寒いやら暖かいやら濃霧やらであっという間に2月は終わり、3月もそれに続こうとしています。
すっかり猟期も終わりましたが鹿撃ちのおはなし。
ずいぶん前の話になりましたが2月の病み上がり早々に、師匠にくっついて鹿撃ちの御供をしてきました。
流し撃ちなので、車に便乗して森のなかを見張りながら移動します。
いつもはメスの鹿や群れを見かけるのですが、この日は猟を始めてすぐに雄の2頭連れを発見しました。
雄だけ2頭というのも珍しかったのですが、2頭ともとても立派な角をしていました。
鹿たちはすぐに植林のなかに逃げ込んだのですが、40メートルほどのところでストップ。
今まで見たこともないような大きな角を持った1頭の雄鹿が悠然と立ち止まり、ゆっくりとこちらを振り返る様は神々しい!と感じるくらい感動モノでした。
↑こんなかんじ
(マウスで描こうとしたけどなかなかうまく描けなかったので、新兵器スキャナつきプリンターを使用。でも、ほんとはもっと素晴らしい景色でした。)
もう一頭はもう一回り小柄だったのですが、師匠からは大きい方しか見えなかったようで立派な雄鹿はほぼ即死状態で仕留められたのでした。
仕留められた雄鹿。
ライフルの弾は鎖骨辺りから脊髄に沿うように入っていました。
方向転換しようと振り返りざまにもんどりうって倒れ、大きな角が腐葉土に刺さり、まるで高く掲げられてでもいるかのように頭が宙に浮いていた様子が目に焼き付いています。
(写真は角を抜いて横倒しにしたものです)
大きくて立派な角は私が今まで見た中で1,2を争うものでした。
あたりには雪がなかったので雪のある標高の高い場所へ移動して腹抜きしました。
今年は雪がすごくて徳島の山肌は折れた木々の肌色がところどころに水玉模様のようになっているほどです。
たくさんの木々が倒れ渓流沿いも倒木が多くありました。
今年の渓流釣りは大変そうです。
毎年見るのが楽しみな大つらら。
山の斜面には不思議な造形物がありました。
雪ロール?
ロールケーキみたいな大小のくるくるは小さな雪が転がって、だんだん大きくなってストップしたもののようです。
なんだかかわいくてほほえましい光景でした。
どこから生まれてきたのか、木の枝から伸びる大きなつらら。
厳しい雪のなか、野生の生き物たちはたくましく生きています。
持ち帰った大きな雄鹿は丁寧にさばきました。
皮は傷がつかないように剥がし、なめし用に冷凍。
脊髄にそって弾が入ったので、肉もほとんど痛みがなくスペアリブや内ロース、ネックまで余すところなく取ることができました。
骨もスープを取り、端肉はレバーと共にリエットやパテに加工。
立派な角は頭がい骨をつけてスケルトン標本になりました。
1頭の鹿をこれほど使い切れると、かなり満ち足りた気分になります。
冬場には珍しく脂もたっぷりのっていました。
これも師匠の腕のおかげ。
山の恵みに感謝です。
今期は私自身の狩猟はお休みですが、お手伝いで鹿2頭、イノシシ5頭の解体をしました。
27年度は猟師復活予定なので、さらに腕を上げられるように頑張りたいと思います。
すっかり猟期も終わりましたが鹿撃ちのおはなし。
ずいぶん前の話になりましたが2月の病み上がり早々に、師匠にくっついて鹿撃ちの御供をしてきました。
流し撃ちなので、車に便乗して森のなかを見張りながら移動します。
いつもはメスの鹿や群れを見かけるのですが、この日は猟を始めてすぐに雄の2頭連れを発見しました。
雄だけ2頭というのも珍しかったのですが、2頭ともとても立派な角をしていました。
鹿たちはすぐに植林のなかに逃げ込んだのですが、40メートルほどのところでストップ。
今まで見たこともないような大きな角を持った1頭の雄鹿が悠然と立ち止まり、ゆっくりとこちらを振り返る様は神々しい!と感じるくらい感動モノでした。
↑こんなかんじ
(マウスで描こうとしたけどなかなかうまく描けなかったので、新兵器スキャナつきプリンターを使用。でも、ほんとはもっと素晴らしい景色でした。)
もう一頭はもう一回り小柄だったのですが、師匠からは大きい方しか見えなかったようで立派な雄鹿はほぼ即死状態で仕留められたのでした。
仕留められた雄鹿。
ライフルの弾は鎖骨辺りから脊髄に沿うように入っていました。
方向転換しようと振り返りざまにもんどりうって倒れ、大きな角が腐葉土に刺さり、まるで高く掲げられてでもいるかのように頭が宙に浮いていた様子が目に焼き付いています。
(写真は角を抜いて横倒しにしたものです)
大きくて立派な角は私が今まで見た中で1,2を争うものでした。
あたりには雪がなかったので雪のある標高の高い場所へ移動して腹抜きしました。
今年は雪がすごくて徳島の山肌は折れた木々の肌色がところどころに水玉模様のようになっているほどです。
たくさんの木々が倒れ渓流沿いも倒木が多くありました。
今年の渓流釣りは大変そうです。
毎年見るのが楽しみな大つらら。
山の斜面には不思議な造形物がありました。
雪ロール?
ロールケーキみたいな大小のくるくるは小さな雪が転がって、だんだん大きくなってストップしたもののようです。
なんだかかわいくてほほえましい光景でした。
どこから生まれてきたのか、木の枝から伸びる大きなつらら。
厳しい雪のなか、野生の生き物たちはたくましく生きています。
持ち帰った大きな雄鹿は丁寧にさばきました。
皮は傷がつかないように剥がし、なめし用に冷凍。
脊髄にそって弾が入ったので、肉もほとんど痛みがなくスペアリブや内ロース、ネックまで余すところなく取ることができました。
骨もスープを取り、端肉はレバーと共にリエットやパテに加工。
立派な角は頭がい骨をつけてスケルトン標本になりました。
1頭の鹿をこれほど使い切れると、かなり満ち足りた気分になります。
冬場には珍しく脂もたっぷりのっていました。
これも師匠の腕のおかげ。
山の恵みに感謝です。
今期は私自身の狩猟はお休みですが、お手伝いで鹿2頭、イノシシ5頭の解体をしました。
27年度は猟師復活予定なので、さらに腕を上げられるように頑張りたいと思います。
濃霧のニュースで春が来るんだな~って思いました。
もうすぐ上陸するので体調を万全にしといてね~。
雪深い場所に出猟していますが雪のロールケーキは食べたことがありません、あ!いや!見たことありません。美味しかった?(笑)
素晴らしい経験を積まれてますネ!!!
連日の濃霧にここはロンドンか!と叫びたくなります。
これも異常気象の一つでしょうね。
もうすぐ上陸!?
永遠に上陸系ですか、それともおためし上陸?
どちらにせよ、またご連絡ください!
いつか忍び猟できるくらいになって、もっと深く森に入っていきたいですね。そしたらもっとたくさんの神秘的な光景に出合えるでしょうね。
いつも腹ペコですが、さすがに雪ロールは食べませんでした。頭キーンってなります。
素晴らしい経験であることには間違いありません♪
私も狩猟始めて7年目なので、そろそろもう一段レベルアップせねばと考えております。
師匠なら販売も可でしょうが、たぶん1万円~だと思います。
いかがいたしましょう?