みどりのスケッチブック

いなかのくらしと身近な自然のスケッチブック。

ビジターセンターと衝動買い

2013年06月25日 | 青森の話
青森も梅雨入りしましたが、なかなか雨が少ないようです。
四国では冬の鳥のイメージのあるモズが、夏空のもとキチキチとにぎやかに鳴いているのでなんだか妙な感じの今日この頃です。

しばらく前になりますが、白神山地のほうへ偵察に行きました。
西目屋という土地には白神山地ビジターセンターがあり、そのすぐそばには物産センターがあります。
まずはそちらを偵察。

建物の中にはいろいろな地元の品が置いてありますが、細竹のカゴやあけびや山ブドウのカゴが目を引きました。
きっと近くのご老人が作ってらっしゃるのだろうと勝手な妄想。
ここにはレストランもありますが、最近できたはちみつカフェ「BeFavo」というお店が気になります。
ソフトクリームやアイスクリームに蜂蜜をかけて食べられるのだそう。
しかもその蜂蜜は蜂たちが白神の山から集めてきた世界遺産の蜂蜜だとか。
早速注文。
アイスクリームがメインのようですが、ちょっと小腹がすいていたのでワッフルとコーヒーにしてみました。



ワッフルにはたっぷりと蜂蜜がかかっています。
しかも、今朝採れたばかりだとか!



そのうえ足りなければセルフで蜂蜜をかけ増しできるそうです。
さすがに甘くて私はこれで十分でしたが。

白神の蜂蜜、おいしかったけどやっぱり自分の飼っている日本ミツバチの蜜にはかなわないな~と思ったのでした。(笑)

一方ビジターセンターは平日のためガラガラでしたが、広い館内には展示スペースがありゆっくりと見て回りました。

ちょっと興味深い一角があったのでご紹介。


キノコをとった時はホウの葉に包んでいたそうです。
こうやって売ってもいたのだとか。
乾燥を防ぎ、キノコにはとても良い包装材料だったそうです。
なんだかおしゃれで合理的ですね。


こちらは蕗の葉のコップ。
昔あこがれたのを思い出しました。
こちらのでかい蕗なら十分コップになるサイズです。
納得。


こちらは昔よく使われていた袋です。


なかなか味わい深いものですが、別の日におばあさんが背中におぶって歩いているのを目撃しました。
コダシは今も現役のようです。

こうしてそこそこ楽しんで帰ってきましたが、気が付いたら家にこんなものが…



えへ、ついつい買っちゃった。
細竹のカゴです。
針金なんか一切使われておらず、すべて竹。
そして意外と丁寧な作りでしっかりしています。
これで1450円は安いよね~…って30分以上いろいろ迷ったすえにいつの間にかこいつが家に居りました。(笑)
収穫カゴとしてもお風呂用のカゴとしても買い物かごとしてもちょうどよいサイズでお気に入りです。
あと、ちっちゃいのと大きいのがあるんだよな~…
行くたびにかごが増えて行きそうで怖い。



あと、何気に置いてあるこの箱なんだかわかりますか?
実は弘前に来てからずっと気になっていたもので、すっきりするために購入してしまいました。(笑)

そう、リンゴ箱です!

弘前ではいたるところでリンゴ箱を見かけます。
一番見かけるのは種もの屋さんで、野菜の苗なんかをリンゴ箱に入れて売っています。
それが何かとてもかわいいのです。
うわぁ~、リンゴ箱ほしいな~どこかで売ってるのかな~…。
そんな煩悩に耐えきれず、探し当てたのはリンゴ箱を作っている老舗
とうとうそこまで行ってリンゴ箱を購入してきてしまいました。
そこのおねーさんいわく、最近リンゴ箱をインテリアに使うといって買っていく若い子が増えたそうです。
やっぱりかわいいよね、リンゴ箱!

