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おじさんとおばさんのつぶやき出張所

2002年から「おじさんとおばさんのつぶやき」というHPで書いていた記事をこちらのブログで書いていきます。

作り付けの書棚の棚板にコードを通す穴があると便利

2017年11月30日 12時06分58秒 | 家を建てるなら
2017年11月30日

パソコン室と呼んでいる部屋があります。部屋中にパソコンがあるというのではなく、単にパソコンを置いているのでそう呼んでいるだけです。その部屋の一面の壁のほぼ全てを書棚にしました。

厚さ3センチの杉板を縦横に組んだものでしっかりしています。それを組み立てる日に設計士と立ち会いました。その時に設計士が言ってくれたことがとても良かったといつも思います。

棚は建具の店が担当していました。寸法通りに加工した板を運んできて現場で大工が組み立てるのです。この時点ではまだ相欠き継ぎ(十字に組み合わせる継ぎ方)の切り込みがあるだけの一枚の板です。

その時に設計士が言ったのです。「コードを通す穴は要りませんか」と。設計士自身が棚板の奥に穴を開けてプリンターのケーブルなどを通すのに使っているとのことでした。



そのような使い方は考えていなかったのですが、あとで穴を開けるのは大変です。もちろんお願いしました。

メインのコンセントから電源コードどLANケーブルを通すために、角の棚板3枚に切り込みを入れてもらいました。取り付ける前の板なので、ドリルで穴を開けるのではなく、のこぎりで切り込みを入れてノミで切り離すという作業です。



設計士は「横方向は必要ないですか」とも言ってくれたのですが、取りあえずは上下の接続だけでいいと思ったのと、遠慮もあったので3箇所だけにしました。

実際に使ってみると光ファイバーのモデムやLANハードディスクも棚の奥で接続できるのでスッキリします。パソコンとの接続はパソコンラックの背面から壁沿いに棚の中へケーブルを這わせるので目立ちません。

ところが大きいプリンターを買ったためにパソコンラックには収まらず、キャスター付きの台に乗せて書棚の前に置くことになりました。そうするとプリンターのコードが書棚の前にぶら下がるのです。

棚板を上下に通すだけでなく、左右にも通すことができるように縦の仕切り板にも開けてもらったら良かったと思っています。

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北の窓には庇を縦に付けるという、おかしな発想

2017年08月31日 18時44分23秒 | 家を建てるなら
2017年8月31日


東や西に窓があると太陽の光が部屋いっぱいに差し込んできます。冬は暖かでいいのですが夏は暑くて大変ですね。、西の窓に日よけのための布などをぶら下げている家も見かけます。今回は 日よけについてです。

設計の時に日よけについても考えました。東西の窓ではなく、北側の窓です。家を建てる前に住んでいたアパートは南側と北側だけに窓がありました。その北側の窓が暑いと思ったのです。

家の向きを、南の窓に注目して考えると、正確に南に向いている家は少ないのではないでしょうか。土地の条件によって東寄りであったり西寄りであったりするでしょう。ここではは多少のずれは無視をして、大ざっぱに考えます

日の当たる時間は南側の方がずっと長いのに北側の窓が気になった理由を考えます。夏は日の出が早いですね。そして東よりも北に寄った方向から出てきます。東北東ぐらいの方向に山や建物がないと日の出とともに日が当たります。その時間帯は太陽の高度が低いので庇(ひさし)があったとしても役に立ちません。窓全面に日が当たります。夕方も向きは逆になりますが、同じ状況です。

それでおじさんは考えました。いつもの通り、普通の人は考えないような変なことです。

庇を縦に付けたらどうかと考えたのです。朝日であれば窓の東側に付けます。上下の長さは窓の上下と同じか少し長いくらい。壁から突き出る長さは必要最小限の長さにします。



西日にも対応するなら窓の西側にも付けます。窓が広い場合は窓の中央にも付けるようにすると、壁から突き出る長さは短くなります。

この案にはいくつか問題点が考えられます。まずは強風への対応です台風が来ても飛ばされないような工夫が必要です。外観も問題になるかもしれませんが、外からのことは、おじさんはあまり気になりません。それよりも中から窓の外を眺めたときにうっとうしいと思うでしょう。そして日よけの必要のない冬場にも付いたままだということです。

