災厄

今日、仕事から帰るととんでもないことが起きていました。
家につくと、もうもうとした煙が辺りに立ち込めています。
家のすぐ上で草を刈り、燃やしている煙が家の周り中に充満していたのです。

もしかして蜂によくないのでは？！
家の中に入るよりまず先に蜂の様子を見に行きました。
すると、入口のあたりにたくさんの蜂が群がっています。
近づいてよく見ると、もがいているものや巣から死骸を運び出しているものなどがたむろしています。
はっとして足元を見ると、そこには無数のハチたちが地に落ちてもがいていました。
その数はすさまじく、あたり一面で動き回っているという感じです。
飛んでいるものもぼたっと落ちてきたり、もがいていたものはそのうちひっくり返って動かなくなりました。
その死骸にはすでにアリが群がっています。


よくみるとたくさんの蜂が・・・





数えきれないくらい死んでしまいました。
数百は死んだと思います。
悲しい…。

見るに堪えなくなって、ついに草を燃やしている人に苦情を言ってしまいました。
田舎なので刈った草を燃やすのはあたりまえですが、次回からは風向きに気を付けてほしいと。
今回は枯れ草だけでなく生の草もたくさん燃やしていたので相当な濃度の煙が直面しました。
蜂たちには非常にかわいそうな災厄でした。
営巣が順調に行っていただけに残念な出来事です。
これで逃げ出したり、群が壊滅したりしなければいいのですが・・・。
しばらく様子を見守ることにします。