そんなテンションでおもわず5個も買ってしまいました。
しかもフタつきで。
今はリンゴ箱の机と棚で暮らしています。

来るときは段ボールだった引っ越しの荷物も、帰る時はリンゴ箱ですね。
リンゴ箱バンザイ!
衝動買いバンザイ!(涙)

コメント (14)    この記事についてブログを書く
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14 コメント

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リンゴ箱 (じゃん)
2013-06-25 22:52:53
かわいいよね、リンゴ箱!
若者のマストアイテム、リンゴ箱!!
そのうちベットもリンゴ箱!
まだまだ増えそう、リンゴ箱(笑)!

いや~、トキワ荘で若き日の漫画家さん達がリンゴ箱を机にして漫画を描いていた漫画を思い出しました。

実物写真は初めて見ましたが、ホントにいいですね
返信する
竹細工&りんご箱 (kent)
2013-06-26 08:11:30
先日TVでべトナムの竹細工で作った1.8mφの船を紹介していました。まん丸で外側を昔は防水に漆を塗っていたそうです。こうなればもはや細工と呼べませんな。
りんご箱、みかん箱など言葉として郷愁を呼ぶ名前ですね。
返信する
懐かしい (モアイ)
2013-06-26 20:51:57
昔、ウチのお爺さんがリンゴ農家だったころ、収穫は竹のカゴを使ってました。最近はプラスチック製が主流になってしまいましたが、竹製は収穫してる人の近くにポンポン投げても壊れず丈夫で補修も簡単でした。両腕に通して30個も40個も一度に運ぶ姿はミシュランのキャラクターのようです。
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じゃんさんへ (オイノコ)
2013-06-26 21:17:58
やめてください、吹き出します!(笑)
しかし、実際増えるかもしれないところが恐ろしいです…。
あ、要り用なら送りますよ、リンゴ箱。
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Unknown (坪ちゃん)
2013-06-26 21:19:31
リンゴ箱、昔、勉強机がわりに…
ってウソウソ(^_^;)
そんなにおじさんではありません。
つい先日、会社でプラント部品を東北方面から送って頂いたのですが、
入れ物はリンゴ箱よりちょっと大き目の箱。
ジャガイモ入れにでも使おうと持って帰ろうと思ってたんですが、
よく見ると、ダニっぽい小さな白っぽい虫がいっぱいいたので、
捨てました。
外材だったんでしょうかね?
リンゴ箱、国産材のようですが、
家にいれる前によく観察してみて下さい。
って、手遅れ?(^_^;)
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kentさんへ (オイノコ)
2013-06-26 21:21:25
ベトナム旅行をした時に、確かに海辺におわん形のその船がたくさん置いてありました。
最初は何だろうと思いました。(笑)
たらい舟のような感じでしょうか。

弘前ではいまだにリンゴ箱が現役ということにちょっと感銘を受けました。
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モアイさんへ (オイノコ)
2013-06-26 21:25:37
竹かごとリンゴ箱のセットは奇遇にも縁のあるものだったのですね!
竹かごで収穫、想像するだけで豊かな感じがします。
いつの間にか身の回りはプラスチック製品ばかりになってしまいましたが、昔からの道具の方が優れていることも多いのですね。
こういうものは大切にしたいですね。
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坪ちゃんさんへ (オイノコ)
2013-06-26 21:36:05
ご忠告ありがとうございます。
弘前のリンゴ箱はすべてパイン材で、リンゴには松の板が良いそうです。
購入した青森資材さんはその場でリンゴ箱を作り、乾燥させて出荷しています。できたての新品ですから虫の心配はありません。(笑)
ただ、表面にカンナがかかっていないので木くずがいっぱいついてざらざらでした。
ここの動画、職人技が光ってます。
http://www.town.itayanagi.aomori.jp/vrh/default.asp?ThisMenuID=025&Key1=2&DispNumber=1&TemplateName=025-0002.tem
返信する
ほうのは (sea)
2013-06-27 14:25:58
包みにしたり、
いろんなモノが現役で
利用されてるんですねー!

カゴ買った時の
えへ
ってゆうのが
お茶目で良かった(笑)
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seaさんへ (オイノコ)
2013-06-28 22:29:57
昔の人の知恵はすばらしいですね!
竹かご、お気に入りです。(笑)
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