岡地東京コミッションの呟き

商品先物取引業界の主力店、岡地(株)の投資相談部コミッションによる相場コメント。

12月7日 空白

2010年12月07日 18時36分37秒 | 岡崎克久
19:00 岡崎克久
空白
ただの空白ですね。
先週末の上昇(「中身の無い」とコメントしましたが)の後、売り買いの動機の無かった日。
で、株価や石油製品に押しが入ったのだと思います。
金を買う人の動機が多様化していますので、単に株安・石油安だけでも金買いの動機になったり(一部の人の間には・・・ですが)もしますね。

さて、これをきっかけに、石油製品などに売り込みが入るようなら、早々に買い足し(先週減らしておいた分の)を検討、コーンも同じ。
加えて、金のみ上昇するようなら、逆に株価や石油製品の下げ止まり時に金にリグいが入る可能性有り。そのような事態が予想される時は、金の買い越しを更に減らすのも得策。

以上、明日以降の心構えですね。

今日は、
金・ガソリン・コーンの種玉のみの消極的な買いポジション継続が有利かとの方針。

12月6日 週間展望 そしてクリスマス

2010年12月06日 19時47分18秒 | 岡崎克久
19:00 岡崎克久
週間展望 そしてクリスマス
先週の終わり方が重要。
弱い雇用統計でダレだしたNYダウだが、原油の急伸が好感されて上昇した様子。
その、原油上昇は、ドルの下落を好感してとのこと。
そのドルの下落は雇用統計の弱い内容を受けての事。

じゃんけんの、グー・チョキ・パーのような面白さ。

ここで、賢明な読者のみなさんは気付かれたかも知れない。

こういった上下には「中身が無い」事。

隣だけを見た取引が横行。
隣の隣は視野に入っていない手の集まりですね。
週末イベントの日の取り組みにはそのような傾向が濃いです。

で、
求められるのが、いつもの合言葉
「次の材料」
です。
料理番組でも無いのに、「材料」「材料」と気持ち悪いです。

と、まあ、うまく表現できないで苦戦ですが。
「煮詰まっている可能性有り」

今週は、
「伸びたところに利食いが入る可能性有り」
の週だと思います。

以前からコメントしていますように金融機関による年末の資金調達を意識しなければなりませんし、
加えて、投資家の性(さが)も考慮に入れないと。
ポジションに利の乗っている人と、ポジションに利の乗ってない人を比べると、
後者の方が粘り強くなってしまう。
そうです、年末の手じまいも、利食いが先行、踏み上げはその後になりやすい。

もちろん、
「大幅上昇には急落警戒」
「緩やかな失速には浅くでの反発期待」
の基本とおりの構えでいいと思いますが。

総合して、停滞、もしくは失速の週になりやすいとの思惑です。

それをこなしたら、クリスマス。
場合によっては、「投げ踏み」の季節にもなる。




緊張持続
続伸と理解するか停滞と理解するか微妙な今日の市場でした。
金・ガソリン・コーンの種玉のみの消極的な買いポジションを継続が有利かとの方針。

上の週間展望のように、
ここで早々に失速が入るようなら、その失速は浅いのかも知れないと考え
早々に一部利食った分の買い足しを検討。
逆に、ここで続伸なら週内に大きな失速が入る可能性有りと見て、売りポジション等の利用で買い越しを更に減らすまたは無くす事も検討。

こういった構えで、緊張持続です。

03-3249-9070 info@k-okazaki.com
お問い合わせはこちらをクリック
自己紹介はこちらをクリック

岡崎の個人ページを立ち上げました。
「アナログな商品投資のご提案」 http://www.k-okazaki.com 
ぜひお立ち寄りください。
「面白かった」と思って頂けましたら、クリックお願いランクアップ作戦です ^ ^ /

12月3日 とりあえずダ!!

2010年12月03日 18時48分55秒 | 岡崎克久
19:00 岡崎克久
とりあえずダ!!
「とりあえずビール」
ビールを頼む時の作法ですね
ビールに対して失礼なのか??

