じです。

そのまま動かずも可、多少のポジション調整を試みるのも可、と方針打って、
昨日から再びの金・ガソリン・コーンの積極買いポジション、
継続で来週が有利かとの思惑です。


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4月23日 昨日と今日

2009年04月23日 22時10分04秒 | 岡崎克久
21:00 岡崎克久
阿修羅像
昨日のコメントの続き。
写真も昨日の続きです。

巨大な仏像が登場した訳では有りません。
まほろば館(昨日のコメント)のウィンドウに大きく投影されている画像です。
せんとくんは入口右側。
で、
左の窓一面に大きくこれが投影されているので迫力!!
みんな立ち止まってしまいます。
阿修羅像はファンが多いですね。
この表情は美しいと感じる。
奈良時代も今も美的感覚は同じなのであると・・・・。

今、上野の国立博物館で見られるらしい(6月ころまで??)。

昨日と今日
の二日間にかけては、買いを増やしてみる(ガソリン・コーン)のも良いのでは・・・?
との方針。
一昨日の夜の安値を取りにいくような動きが見られたら、それを拾うようなイメージ。

テクニカルには
戻り場面?? 下落トレンド?? ほか、円高進行を理由に売りが入りやすい所と思われます。
ただ、円高の正体とその理由がはっきりしないので、判断に迷いが出る。
値動きと場の雰囲気で探ろうとすれば、この数日の上下には振り回されるだけになります。

騒ぎ
ここで騒いでいるのは値動きだけ(特にユーロ)。
企業の決算も良・悪両方にサプライズ。
週末のG7でも、ユーロの下落騒ぎは本題では無く、負の資産の回収と国際協調が本題。(そのようになりそう・・・・今のところは・・・とのこと、あくまでも未定)
また、それら金融安定化策の継続(ここで油断してはいけない、手を抜くなと米財務長官も呼びかけている)ですかね。
何度もコメントしてますが、ユーロ急落の引き金になったECBの動向もこの一種。
日本・IMFなどなども日々前進(半歩づつ??)?? 改正産業再生法は昨日でしたっけ。
静かに進行しているものも有る。

恋に焦がれて鳴く蝉よりも、啼かぬ蛍が身を焦がす。

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4月22日 今日と明日

2009年04月22日 20時24分10秒 | 岡崎克久
20:20 岡崎克久
今日と明日
細かなポジション調整をするなら、
今日と明日の二日間に分けて、昨日減らした分等の買い足しが有利かとの方針。

基本的には、無理に動く必要もないところとの思惑。
月曜に始まった下げは、早くて火曜日(昨日)まで、長くても木曜辺りまでの「調整」に値する下げではと予想。

今回は、トリシェ発言で始まったユーロ安が原因では?
ユーロ安に影響されてのダウ下落・円高・原油安だった可能性あり(昨日から同じコメントですが)。
なので、一昨晩のように、バンクオブアメリカの決済が良くても、「内容がどうのこうの」と重箱の隅から弱材料を見つけ出し売られ、
逆に昨晩は企業決算の悪い発表で安寄りしたにも関わらず、財務長官発言を好感して買われたり。

元々、ECBの利下げ思惑は、金利にだけ注目するならばユーロ売りになるのかもしれませんが、
不況思惑によるユーロ下落(リスク思考低下のユーロ下落)とは性質が異なる。
むしろ、リスク資金増加が控えている材料。
ただの「ユーロ安=株・商品売り」だけの判断では悲劇に見舞われる可能性大。

とはいえ
とはいえ、短期的な投機資金は、新聞を読まないコンピュータを含め大半が場の雰囲気と値動きだけで次を予想する。
動き出したユーロ安と株安・石油安に惰性は多少付きまとう。

よって、今回の下落は、ストップロスやフォローの売りが一巡して最初の反発を見れば、その後下落のトレンドにはなりにくい。
むしろ、買いの材料に対して、システムの誤作動的な下振れが加わる現象との見方が出来る。

このように考えて、最初の反発を見れば(昨晩でしたが・・・)その後は最初の押しから買ってゆくのが有利かとの作戦が考え付く。
昨日の段階で、昨晩の反発が予想できたかどうか??
連鎖的値動きが一晩で一巡するか三日間続くかを明確に当てようとする行為は避けたい。
「当てもん」に必死になって当たったり外れたりを繰り返せばトレンドが見えなくなってゆく。
ですので、早くて一日、長くて三日、最初の反発が有れば次の押しで・・・。
との思考を大切にしたい。

昨晩の安値
昨晩の欧州時間帯辺りが一番安かった(株も石油も穀物も)ような感じですが、
その安値を取りにゆくものもあるでしょうし、もう届かないものもあるかもしれません。
概ね、その辺りを拾ってゆくようなイメージをもちたいですね。
あせらず、今日と明日に分ける狙いでは・・・??