その問題を克服するためにさらに考えました。強風対策としては一枚の板状ではなく、細い板状のものを斜めにして隙間ができるように間隔をとって並べる、つまりルーバー窓をある程度開いた状態にすることも考えました。これなら風通しも良くなって、うっとうしさも少なくなると思ったのです。

もっと理想を言えば、ブラインドのような仕組みにします。そうすると不要なときは壁側にたためます。特注になるだろうから費用はかかるでしょうが、これなら台風が来ても大丈夫でしょう。また時期によって角度を変えることもできます。

設計士には相手にされませんでした。おじさんも変な発想だとの自覚があったので、この案はボツになったのです。

でも夏場になると縦の庇があったらなと、いつも思います。

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アンテナを立てているのにFMがきれいに受信できない

2017年08月05日 18時43分57秒 | 家を建てるなら
2017年8月5日


今回はFMについてです。カーステレオでは主にFMを聴きます。高知市内を走るときはいいのですが、少し離れるとノイズが入り出し、聴けなくなります。集落のない場所では仕方ないと諦めています。

カーステレオの場合は電波状況の良い場所に移動すればまた入るようになります。ところが家のステレオだと、電波状況が良くないといつまで経っても同じですね。天候などの条件で多少変わったとしても劇的に改善されることはないでしょう。

でも引っ越しをすればきれいに受信できるようになるかもしれません。おじさんは何回も引っ越しをしましたが、どこに行ってもFMには恵まれなかったのです。ある程度には聴けるのですが、ノイズが入ったりと気持ちよく聴けないのです。

それでテレビアンテナと一緒にFMアンテナを立てることにしました。設計時には予定していなかったので追加の工事です。



引っ越しをして荷物を整理し、ステレオもセット。FMを聴くと期待したほどは良くないのです。チューナーの受信メーターも良い値を示してはいません。

リビングはテレビと反対方向にステレオを置いたので、そちらの壁にはブースター(種類の違う電波を増幅・混合して1本の同軸ケーブルに出力する機器)からの配線はありません。それで室内アンテナを購入しました。するとそちらの室内アンテナの方が良く受信できています。

アンテナとブースター、そして部屋への配線を接続し直すなどして調べました。その内に原因がわかりました。ブースターがFMの電波に対応していなかったのです。

ブースターはテレビと共用です。ちょうど地デジに切り替わるときだったので、VHFに対応していないブースターにしていました。地デジはVHFは不要だからです。

テレビはそれで問題ないのですが、FMはVHFなのでブースターが役に立っていなかったのです。それで設計士に連絡をしました。

その時点では電気工事を下請けをした会社が倒産していたので問題があったのですが、最終的にはブースターを交換してくれました。「生協の家」で良かったと思いました。

そんな苦労をしたFMですが、今はインターネットの「★らじるらじる」で聴いているので、アンテナは飾りになっています。

ちなみに「★らじるらじる」はノイズのないクリアな音質で聴けるのでお薦めです。チューナーも要りません。スマホでも聴けますよ。


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部屋に洗濯ロープを張ると、部屋干しが楽

2017年06月30日 18時09分49秒 | 家を建てるなら
2017年6月30日

梅雨の時期に困るのは洗濯物が乾かないことですね。その前に干し場に困ります。NHKのまちかど情報室(朝のニュース番組のコーナーで、便利なグッズやサービスを紹介している)で、部屋干しのためのグッズが紹介されているのを何度か見ました。

物干しハンガーをドアに引っかけるのはすぐに思いつきそうです。おじさんが感心したのは、引き戸の上部と溝との隙間に差し込んで、引き戸に引っかけるというアイデアです。
引き戸の隙間を利用して干すためのグッズ「引き戸de部屋干しT型」