そうでもない。
「とりあえず」の言葉に続く地位はビールにとっての勲章だと思いますので。

ビールから話題は離れて、
「とりあえず」って言葉は便利だ。

迷った時の無難な選択??
と言うより、
あらゆる可能性を総合して考えて、
どのような結果にも対応できるベストな選択。

これが「とりあえず」ですね。

ですので、乾杯時のビールの選択ははベストな選択。
(ビールに話題が戻ってしまいました。失礼しました。)

で、とりあえず。

金・ガソリン・コーンの買いポジションを半分減らす
(後から建てた利の浅い方を利食うのが得策、ですが、ガソリンに限っては、長期戦を想定して、限月の古い方を利食ってしまうのもいいかも)
で、それぞれ、種玉のみの消極的な買いポジションが有利かとの方針。にしました。

中途半端
雇用統計発表を前にして、「踏み上げ」が起こったほどでも無く、中途半端は否めない。
続伸したと言えるのも石油製品のみ。

ならば、
ここで万が一押すようでもかえって強い相場になりがち。
それって、拾うべき場面とも言える。
もちろん、ここでの続伸は失速警戒ですが。

あと、年末要因との兼ね合い。
これも中途半端。
12月前半に失速注意と言っても今日はまだ日が浅すぎる所。

ですが、
これについては、ここで雇用統計の金曜日が挟まりますので、
「とりあえず」の判断にならざるを得ない。

ってなわけで、今日の方針でした。

文頭に述べたように、
「とりあえず」は気迷いの選択では無く、
多くのパターンを網羅出来るベストの選択。
今晩の上下を当てる事に必死になる事をやめて、
今月後半に、また、来春以降も積極展開が出来るようにを重視してです。
今晩を当てるより、そういった流れを一個一個掴んだ方が儲かりますので。

03-3249-9070 info@k-okazaki.com
お問い合わせはこちらをクリック
自己紹介はこちらをクリック

岡崎の個人ページを立ち上げました。
「アナログな商品投資のご提案」 http://www.k-okazaki.com 
ぜひお立ち寄りください。
「面白かった」と思って頂けましたら、クリックお願いランクアップ作戦です ^ ^ /

12月2日 さて、要注意

2010年12月02日 20時00分00秒 | 岡崎克久
20:00 岡崎克久
さて、要注意

上昇が見えてきたようで、さてこれからという所かも知れないが、
そういう時は、あえて要注意ですね。

週間展望や、数時間前に投稿しました「12月の展望」のコメントのように、
近々ふるい落としの入る可能性、そのような要因が存在します。
あくまでも可能性として。

で、
今晩も続伸なようなら、12月の前半の高値は「利食いが集中する危険性有り」とみて、一部ポジションを軽くしておく必要有りかと・・
逆に、早々に押しが入りながらなら、来週に持ち越しでいいかと・・・
何れにしても、緊張し始めます。

で、(で、が続きました)
“ぬらりひょん”ではないのですが今日は引き続きのらりくらり。ポジションそのまま。
金・ガソリン・コーンのそれぞれ積極買いポジション継続が有利かとの方針。
加えて、明日は少し判断を迫られるかも知れないとの心つもりにしました。

03-3249-9070 info@k-okazaki.com
お問い合わせはこちらをクリック
自己紹介はこちらをクリック

岡崎の個人ページを立ち上げました。
「アナログな商品投資のご提案」 http://www.k-okazaki.com 
ぜひお立ち寄りください。
「面白かった」と思って頂けましたら、クリックお願いランクアップ作戦です ^ ^ /

12月の展望 初旬一度注意

2010年12月02日 17時22分51秒 | 岡崎克久
18:00 岡崎克久
500メートル突破

昨日(12月1日)500メートルを突破したそうで、記念に一枚です。
すごいですねー。巨大ですねー。

12月の展望 初旬に一度注意
相場が強い時こそ慎重に、
相場が弱い時こそ勇気を持って強気。
そうでなければ、長期的な買い方針の維持は難しい。

これを、思い知らされた10月と11月だったと思います。

同じような事が今月も??
まさか??

そのまさかですが、備えるに越したことが無い。
「ふるい落とし」が有った時にふるい落とされない事が出来てこそ、
上昇時の恩恵がこうむれるから・・・。

で、

その可能性の有る事柄が一つ。
以前から、時々コメントに登場させました
「年末資金需要」
ですね。

これ、
普段は「金融緩和中でカネ余り」との言葉を連発する当ブログですが、
それとは逆の効果の有る所。
短期的に「資金の需給がひっ迫」する話になります。

で、いつごろか・・・・

大まかに、12月の前半の何処か。
との予想。
ただ、
暦に記される行事でも無く、誰かが音頭を取る訳でも無く、
その日程を探るのは難しい。

これこそ、日米のいろんな金融機関がばらばらな時期に行って、影響の小さな事も有れば、
同じ数日間に偶然固まって行われ、影響が大きい事もあって・・・

ただ、これも「指揮が統一されていない群衆が行う行為」と考えれば、それをヒントに出来るかも。

資金量の多いニューヨークの株式市場を基準に、
その市場が活況な場合は、その失速と同時に集中してしまう可能性有り。
逆に、その市場が閑散な場合は、集中せず断続的にそれぞれが年末資金の調達を終える。