せんとくん(写真)
奈良県からおこしの「せんとくん」です。
東京日本橋に「奈良まほろば館」(物産展のような)なるものが・・・ 
いつの間に??  おそらく週末から?? 
いつまで?? わかりません、
相場と関係がないのであまり熱心に調べません。
情報!! 「柿の葉寿司」が食べられます。

「あー”せんとくん”だー」
道を行く人に人気です。可愛い!! との声も。
並んで記念写真を取る人も多数。
このキャラクターが有名だった訳は皆さんご存知。
ですが、不評だったとは思えない人気ぶりです。
近寄ってみると可愛いですよね。

「新しいものにはまず抵抗を感じる」「慣れてくると可愛さが見えてくる」
自分たちの感情のメカニズム。
新しい事が連続してやってくる昨今ですが、
何でも、前向きに受け入れてゆきたい。


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ここからの

2009年04月22日 13時42分45秒 | 岡崎克久
13:30 岡崎克久
ここからの
NYダウの反発を見て・・・・・ 昨日昼からのコメントの続き。

細かくポジション調整を行うなら、ここからの下げを押しと予想して
ガソリン・コーンを買ってゆく(今日と明日の二日間に分けて)作戦有利かとの思惑。
理由は昨日のコメントのとおり。
夕刻にくわしくコメントしたいと思います。


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4月21日 連鎖への対応

2009年04月21日 21時03分15秒 | 岡崎克久
20:30 岡崎克久
連鎖への対応
「利下げ思惑なら買い(どの商品も、株も)でいいでしょう・・・」
「別に、数日間の上下をいちいち相手にしなくても・・・・」
で、終わらせると、毎日のコメントが無くなりますので
ECBの利下げ思惑にちなんだコメント!!

昨日のNY原油下落について
売った人の全てが同じものを見て売った訳では無いかも・・・
ここから、切り崩したい。

一番の多数派は「三角もちあいを下に離れたから」でしょうね。
寄り付から安かったのではなく、時間を追うごとに売られたのは
材料によってでは無く、値動きが動機で人々が動いたから。

その前に、下ぶれする原因を作った売りは??
値動きで判断しての売りでは無く、他の市場を見てかも知れませんね。
おそらく、ユーロの下落で「ユーロ下落=原油売り」のようなHOWTO売買では??

上記二派に、「利下げは上昇かどうか?」と尋ねても
「将来に興味なし」との答えが返ってくるのみと想像します。
ニュースで、バンクオブアメリカの・・・ と報道されても
「マーケットで起こったこと全てを明確に報道されているとは限らない」
くらいの認識が必要では。

トリシェ総裁の発言は株高を沈静化する目的では無く、むしろその逆に景気上昇を狙っての発言。
市場では複雑な連鎖が起こり
利下げ思惑は短期筋にユーロ売りの行動を起こさせた。
ユーロの上下でのみの判断が、ダウ・石油を下押しする。
次に、
何が起こったか確認せず「ついてゆく」売りが入る。

昨年夏、全くこの逆が有りましたね。
「利上げも考慮」とのトリシェ発言、石油上昇を覚まそうとしての発言でした。
本来なら石油売りが有利と考えられるところ。
ところが、当時、金利だけの判断でユーロが上昇。
「ユーロ高は石油高」との当時の世相で原油急騰でした。
それに飛び乗って買った人・・・
利は乗りませんでしたね。それどころか、その後の悲劇は皆さんもご存知。

少し、似てますよ。
要注意ですね。

ならば
秋・冬頃から買いを続けている人は、特に問題無く静観してみるのも可能か??
との思惑。

3月頃から、買い転換した多くの投機筋にはここが試練の場。
3月に「景気回復期待」と叫び4月に「天井打った」と叫ぶのでは世相のパニックを」煽るのみ。
パニックを煽ったら利益になりにくい(需給調整をなしえた人・パニックの沈静化に寄与した人に利が乗るのが市場の仕組み)。
とはいえ、
昼のコメントのように、株安に商品安と円高が伴うような「換金場面」では一日の値動きも大きくなる危険性あり。
ゆっくり構えていいのは、数か月の利を乗せている場合のみ。
ここは、パニック終了までの対応が必要か?? と思います。

