19:00 岡崎克久
特徴が三つ??
そろそろ、収まったですかね。
押しだったと予測しているのですが・・・
だから、今こそ積極的な訳でして。
今日も、
金・ガソリン・コーンの積極買いポジション全て継続が有利かとの方針。でした。
さて、
大きな押しって、
5月の連休中に始まったあれ、
次は夏休みころのそれ、
全商品安くなった時期が有りましたね。(大まか過ぎる表現。失礼。)
それらに比べ、今回の特徴的な所。
三つ頭に浮かびます。
中国にピッタリ連動した
5月の下落時と大きく異なる。
また、
二年前の大暴落時もそうです(サブプライム問題~リーマンショックへ)。
上記両者は、中国の株価が崩れて行く最中にも無視して有る一定期間、商品の上昇は続いています。
で、かなり遅れて追いかけた(下落した)形。
比べて今回は中国の株式失速と同時に日米の商品市場も失速でした。
市場の学習効果??
と言うより、必然だったかも知れませんね。
今回の米国の緩和発表祭りの一巡と中国の利上げ思惑の流行は一連だったと思う。
期待から批判へ、そしてあらさがしで盛り上がるように・・・との
流行が変化するメカニズムそのものでございましょおぉ。
当然、中国の利上げ思惑の発想は米国の緩和を批判しあらさがしする土壌で発生した面も有り??
目先の売買が先行した
次は、
緩和と言う量的問題を材料発表時の「折り込み」とかの短期の材料として扱っている所ですね。
緩和期待で債権を買った人(金利を下げた)も緩和発表と同時に債権を売り始めた人(金利を上昇させた)も、眼中に有るのは、これがカネ余りを呼ぶかどうかでは無く、
発表されて上がるかどうか、
発表されたときに利食えるかどうか、
これにのみ。だったのでは。
そういう意味で、
緩和について、「発表当日の上下については充分折り込んだ」のでしょうが、
肝心な、「長期にわたり量的に影響する」事については折り込んでいない、
と言うより、短期売買筋の殆どには「必要ない概念」なのでしょうね。
これ、忘れたころに響いてきますよ・・・・。と思う(あくまでも思う。です。)。
世の常
三つ目は、当たり前の世の常の事です。
目の前の値動きによって今後を占おうとする資金が、振幅幅を広げました。
一週間前の高値もフォローの買いが余分に入っての続伸。
あの時は長期金利が上昇し始めていましたので、各市場で資金の逆流(上がっているものは下落、下がっているものは上昇)が始まりかけていた。
にもかかわらず、続伸してしまっていたのが商品でしたね。
新聞を読まないコンピューターの参入が特に多かったのかどうかは解りませんが。
一昨日の下落もそうです。
一週間以上続いた米株の失速が米金利の上昇を止めた(株から逃げる資金は債権に向かいやすいから)。
それにも関らず、惰性のもう一押しを商品は演じてしまいました。
コンピューターが新聞を読まない事だけに原因を求める事は出来ない。
本質は、「目の前の値動きでのみ今後を判断しよう」とのマネーゲーム的な手法のシェアが大きいからでしょうね。
特に今日の右往左往は、今後の展開を予想しないで、
「値動きについてゆくのみ」の人達が今後の方向感をつかめていない現れでしょう。おそらく。
さて、
三つ、今感じる特徴を述べました。
方向が読めない(値動きに頼ったのでは)状態では、強気。
方向感がはっきりしてきたところでは、一部利食い。
こういう方針でゆきたい。
03-3249-9070 info@k-okazaki.com
お問い合わせはこちらをクリック
自己紹介はこちらをクリック
岡崎の個人ページを立ち上げました。
「アナログな商品投資のご提案」
http://www.k-okazaki.com
ぜひお立ち寄りください。
| 「面白かった」と思って頂けましたら、クリックお願いランクアップ作戦です ^ ^ / |