なんだ。
それなら、いつも戦っている相場の基本と同じ。
って、事でしょうね。

よって、強含みの今月スタートですが、
続伸して活況になるようなら来週前半は要注意。
逆に早々に押しが入りながらならば、さほど気にする必要なし。

がいいのかも(かもです)。

加えて、もうひとつ。
年末の資金需給ひっぱくに併せて、金融当局が臨時な資金供給策をぶつけてくる事も有り。
可能性を考えれば、限が無いほどのパターンが存在すると思うが、
それはそれ。臨機応変でないと。

後半??
「緩和期待」の時期が過ぎて「緩和発表」も終えて、
そしてしばらく時間が流れて。
中国の引き締め注目と欧州の金融危機が注目されて・・・・

常に相場は現注目から先の方へと進む。

で、

忘れられていた「緩和中のカネ余り」が響いてくる。かも。
欧米のマネーは、クリスマスを過ぎればすでに来年の相場を開始してしまうのか・・・
これ、
アジア勢の踏み上げが引き金になる事も有って・・

要するに、今月前半に調整場面が有ったとしても、それを売り込むのは得策では無く、
むしろ、そういうところでこそ強気に・・ がいいような、予想。
予想です。あくまでも。

03-3249-9070 info@k-okazaki.com
お問い合わせはこちらをクリック
自己紹介はこちらをクリック

岡崎の個人ページを立ち上げました。
「アナログな商品投資のご案内」 http://www.k-okazaki.com ぜひお立ち寄りください。


「面白かった」と思っていただいた時は、クリックお願いランクアップ作戦です ^ ^ /

12月1日 そのまま

2010年12月01日 19時52分20秒 | 岡崎克久
19:55 岡崎克久
そのまま
失礼、手抜きコメントです。
金・ガソリン・コーンの積極買いポジション
今日も継続が有利かとの方針。

ただし、
今月中にも、一回は失速を警戒して、
ポジションを一部減らしらり(利食う!!)しなければならない場面が有ると思う。
週間展望には、少しふれましたが、
明日「月間展望」の形で考えをまとめてみたいです。

03-3249-9070 info@k-okazaki.com
お問い合わせはこちらをクリック
自己紹介はこちらをクリック

岡崎の個人ページを立ち上げました。
「アナログな商品投資のご提案」 http://www.k-okazaki.com 
ぜひお立ち寄りください。
「面白かった」と思って頂けましたら、クリックお願いランクアップ作戦です ^ ^ /

11月30日 同じ

2010年11月30日 18時42分17秒 | 岡崎克久
18:30 岡崎克久
同じ
2008年の序盤に同じ。
中国が「熱さまし」を試みて、株式市場がや不動産が下落傾向を示すと中国マネーは資源投資に向かった。
それ以前にも、チャイナショックなど、中国市場の影響で急落を挟みながら、大筋では上昇を演じてきた。
これは、資金の流れが作る相場と一時的な心理作用を混同して起こった事。

もうひとつ、同じ事。
かつて、米国が「熱さまし」を利上げによって行おうとしたが、低金利な日本マネーが流れ込み効果が無かった時代が有る。
商品市場はと言うと、米国・日本共に上昇を演じた。
細かな資金の方向性が問題なのでは無く、資金の量的拡大が原因だった。

混沌
よく、この言葉を使いますが、今回も混沌。
罫線的には方向感がつかみにくい所かも知れませんが、
そんな時にこそ、大まかな土台を重視ですね。

昨日の「週間展望」で少し「年末の資金需要」について述べましたが、
これについて来週は警戒するとして、
今日は
金・ガソリン・コーンの積極買い継続が有利かとの方針。

