暖かくなって、蜜蜂たちも活発になってきました。
冬を耐えた黒っぽい色の働き蜂から、明るくて黄色がかった働き蜂への世代交代も進んでいるようです。
昨年はオイノコ不在のため蜂たちの世話ができず、かなり過酷な状況で生き延びてもらいました。
18個くらいあった巣箱も逃亡やら女王不在で12個に減りました。
和歌山から一時帰宅したときに巣箱の掃除をしたときは、中からスズメバチの死体がゴロゴロ出てきてびっくり。
少ないところで1匹、多いところで5匹位のスズメバチの死体がありました。
スズメバチが中へ入ろうと入口をかじった跡です。
巣箱に入っていたのは小型のスズメバチでした。
木のゆがみで少し入口が広がってしまい中に入れたようです。
蜜蜂たちは大変な恐怖の時間を過ごしたことでしょう。
しかし、恐ろしい敵に打ち勝って無事に越冬したのには蜜蜂の力強さを感じました。
特に5匹ものスズメバチを倒してしまうとは、蜜蜂の団結力はものすごいです。
そんな厳しい秋を乗り越え、冬を過ごしてようやく春を迎えました。
暖かい日には盛んに活動しています。
2月から3月にかけて、新しい命のために古い巣を崩し始めます。
内勤の蜜蜂たちは崩した巣のかけらを巣門の外へと出し始めます。
が、掃除の苦手な日本蜜蜂たちはすべての巣屑を外へ出すことはできません。
巣屑を放っておくとスムシがわいてしまうので掃除を手伝ってやります。
巣門を開いてお掃除開始。
奥にはたくさんの巣屑が。
どんぶりばち1杯はあろうかという量です。
小さい体で大変な仕事をこなしているなと感心させられます。
巣箱のなかをのぞいてみると、古い巣を更新している働き蜂たちが見えました。
古い巣を壊したあとには新しい巣が作られて、そこにどんどんと卵が産み付けられていきます。
蜜蜂たちは幼虫のえさになる花粉をたくさん持って帰り始めます。
新しく生まれてくる蜂たちは来るべき分蜂に備えてどんどんとその数を増やしていくのです。
そう、そろそろ分蜂の季節が近づいています!
蜂たちはより一層活発に活動しています。
今日は雄蜂の生まれたしるしの蓋も見つけました。
これが出始めると約10日後に雄蜂が外に出始め、その約10日後に分蜂がおこると言われています。
雄の蜂の蓋がいつ出たのかはっきりしたことは分かりませんが、うちの蜂の分蜂ももう間もなく、2週間から20日後には分蜂がおこることでしょう。
そんな分蜂に備えて、空になった巣箱を山から持って帰りました。
この冬に空になったのは2箱。
1つは近くで野焼きが行われていたらしく、煙を避けてすでに空になっていた別の巣箱に引っ越したようでした。
引っ越し後の巣箱をひっくり返すとこんな感じ。
蜜も残っておらず、すべて持ち去った様子。
蜂っ子ひとりいません。
年明け前後に引っ越したようで、寒かったのでスムシの被害はありません。
こちらはもう一方の巣箱を開けて上から見たところ。
ぱっと見ではよくわかりませんが、どうも女王蜂が倒れたらしく、悲惨な状況だったようです。
上から見るときれいですが、下から見るとこんな感じです。
黒いのは一度幼虫を育てたために色がついた巣板です。
古い巣を崩し始めていたようで群れが崩壊したのは最近のようです。
上部には新しく作った白い巣が見えています。
床の上にはたくさんの働き蜂の死がいと共に古い巣を崩したあとの巣屑や落ちた古い巣がありました。
巣板の間にはまるでまだ生きているかのように働き蜂の死がいがくっついていました。
その生き生きとしたさまに思わずポンペイの遺跡を思い出します。
巣板にはまだたくさんの蜂蜜が残っていました。
しかし、蜂たちのいない巣箱は寒くて蜂蜜は結晶化していました。
一つつまんでポリポリと食べてみると甘さが口に広がります。
残った巣板には雄の蜂の蓋ができていました。
女王が倒れると働き蜂たちの統制がとれなくなり、勝手に卵をうみ始めます。
生まれた卵からは雄蜂しか生まれず、群れは崩壊すると言われています。
死骸には雄蜂が見当たらなかったので、その前に全滅してしまったのでしょう。
統制のとれなくなった蜂たちでは保温もできず、冬の寒さでやられてしまったのでしょうか。
残っていた蜂蜜は結構たくさんありました。
他の蜂たちに還元しようと置いておくと、近くの巣箱からたくさんの働き蜂がやってきました。
中には頭を突っ込んで夢中で蜜を集める者もいます。
しかし、ほとんどが結晶化していたのと思った以上にたくさんあったのでなかなか減りません。
結局低温で溶かして採蜜することにしました。
残った巣はとかして蜜ろうを生成します。
こうして次の分蜂の準備もだいたい済みました。
4月に入ったら、まもなく怒涛の分蜂ラッシュが始まります。
蜂飼いのみなさん、そろそろ準備はOkですか?