アパートのときは色々と工夫しました。まずはハンガーラックに干します。そのハンガーラックと本棚の間に物干し竿を渡しました。

実家にいたときは簡単でした。使っていない部屋があったことと家が古かったので、惜しみなくネジ止めができたからです。

向かい合う鴨居(襖や障子などの上部を受ける溝のある横木)に洋灯つり(ネジの付いたフック 下の写真)をねじ込んで、その間に物干しロープを張っていました。ロープを3本も張ればかなりの量が干せます。



今はサニールームがあるので干し場には困らないですが、シーツなどをたくさん干すときにはロープがあればいいなと思います。

自分の家なのでどこにネジ止めしようが自由なのですが、柱などの木肌が見えている部分には傷をつけたくありません。

そこで思うのは物干しロープ用のフックを取り付ける下地を入れておけば良かったということです。家具を固定するために家具の後の壁の上部には下地を入れています。

壁は桟に石膏ボードを打ち付けて、その上にクロスを張っています。石膏ボードは軟らかいのでネジが効きません。石膏ボードの代わりに合板を打ち付けるとネジ止めの下地になります。

部屋干しの可能性のある部屋の壁にはフックやバーなどを取りつけるための工夫をしておいたら役に立つと思います。


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工事の変更時には必ず見積もりを取って、きちんと確認することが必要

2017年05月31日 19時23分20秒 | 家を建てるなら
2017年5月31日


前回の「新築なのに自分で火災警報器を取り付けた理由」<2017年4月30日>で、火災警報器の見積もりが間違っていたことを書きました。設計図では2箇所に設置となっていて、実際にも2箇所にしか設置されていないのに、6箇所で見積もられていて4個分を余計に支払わされていたのでした。

見積もりに関してはこれだけではありません。大きいものから小さいものまで色々ありました。最初は入札時の見積もりです。

業者の選定の前に各社の見積もりを設計士がチェックをしました。いくつかミスがありました。一例を出すとサッシの数が設計図より少なくて10万円ほど安くなっていました。設計士が業者に指摘をして、再提出された見積書で選定しました。

業者を決定してからも設計の変更や取り付ける器具の変更などをしました。また工事が始まってからも細かな変更や追加の工事などを依頼したので、見積もり時の金額とは違ってきます。

工事の変更での費用の差額については間違いや疑問に思うことがいくつもありました。前回の火災警報器は工務店のミスだということがはっきりしていますが、よく考えないと疑問にも思わないような例を2つ紹介します。

玄関のインターホンをテレビドアホンに変更した場合、元のインターホンの費用が減額され、新たなテレビドアホンの費用が追加されます。どちらも値引きされた金額ですが、テレビドアホンの値引率が低かったのです。機種によって値引率に違いがあることはわかりますが、それでは説明が付かないくらいの差があったように記憶しています。

今度は引き戸の追加です。壁と1枚だけの引き戸の部屋を、壁なしの2枚引き戸に変更しました。そのため引き戸1枚分の費用が追加になりました。引き戸の作成費用と塗装費用の追加です。しかし作らなくなった壁の減額はありません。

これ以外にも水道工事や電気工事の追加など色々なことを頼みました。いくつかについては見積もりをもらわないこともあり、請求を見て予想以上に高くて後悔したこともあります。逆に追加の費用が請求されていないこともありました。

他によくありそうなミスとしては、消費税が考えられます。本体価格だけを減額して、追加では本体価格と消費税が請求されることです。



照明器具を変更したとします。表では本体価格の10,000円しか減額されていませんが、消費税分を含めた10,800円減額されないといけないので、合計は18,360円です。照明器具と消費税だけの記載ならすぐわかると思いますが、他のものと合算した上で消費税を記載されると見落としてしまいます。

これは日常の買い物でも起こることです。商売をしている人でも消費税をきちんと計算できないことがあるようですので、自分で計算しないといけませんね。

家の工事では現場監督や大工さんとの人間関係も大事だと思います。細かい指摘ばかりして気まずくなるのは得策でないかもしれません。でも追加費用の一つ一つの額はそれほどではなくても、回数が多くなると結構な額になります。

見積もりをきちんと取って、間違いや疑問点がないかを確認することは必要だと思います。


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