加えて、
「年末の資金調達需要」(ここは一時的に資金の需給が引き締まる。短期金利なんかは上昇しやすい)これついては金融当局者も当然深く考慮している所なので、株価の崩れや短期資金の不足などの事態が起こった場合はそれに潤沢な資金供給をぶつけてくるパターンも有り。
よって、必ずしも株や商品が崩れるとは限らない。
世の中は、そんな感じ。

03-3249-9070 info@k-okazaki.com
お問い合わせはこちらをクリック
自己紹介はこちらをクリック

岡崎の個人ページを立ち上げました。
「アナログな商品投資のご提案」 http://www.k-okazaki.com 
ぜひお立ち寄りください。
「面白かった」と思って頂けましたら、クリックお願いランクアップ作戦です ^ ^ /

11月29日 週間展望 入口

2010年11月29日 19時03分56秒 | 岡崎克久
19:00 岡崎克久
週間展望 入口
日米共に、祝日を挟む週(先週)を終えて、
で、今週は月末月初である。

相場が上下どちらかに傾きすぎて迎える月末月初は資金の逆流警戒。
今回は、それは無い。

どちらかと言えば、気迷いの中で月末に突入。

さて、年末が始まる。

年末年始に、大きな相場が有る年も有りますが、
すんなり乗っかる事って、案外難しい。
わざわざ、逆の手を振っている人や、右往左往で嫌になったところで置いてけぼりを食らったりの人も多いのでは??

これ、
12月が案外一本調子で無い事に起因するかも知れませんね。

12月は金融機関が年末の資金調達に動く時。
「金融緩和」とは逆の話。
ようやく最近になって、商品の需給話ばかりでは無く資金の需給にも目を向けるようになってきましたね。この商品業界も。

来月前半に要注意。って思いです。

とはいえ、
動意薄の週が終わったので、ここで一度動意付く週にはなりそうですね。
新しい材料は毎日いっぱい入って来るでしょうが・・・・
それは押し並べて、プラスマイナス無しになりがち。
ならば、罫線が固まってきただけを動機にする資金が動き出すので、
それによりけり。
今月中盤に大きく押した後遺症が忘れられてゆく日柄かも知れませんね。

来週は要注意として、
今週は強気を維持が得策なのかも。(かもです。かも)




今日は、
金・ガソリン・コーンの積極買い全て継続が有利かとの方針継続。

03-3249-9070 info@k-okazaki.com
お問い合わせはこちらをクリック
自己紹介はこちらをクリック

岡崎の個人ページを立ち上げました。
「アナログな商品投資のご案内」 http://www.k-okazaki.com ぜひお立ち寄りください。


「面白かった」と思っていただいた時は、クリックお願いランクアップ作戦です ^ ^ /


11月26日 同時進行

2010年11月26日 19時17分00秒 | 岡崎克久
19:10 岡崎克久
同時進行
アイルランド救済策の行方。
上海株の動向。

この二つに揺さぶられる相場。

直接の結びつきが少ない二つの注目点が同時に進行している。

特徴は、
アイルランド救済の話題はドルの反発材料になり、同時に不況材料でもある。
有るが、しかし、ユーロの信用不安によるドル反発(ドルが強くなったわけではない一面も有り)なので、
「金融不安」とのお題目で金の強材料になっている。

一方、上海株の下落は、そのまんま引き締めによるマーケットの資金量の低下。
よって、金にとっても売り材料である。
加えて、アジア時間帯の株式失速は、金の弱材料になる事が多い。

で、
方向感なく・・・・になっている。

ですが、
良く考えれば、

今回は、今月中盤の大きな押しのあと、反発後第一弾の買いが一巡した所。
上記二つの事柄に揺さぶられなくとも、元々もみ合いになりやすいタイミング。
更には、日米双方に休日が一日入った週でも有り。

ですよね。

よって、
深く考える必要も、さほどは無いのかも??
かもですが。あくまでも。

持ち合いに右往左往させられる間に、
後付けで欧州と上海が細かく注目される傾向も・・・。
実際に欧州情勢の分析も益々細かな話題に突っ込んできていますし、
上海株の弱含みも実際は小幅持ち合いの範囲内での動きを東京の商品市場が過剰に反応してしまいがちな所も・・・。

ってな感じの今日です。

金・ガソリン・コーンの積極買いポジション全て継続が有利かとの方針です。

目を離してはいけないが、判断するには早すぎる(昨日のコメントのような理由で)のが朝鮮半島情勢ですね。
「有事の買い」「有事の売り」(どちらの判断も居ますが)それ以前に、「有事かどうか」の判断こそが重要で、しかもそれは今後の展開次第との思いです。

03-3249-9070 info@k-okazaki.com
お問い合わせはこちらをクリック
自己紹介はこちらをクリック

岡崎の個人ページを立ち上げました。
「アナログな商品投資のご案内」 http://www.k-okazaki.com ぜひお立ち寄りください

よろしければ、クリック、応援、お願いします。

11月25日 雪崩

2010年11月25日 18時39分05秒 | 岡崎克久
18:40 岡崎克久
雪崩
冬が始まりました。

今頃かよ!!