冬を耐えた黒っぽい色の働き蜂から、明るくて黄色がかった働き蜂への世代交代も進んでいるようです。
昨年はオイノコ不在のため蜂たちの世話ができず、かなり過酷な状況で生き延びてもらいました。
18個くらいあった巣箱も逃亡やら女王不在で12個に減りました。
和歌山から一時帰宅したときに巣箱の掃除をしたときは、中からスズメバチの死体がゴロゴロ出てきてびっくり。
少ないところで1匹、多いところで5匹位のスズメバチの死体がありました。
スズメバチが中へ入ろうと入口をかじった跡です。
巣箱に入っていたのは小型のスズメバチでした。
木のゆがみで少し入口が広がってしまい中に入れたようです。
蜜蜂たちは大変な恐怖の時間を過ごしたことでしょう。
しかし、恐ろしい敵に打ち勝って無事に越冬したのには蜜蜂の力強さを感じました。
特に5匹ものスズメバチを倒してしまうとは、蜜蜂の団結力はものすごいです。
そんな厳しい秋を乗り越え、冬を過ごしてようやく春を迎えました。
暖かい日には盛んに活動しています。
2月から3月にかけて、新しい命のために古い巣を崩し始めます。
内勤の蜜蜂たちは崩した巣のかけらを巣門の外へと出し始めます。
が、掃除の苦手な日本蜜蜂たちはすべての巣屑を外へ出すことはできません。
巣屑を放っておくとスムシがわいてしまうので掃除を手伝ってやります。
巣門を開いてお掃除開始。
奥にはたくさんの巣屑が。
どんぶりばち1杯はあろうかという量です。
小さい体で大変な仕事をこなしているなと感心させられます。
巣箱のなかをのぞいてみると、古い巣を更新している働き蜂たちが見えました。
古い巣を壊したあとには新しい巣が作られて、そこにどんどんと卵が産み付けられていきます。
蜜蜂たちは幼虫のえさになる花粉をたくさん持って帰り始めます。
新しく生まれてくる蜂たちは来るべき分蜂に備えてどんどんとその数を増やしていくのです。
そう、そろそろ分蜂の季節が近づいています!
蜂たちはより一層活発に活動しています。
今日は雄蜂の生まれたしるしの蓋も見つけました。
これが出始めると約10日後に雄蜂が外に出始め、その約10日後に分蜂がおこると言われています。
雄の蜂の蓋がいつ出たのかはっきりしたことは分かりませんが、うちの蜂の分蜂ももう間もなく、2週間から20日後には分蜂がおこることでしょう。
そんな分蜂に備えて、空になった巣箱を山から持って帰りました。
この冬に空になったのは2箱。
1つは近くで野焼きが行われていたらしく、煙を避けてすでに空になっていた別の巣箱に引っ越したようでした。
引っ越し後の巣箱をひっくり返すとこんな感じ。
蜜も残っておらず、すべて持ち去った様子。
蜂っ子ひとりいません。
年明け前後に引っ越したようで、寒かったのでスムシの被害はありません。
こちらはもう一方の巣箱を開けて上から見たところ。
ぱっと見ではよくわかりませんが、どうも女王蜂が倒れたらしく、悲惨な状況だったようです。
上から見るときれいですが、下から見るとこんな感じです。
黒いのは一度幼虫を育てたために色がついた巣板です。
古い巣を崩し始めていたようで群れが崩壊したのは最近のようです。
上部には新しく作った白い巣が見えています。
床の上にはたくさんの働き蜂の死がいと共に古い巣を崩したあとの巣屑や落ちた古い巣がありました。
巣板の間にはまるでまだ生きているかのように働き蜂の死がいがくっついていました。
その生き生きとしたさまに思わずポンペイの遺跡を思い出します。
巣板にはまだたくさんの蜂蜜が残っていました。
しかし、蜂たちのいない巣箱は寒くて蜂蜜は結晶化していました。
一つつまんでポリポリと食べてみると甘さが口に広がります。
残った巣板には雄の蜂の蓋ができていました。
女王が倒れると働き蜂たちの統制がとれなくなり、勝手に卵をうみ始めます。
生まれた卵からは雄蜂しか生まれず、群れは崩壊すると言われています。
死骸には雄蜂が見当たらなかったので、その前に全滅してしまったのでしょう。
統制のとれなくなった蜂たちでは保温もできず、冬の寒さでやられてしまったのでしょうか。
残っていた蜂蜜は結構たくさんありました。
他の蜂たちに還元しようと置いておくと、近くの巣箱からたくさんの働き蜂がやってきました。
中には頭を突っ込んで夢中で蜜を集める者もいます。
しかし、ほとんどが結晶化していたのと思った以上にたくさんあったのでなかなか減りません。
結局低温で溶かして採蜜することにしました。
残った巣はとかして蜜ろうを生成します。
こうして次の分蜂の準備もだいたい済みました。
4月に入ったら、まもなく怒涛の分蜂ラッシュが始まります。
蜂飼いのみなさん、そろそろ準備はOkですか?
準備!準備!
老眼の進行が細かい観察に支障をきたして・・・
肉眼でこんな細かいの発見できるかな~?
こんなんが日本ミツバチに応用出来たら…
いや、こんな巣箱売ってませんか??ネ!
オイノコさんは、ファーブル先生みたいじゃ!
弟子にしてくで~。
オイノコ画伯の絵を随所に挟んで本が書けるよ。
そしたら里山文庫にぜひ一冊下さい。
ミツバチ編、イノシシ編、カモ・ヒヨドリ編、地酒編、味噌醤油編、外道編・・・・とか一杯出来そうやんかいさぁー
蜂たちも新居をまってますよ(^^)/
こんな細かいのってどれのことだろう??
日本蜜蜂への応用版はまだ先の話になりそうですね。
小師匠さんも蜂飼いになりますか?
楽しいですよ♪
それにしても、外道編が気になる・・・!(笑)