味噌作り２０１５

2月の終わりに久しぶりに味噌を仕込むことにしました。
今年は味噌でいろいろやってみようと思い、かなり多めに作ることにしました。
そこで、貧オイノコは麹から手作りすることに。

麹造りは以前何度かやりましたが、量が少なかったせいもあってか満足のいく仕上がりになったことはありません。
しかし、修行の旅でお世話になったアワーズダイニングでの麹づくりを見て一念発起！
今年は立派な麹を作るぞ！と燃えあがっていたのでした。

以前自然農法で育てた白米の古米（五分づき）があったのでこれを麹にすることに。


たっぷりと水を吸わせます。


いつも餅つきのときに出してくる古いセイロと簡易かまどでお米を蒸します。
1つのセイロには1.８升のお米が入っています。


薪で焚くのは気持ちがいいです。
いつか本当のかまどがほしいなぁ。
あと、燃料が少なくて済むのでロケットストーブを作りたいのですが、なかなか手をつけられずにいます。


セイロで蒸すとまんべんなくきれいに蒸しあがります。
いつもは餅を丸めている布の上に蒸し米を広げ、水分を飛ばしながら温度を下げます。
ひと肌になったら麹の菌を振りかけてよく混ぜます。


これまた餅の入っているモノブタに種をつけた蒸し米を広げ、ビニールで覆って保温します。
手近にあったのがこのビニールだったというだけで、決してゴミではありません！

途中何度か様子を見て、混ぜたり濡れタオルをかぶせたりして3日目…


大成功！


ふわふわの板麹が出来上がりました♪
予想よりはるかに良い出来に満足です。
これもアワーズダイニングで麹づくりを見せてもらったおかげです。
感謝！

麹ができたら次は豆です。


再び簡易かまどに登場してもらい、大鍋で直火炊き。
これまたいい感じで煮上がりました。


昔ながらのミンサーで大豆をつぶします。
すでに塩きりをした麹の上にどんどん入れていきます。


量が多いので、全量の半分ずつを大きな金だらいでしっかりと混ぜました。
そのあとはハンバーグのように丸めて空気を抜き、味噌壷にペタンペタンと張り付けていきます。
たくさんあったので、最後には腕がしんどくなりました。


きれいにならしてラップをして、新聞紙でふたをすれば完成！
冷暗所に片づけておしまいです。
2つの瓶に合わせて１６～１８キロくらいはできたのではないかと思います。
1つは長期熟成にしてみようと思います。
たくさん作ったので失敗しませんように！

今回味噌壷を2つも使ったので、大きな味噌壷がほしいな～とネットで検索していると、衝撃の事実が！
あの、超定番だった常滑焼の壷の窯元キュウマツが廃業！？
まじかー！！
あんなすばらしい製品を作っていた会社なのに、残念すぎる…。
欲しいものたくさんあったのに～…。
こういう良いものを作る業者が廃業するなんて世の中間違ってるよ。
宝くじ当てて、まだ残ってる壷買い占めなきゃ。(> <)