って、

自分の心の中では勤労感謝の日までは秋と決めている。
秋を長めにとっている。

秋の間にしなければならない事がいっぱいあるから。
頭の中に哲学をいっぱい溜めないと・・・

とはいえ、

ろくでもない事ばっかりを蓄積(脳に、心に、精神に)して、毎年終わってしまいます。
庶民ですから・・・。

で、タイトルに戻る。
「雪崩」
冬らしいい?? と言うより全然季節感の無いタイトルですね。
雪崩は冬が終わる頃のタイトルなのに・・・・。

ただ、昨今のTVニュースと今後の展開を占ううえでは非常にタイムリーなキーワードだと思います。

さて、
雪崩の一番最初、
ほんの小さな塊が積雪の表面を転がる所
または、
ほんの小さな亀裂が積雪の表面に出来てずれ落ちる所

いずれにしても、
その最初の小さな出来事が、大雪崩につながるか、すぐに収まるかのヒントは、
その小さな「転がる雪だるま」または「積雪表面の亀裂」の中には見いだせない。
同じ規模の崩れが生じても、それが雪崩につながる時とそうでない時が有って、
その小さな崩れを分析してもその違いは見いだせないから。

全ての鍵を握るのは、
その小さな雪だるまが転がった先の状況。亀裂の滑り落ちた先の状況によりけり。
また、
更にその先の状況によりけり。

「偶然」が重なって、崩れるという現象が拡大してゆく。

大きくなってからは「必然」ですね。
大きな崩れに全てがのみ込まれてゆくものですので、
その先は、予想して良い事。むしろ、予想して備えるべき所。

な~んだ。
そういうことか。

事の発端。最初の小さな事件をいくら細かく分析しても、そこに雪崩の原因か一過性かのヒントは見いだせないのか・・・、

とすると、

事件・事故を詳しく掘り下げて、事の大小を叫ぶ、先の事を当てもんする、そんなことは何の役にも立たないのかも。

大切なのは、
崩れた小さな雪だるまを細かく分析する事では無く、
それがぶつかった先の具合、また更にそれのぶつかった先の具合を観察するしか方法は無いという事。

もっとも、
雪崩は、気温が高くなって、積雪の地盤が充分に弱くなっている事も必要なんでしょうね。

韓国の受けた難題。
今ここで悲観論はでたらめ。もちろん楽観論もでたらめ。

一番に、地盤が緩いかどうかに目を向ける。
世界中が殺気立っているのかどうか・・・。

次は、この事件が引き起こす次の状況によりけり。

よって、
昨日今日の判断での、ここの売り買いは「ただの当てもん」になる。

とりあえず、
この事件の経過は横目に必ず注視しながら・・・・
正面では、
大まかな(暦的な)予定にのっとり、
「金融機関の年末資金確保前の一山」(おそらく来月初旬)
を取りに行くイメージで。

が今日の所。

金・ガソリン・コーンそれぞれの積極買いポジション
全て継続で挑むのが有利かとの方針。

03-3249-9070 info@k-okazaki.com
お問い合わせはこちらをクリック
自己紹介はこちらをクリック

岡崎の個人ページを立ち上げました。
「アナログな商品投資のご提案」 http://www.k-okazaki.com 
ぜひお立ち寄りください。
「面白かった」と思って頂けましたら、クリックお願いランクアップ作戦です ^ ^ /

11月24日 今の所

2010年11月24日 18時06分39秒 | 岡崎克久
19:00 岡崎克久
今の所
朝鮮半島をめぐる緊張の影響。
今の所、限定的。

売り買いともに、勘でのみ成り行きの判断をしているのか??
こういう時は難しいですね。

油断しないで、成り行きの観察としたい。

金・ガソリン・コーンの積極買いポジション、
今の所は、全て継続が有利かとの方針。

もし、金のみ上昇して、他が下がるようなら、
その「他」をあえて強気継続。加えて、金のみ失速警戒。

これは、前回のとり越し苦労の時と同じ発想。

この場での、売りは、景気の失速懸念にもとずく物と考えられる。
しかし、これについては、そろそろ疑問に思われてきている所。
つまり、景気の失速ゆえの上昇だったとの事(企業活動の鈍化がカネ余り現象を拡大させている)が最近気付かれ始めているから・・・。