そこで、
内容的に極短期の換金
癖として、チャイナショックやブラックマンデー型の特徴(これらは天井じゃ有りませんでした)
早ければ既に終了。
長ければ後2~3日。
長いか短いかをピンポイントで当てようとするのはかえって危険。

以上の心つもりで。
パニック終了時まで、売り越しも買い越しも控える。
終了と同時に最初の押しから試し買い。

こういうのでどうかと・・・・。

連鎖への対応を冷静に行えば次が有利になってくるかも。

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長ければ

2009年04月21日 14時00分54秒 | 岡崎克久
13:43 岡崎克久
長ければ
長ければ、あと2日??
短ければ、今日まで??

円高に株安と商品安が加わっています。
パニック的という訳では有りませんが、
チャイナショックやリーマンショック等などと同じ(今回は極小規模の)換金の特徴が出ています。

午後の戻りで
ポジションの深い人(昨年秋以降・冬以前から買いの人)、
あえて動かない方が・・・との思惑。

ポジションの浅い人(春から買いの人)
午後の戻りで、何か売りを持ってみるのも・・・。
応急処置的な売りで、利食いを目指すのではなく、
乱高下の始まりから、次の挑戦では・・・
反発スタート時の最初の押し狙いが理想。

ポジションのかなり古い人(昨年秋以前、下手すると夏場から買いの人)
再構築の必要があると思います。
この辺りの動きをきっかけにするのチャンスかも知れません。



一時的な可能性?? あくまでも可能性
について、詳しくは夕刻コメントしたいです。

お気軽にお電話いただいてOKです。
日々結構暇人(お気付きかもしれませんが)ですよ。


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4月20日 ユーロ

2009年04月20日 20時38分00秒 | 岡崎克久
20:00 岡崎克久
ユーロ
トリシェ総裁が異例の処置を発表するという。
「一段と緩和を進めるとの事だろう」と市場の見方では。
それって、
ユーロの強材料??、弱材料??

それが難しいです。
簡単に解ればインチキですよ!!
って、過激な発言はまた読者を減らしますね。

難しい説明では「硬式商品取引」になってしまいます。
目指せ、軟式と公式の中道!!
どうでもいい事は「半端もん」でなきゃ、、、

利下げを連想して、金利売買(金利動向を材料に為替相場を張る)に走るなら、
ユーロ売り。
投機資金増を考えるなら、株高とリスク許容度の拡大を考慮して
ユーロ買い。

第一印象は前者に傾いた様子。

さて、東京市場での商品売り(今日の売りの手)の動機は、円高半分。
ドルを売った(円高)投資家(プロも一般も)の心を動かしたのは、本日午前中の東京株下落か、ユーロ下落だったか・・?
単に、朝から円高に振れたので「ついていっただけ」かもしれませんよ。
ニュースでの解説と、実際に売り買いした人の動機とのギャップが次のヒント。

さて、
コーン・ガソリンが大きく下げ、下げが小さかったのが金。
先週の逆??
ならば、先週からは流れが変化して、株安・石油安・穀物安の週が訪れる??
ならば、金が逆に下げ渋る・??

全て可能性は有りますが、今日の東京市場の地合だけで判断してはいけないと思います。
最初にコメントしたユーロの行方が難しいから・・・
また、これって世界的な株式反発ムードを更に進める要因でもありますので・・・。

ポジション・金・ガソリン・コーンの積極買いポジション継続。
冬場の弱気筋が春の訪れで一瞬買いに回った(踏んだ)のが3月??
ところですぐに失速、再び暴落説を復活させる。
右往左往しては損。
ダウの方向を見極めてから、金がいいか、石油・穀物がいいか判断し直すのが良いかとの方針。


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4月19日 小動きなればこそ

2009年04月19日 12時00分00秒 | 岡崎克久
12:00 岡崎克久
小動きなればこそ
小動きなればこその特徴
「大きく踏みあがらない」
「銘柄の特徴が出やすい」
この二つに尽きますね。