この場での買いは、状況への楽観論。
今回のニュースは、多少深刻さの度合いが大きいものの、類似した衝突はここの所度々で有り、また、それによる株式の下落時は、それぞれ押し目買いのチャンスになってきた経緯による。

何も無ければ、動きにくい週となるような暦の今週でしたが、
これで、一つかき回されている。

緩和を囃してあれほど買いに夢中になった市場も、
時として、その気持ちを忘れる事が有る。

単純に上昇してきた市場にも関わらず、
途中で「売りに回らされて失敗」とのケースが多い二年間でしょうが、
その時々で、本当に「売り」と思わされてしまう状況とそのメカニズムが有るのですね。

03-3249-9070 info@k-okazaki.com
お問い合わせはこちらをクリック
自己紹介はこちらをクリック

岡崎の個人ページを立ち上げました。
「アナログな商品投資のご案内」 http://www.k-okazaki.com ぜひお立ち寄りください。


「面白かった」と思っていただいた時は、クリックお願いランクアップ作戦です ^ ^ /


11月22日 週間展望 混沌

2010年11月22日 18時16分33秒 | 岡崎克久
19:00 岡崎克久
週間展望 混沌
このタイミングで、東京は祝日を挟む。
明けて、米国市場は木曜日が休みとなる。

ここまでの動きで、これらが影響を与えたという事は殆ど無いだろう。

「ついてゆく」のみに夢中で振り回されたプロや一般。
対して、逆張りの稼ぎ時とばかりに反対売買を繰り返したプロや一般。
ともに、祝日を意識しての手ではなかったはず。

ですが、
ここは、それが意識される所。

特徴として、
トレンドの有る時は、
「投げ・踏み」の急所となり一旦それを極めたりが多い。
トレンドの無い時は、
右往左往のそれが鈍化するかも知れませんね。

面白くない事をコメントしますが、
混沌としたところで休日・月末との流れなので・・・・

で、さらに、12月の前半。
金融機関の年末資金の調達が見えて来る・・・・。

あまり、先へ先へと目を走らせ過ぎては足元を無視し過ぎになって良くないですね、
気をつけます。

で、“動意薄な週”と、残念な予想。
先週末に持ち合ってしまった事が、この状態(持ち合い)での「祝日週突入」との状態を作り出した訳で、それが原因で、「動意薄週間」が形成されてしまう事も有りです。

来月中盤にいきなり動意付いて加速、一気に遅れを取り戻す(過剰流動性が暴れだす??)事も有り。かも。

過剰流動性を抱えながら、諸事情で押さえつけられる。
その為に、暴れだしたときに余分に過激になってしまう事もしばしば。

ならば、平均して毎日に分散して、少しづつ暴れてくれたら安定するのですが・・・。

人間の営みの多様性がなせる技で、斑は出来ますね。




ゆっくり
で、仕方なくゆっくりモード
金・ガソリン・コーンのそれぞれ、積極買いポジション全て継続が有利かとの方針。

先週は、海外市場のちょっとした上下に過激に反応する各市場でしたが、
今日はその逆、
海外の夜間取引が前後しても「反応しない」市場でした。

ゆっくりモードでいいと思います。
積極買い再開以来、下げも止まったような・・・(今の所。油断はいけませんが。)
ここで、細かな上下を逆張りしても、効果が小さくなるかも知れませんので。

03-3249-9070 info@k-okazaki.com
お問い合わせはこちらをクリック
自己紹介はこちらをクリック

岡崎の個人ページを立ち上げました。
「アナログな商品投資のご案内」 http://www.k-okazaki.com ぜひお立ち寄りください

よろしければ、クリック、応援、お願いします。

11月19日 特徴が三つ??