石油製品
踏みあがらないのでゆっくり。
売っている人も買っている人も動く動機の無い日々ですね。
日計りや1~2日を狙っての売買が出来高の中心になりがちです。
短期なれば、逆張りで狙うしかない。
ですが、要注意。
今回の上昇はカネ余りの可能性あり。売りは粘らない姿勢が重要かも。かもです、あくまでも、念の為。
穀物
全体としては上向きでしょうが、小動きゆえに大豆・コーンともに天候に注目が集まりますね。
天候の思惑は「良→悪→良→悪」と交互に入るとの認識が必要。後はそのサイクルを掴むのみ。
ただ、穀物の天候材料は、石油の大きな変動を前にしては材料にならない(昨年思い知った人が多いと思う)一面も。くれぐれも、NY原油から目を離さないで穀物を取り組むのが大切ですね。

個々の特質が強調される小動きにおいては、株上昇=金売り が支配する。
ただ、石油の上昇が小さいからつられないのであって、石油の急騰(踏み)でも有った場合を考えると危険。また、逆に株式の押しが入っても反発要因に。
要するに、小動きの微妙なバランス内でのみのトレンドの可能性ありとの思惑。
白金・ゴム・粗糖・コーヒー
白金・ゴムはダウより、上海等などを意識したい(先週のコメント)。
あるいは、本当の先行性かも
粗糖・コーヒーは代理戦争気味。
売り方と買い方が自分の仲間の所に集束しつつ有り。どちらかが急騰どちらかが急落??
ダウに象徴される反発ムードがしっかり伝わるのもメジャー銘柄に一歩(数週間や数か月)送れる事も多く、今は注目しないように考えてます。

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4月18日 回復期待組

2009年04月18日 14時26分55秒 | 岡崎克久
14:00 岡崎克久
回復期待組
ダウ堅調続き
堅調といっても目立った上昇も無く、だらだらと上を向いている。
回復期待と報道されるが、はたして、人の気持ちがどうなのか、見えにくいところですね。
むしろ、まだまだ不況であろうとの思いは日米投資家の共通した感覚かも。
回復期待組は新聞を読む人間では無く、チャートのみで売り買いを判断するコンピューターのみだったりして・・・??

コンピューターは感情が入らないから正しいか??
投機において、間違ってはいけないのは、売買システムの根本的な正体。
過去において、一番儲かったパターンや一番安定していたパターン等を分析して、それを実行しているのが基本。
時代が変化したからといって、行動を変化させる仕組みには乏しい。

機械って、止めてやらなければ真面目に同じ行動を繰り返しますね。
要するに、彼らは何も考えない。
モード変換の仕組みも盛んですが、人のメンティナンスが重要。

話、元に戻ります。
トレンド型のシステムが買いシグナルでいるには、背景として、何らかの理由で相場が強含んでいる状態が必要。
かといって、自発的に買いの行動を起こすほど投資家心理は回復していない。
むしろ、心理に従う組は根強い売り思惑。
テクニカルな買いシグナルが盛り上がらないのは心理が邪魔している事から・・・?とも分析出来る。

ならば、根底にある買い方は何処のなのものか??

優良な投資先不足がカネ余りを引き起こしているのかも。
潤沢な資金供給によって、度々米長期債券価格が上昇しますが、低金利と今後の発行増が頭を押さえ、ほっておくとじりじり下がる。
企業に融資??
優良な企業は消極姿勢(減産や縮小を方針とするところも多い)の所が多く、国とは逆に積極的に借りてくれない現状かも??

行き場無く、まんべんなく、おカネが溜まる。
ダウにもその受け皿に入る。
こんな感じかも知れませんね。

不況が進行すれば値上がる仕組み!!
世の中って複雑ですね。

踏まえて
回復期待だと浮かれることなく。
「不況ゆえの不必要な物の不必要な値上がり」的な一面を充分考慮して来週も続けたいです。
基本・穀物と石油が強いか。
株高で金売りの手に弾みがつく事は警戒ですが、
本筋の見えない手、カネ余り中の売りは危険と考えます。

不必要な値上がりも、やがて世の中に回ってくると思います。やがて、やがて。
その時が人の心もついてくる景気回復でしょうね。

穀物・石油・金に独自な動きが目立つ(といっても微妙ですが)今週後半でしたね
その事について、
続きは明日触れたいです。

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