2010年11月19日 19時24分11秒 | 岡崎克久
19:00 岡崎克久
特徴が三つ??
そろそろ、収まったですかね。
押しだったと予測しているのですが・・・
だから、今こそ積極的な訳でして。
今日も、
金・ガソリン・コーンの積極買いポジション全て継続が有利かとの方針。でした。
さて、
大きな押しって、
5月の連休中に始まったあれ、
次は夏休みころのそれ、
全商品安くなった時期が有りましたね。(大まか過ぎる表現。失礼。)

それらに比べ、今回の特徴的な所。
三つ頭に浮かびます。

中国にピッタリ連動した
5月の下落時と大きく異なる。
また、
二年前の大暴落時もそうです(サブプライム問題~リーマンショックへ)。

上記両者は、中国の株価が崩れて行く最中にも無視して有る一定期間、商品の上昇は続いています。
で、かなり遅れて追いかけた(下落した)形。

比べて今回は中国の株式失速と同時に日米の商品市場も失速でした。

市場の学習効果??

と言うより、必然だったかも知れませんね。

今回の米国の緩和発表祭りの一巡と中国の利上げ思惑の流行は一連だったと思う。
期待から批判へ、そしてあらさがしで盛り上がるように・・・との
流行が変化するメカニズムそのものでございましょおぉ。
当然、中国の利上げ思惑の発想は米国の緩和を批判しあらさがしする土壌で発生した面も有り??

目先の売買が先行した
次は、
緩和と言う量的問題を材料発表時の「折り込み」とかの短期の材料として扱っている所ですね。

緩和期待で債権を買った人(金利を下げた)も緩和発表と同時に債権を売り始めた人(金利を上昇させた)も、眼中に有るのは、これがカネ余りを呼ぶかどうかでは無く、
発表されて上がるかどうか、
発表されたときに利食えるかどうか、
これにのみ。だったのでは。

そういう意味で、
緩和について、「発表当日の上下については充分折り込んだ」のでしょうが、
肝心な、「長期にわたり量的に影響する」事については折り込んでいない、
と言うより、短期売買筋の殆どには「必要ない概念」なのでしょうね。

これ、忘れたころに響いてきますよ・・・・。と思う(あくまでも思う。です。)。

世の常
三つ目は、当たり前の世の常の事です。

目の前の値動きによって今後を占おうとする資金が、振幅幅を広げました。

一週間前の高値もフォローの買いが余分に入っての続伸。
あの時は長期金利が上昇し始めていましたので、各市場で資金の逆流(上がっているものは下落、下がっているものは上昇)が始まりかけていた。
にもかかわらず、続伸してしまっていたのが商品でしたね。
新聞を読まないコンピューターの参入が特に多かったのかどうかは解りませんが。

一昨日の下落もそうです。
一週間以上続いた米株の失速が米金利の上昇を止めた(株から逃げる資金は債権に向かいやすいから)。
それにも関らず、惰性のもう一押しを商品は演じてしまいました。

コンピューターが新聞を読まない事だけに原因を求める事は出来ない。

本質は、「目の前の値動きでのみ今後を判断しよう」とのマネーゲーム的な手法のシェアが大きいからでしょうね。

特に今日の右往左往は、今後の展開を予想しないで、
「値動きについてゆくのみ」の人達が今後の方向感をつかめていない現れでしょう。おそらく。

さて、
三つ、今感じる特徴を述べました。

方向が読めない(値動きに頼ったのでは)状態では、強気。
方向感がはっきりしてきたところでは、一部利食い。

こういう方針でゆきたい。

03-3249-9070 info@k-okazaki.com
お問い合わせはこちらをクリック
自己紹介はこちらをクリック

岡崎の個人ページを立ち上げました。
「アナログな商品投資のご提案」 http://www.k-okazaki.com 
ぜひお立ち寄りください。
「面白かった」と思って頂けましたら、クリックお願いランクアップ作戦です ^ ^ /

11月18日 キャッシュポジション

2010年11月18日 18時12分34秒 | 岡崎克久
18:10 岡崎克久
キャッシュポジション
こんな時勢にキャッシュポジション(現金・預金・債権)はそれ程得をしない。かも。
書店にもここ数年このような題材の本が目立つ。

とはいえ、
キャッシュポジションでは無いものって、「リスク資産」と呼ばれ、
危ないイメージ。

複雑な世の中ですね。

事あるごとに買いポジションを構築するのも、
日々の相場にどっぷりつかると難しいものです。

ここは、
焦らず待ち。

金・ガソリン・コーンの積極買いポジション全て継続が有利かとの方針。

中国の利上げ観測??
3年前に流行った「チャイナショック」の応用で対処がいいかも知れない。

資金供給国がデフレから抜け出せない??
高金利新興国に資金が流れる??

こんなの世の常だったのかも。
戦国時代から・・・?? もっと前からも??
そんな感じ。

そのうちに、沸騰するかも。

今日は短く過激な締めくくり。
明日からは、真面目で丁寧なブログに戻ります。

03-3249-9070 info@k-okazaki.com
お問い合わせはこちらをクリック
自己紹介はこちらをクリック

岡崎の個人ページを立ち上げました。
「アナログな商品投資のご案内」 http://www.k-okazaki.com ぜひお立ち寄りください。


「面白かった」と思っていただいた時は、クリックお願いランクアップ作戦です ^ ^ /


11月17日 失礼しました、続落。

2010年11月17日 19時34分19秒 | 岡崎克久
19:00 岡崎克久
失礼しました、続落
「ヘタッピ」のなせる技。 またまたです。失礼しました。

一週間前の「積極強気解除、失速警戒ポジション」とした時も、あくる日に続伸され、
「とり越し苦労気味」を嘆いていたのですが・・・・。

今回も「積極姿勢再開!!!!」と気合を入れてコメントしたのち、「続落に見舞われる次第」ですね。

放っておけば、名誉回復も近いでしょう。との思惑。(思惑ですが。あくまでも。)

走りました
ドル反発が走ってしまいましたね。これに勢いがついたので急には止まらなかった。
元々、ドル反発の始まりは米長期債権の失速による米金利上昇がきっかけ。
それに、中国が欧州が・・・と、エヒレ尾ひれがついてしまいましたが。

その米金利の上昇についてなのですが・・・・・。

それが昨晩は更に上昇では無く若干の低下です。実は。。
(もうすでに、「逆のスイッチ」ですね・・・。)

金利が低下する要素で重要なのが、
「株式や商品が下落する事」
が上げられます。

株式や商品のポジションが手仕舞われた時に、
「安全資産」とのイメージで長期債が買われる事が多いです。
「長期債の上昇=長期金利の低下」(細かくは解説しませんが)
に見舞われる訳ですね。

で、昨夜はそれ。

ドル反発の原因の米金利上昇でしたが、
長期金利の上昇がドル反発・株安・商品安を招き、
今度は逆に、
株安・商品安が長期金利の低下を招いた。

「風が吹いたら桶屋がもうかるもんなんですね」

いま、こういう状態。

他にも、
「緩和中なので金融当局のオペ」の可能性等、
長期金利の上昇が真っ直ぐ進むのには歯止めがいくつか存在するのが現状です。

以上を無視して、
それでも米債の下落が続く・加速する。米金利の上昇が収まらないようなら・・・・・・・・??

その時は本当に悪性のインフレ。
ドル買いを行っている所の問題では無く、逆にドルぶん投げも可能性として有り。
金も連日急騰ですね。

って、そこまで極端な発想は頭の片隅だけで充分なのでしょうが。

惰性
そうですね。
ドル反発が止まるスイッチ。
株式や商品の失速が止まるスイッチを自然に押してしまいながら・・・
押してしまいながらも株や商品が続落したのには・・

惰性。
目の前の強弱でのみ売り買いを判断するむき、
とりわけ、新聞を読まないコンピュータは昨晩の米金利の低下は知らない。
金の取引を行っているコンピュータは金の値段しか知らない可能性有り。

こういった惰性の効果をどれほど見積もるかの問題なのですが・・・?
その時その時の勘に頼る?? 前回当たったシステムに頼ってみる??
とりあえず当てもん。

それは放っておいて、ここはゆっくり、
金・ガソリン・コーンの積極買いポジション全て継続が有利かとの方針。

ガソリン・コーンの下落幅が大きかったのには反省。
上記、惰性によるもう一歩を考慮に入れて、一日の狂いもないポジション調整を目指したいですね。
ただ、一日の狂いもない事を目指して「近視眼的」になるのは避けなければならない。
視線は、「次の展開へ・また、その次の展開へ」と保ちたい。

03-3249-9070 info@k-okazaki.com
お問い合わせはこちらをクリック
自己紹介はこちらをクリック

岡崎の個人ページを立ち上げました。
「アナログな商品投資のご案内」 http://www.k-okazaki.com ぜひお立ち寄りください

よろしければ、クリック、応援、お願いします。