分蜂騒ぎで忙しい中、師匠から応援要請がありました。
師匠は有害駆除を手伝っているのですが、そこでイノシシが獲れたそうです。
仕事中だったので代わりに私が手伝いに行くことになりました。
40キロくらいらしいということで、楽勝!と気軽に出発。
現場に到着して、罠を仕掛けている人に案内してもらいます。
罠を掛けている人はまだ罠歴が浅いのでおっかなびっくりです。
現場に着くと
「あれ?おらん!?逃げたかな…」
(あれ?いない!?逃げたかな…)
いやいや、そんなに簡単に逃げないって…
おそるおそる罠のある場所に近づいていきます。
向こう側はどうやら少し落ち込んでいる様子。
「あ、おったおった!!死んどるかも…」
(あ、いたいた!死んでいるかも)
いやいや、そう簡単に死なないから!危ないから早くこっちに来なさいって…。
どうやらカヤの繁った向こう側の落ち込んだところに穴を掘って寝ていたようでした。
私の位置からは見えにくいので反対側に回りのぞきこむと確かにいます。
寝ていたイノシシはぴくっと反応し、目が覚めた様子。
振り向きもせずに何事もなかったかのように山の方へととと、と歩いて行きます。
が、その姿…
えらいでかいやないの!!
余裕で40キロ以上あります。
これは私が師匠に助けを呼ぶサイズです。
ま、まじかー!
そう思いましたが仕方がありません。
今回は
私が助っ人なのですから…。
イノシシはしばらく山の方へ行こうとしていましたが、罠の長さいっぱいのところから先へは当然行けません。
逃げるのをあきらめると同時にくるりと反転し、私めがけて突進してきました。
きたきたきた~!!
待ち構えてはいたのですが、その形相がすごくて思わず弱腰になりそうでした。
口からはみ出すでかい牙、はげたゾウのような質感のおでこ、えらいコワモテの猪です!
しかしひるんではいられません、うぉりゃぁぁ~!!と戦いの始まりです。
罠設置人も交えて、激しい戦いを繰り広げます。
ちなみにここは銃禁止区域です。
戦いの末、勝利を収めました。
あらためてでかいです。
何が40キロじゃぁ~!!と暴れたくなりました。
とりあえず回収、腹抜きして持ち帰りました。
やっつけてからじっくり観察すると、ものすごい牙です。
太くて立派!これはいいキーホルダーになるぞ。
そしてなんと、耳が…
耳が三つに裂けてるではありませんか!
これは間違いなく二本の牙で切り裂かれたのでしょう。
すげーコワモテや!!
ところがコワモテなのはこれだけではなく、とんでもないことが発覚したのでした。
解体のために皮剥ぎをしていたところ…
ひょえー!
なんということでしょうか、この黒いのは全部傷跡です。
体の右も左も傷だらけ!!
サカリの終わった時期だけに、生傷が絶えなかったのでしょうか?
交尾中に後ろから牙で突かれると聞いたことがありますが、そのせいか下半身に傷が集中しています。
なんという漢猪や…いや、強いから傷だらけなのではなく、弱いから傷だらけなのか??
よくわからんが、このイノシシを擬人化したらすごい劇画チックになることは間違いない…!
体重は腹抜きで65キロありました。
内臓が15キロくらいだったとして、たぶん70キロクラスの大物でした。
傷だらけなので師匠は使える肉を切り分けるのが大変だったようです。
罠の周りもぜんぜん荒らさず、自分の寝る所だけ小さく掘って、こいつは頭が良かったのか気になるところです。
頭が良くて喧嘩も強かったらかっこいいな~と思いましたが、喧嘩が強かったらこんなに傷だらけにはならないね、きっと。
そんなこんなで今回も無事に終了できました。
山の神さまありがとうございます。
師匠は有害駆除を手伝っているのですが、そこでイノシシが獲れたそうです。
仕事中だったので代わりに私が手伝いに行くことになりました。
40キロくらいらしいということで、楽勝!と気軽に出発。
現場に到着して、罠を仕掛けている人に案内してもらいます。
罠を掛けている人はまだ罠歴が浅いのでおっかなびっくりです。
現場に着くと
「あれ?おらん!?逃げたかな…」
(あれ?いない!?逃げたかな…)
いやいや、そんなに簡単に逃げないって…
おそるおそる罠のある場所に近づいていきます。
向こう側はどうやら少し落ち込んでいる様子。
「あ、おったおった!!死んどるかも…」
(あ、いたいた!死んでいるかも)
いやいや、そう簡単に死なないから!危ないから早くこっちに来なさいって…。
どうやらカヤの繁った向こう側の落ち込んだところに穴を掘って寝ていたようでした。
私の位置からは見えにくいので反対側に回りのぞきこむと確かにいます。
寝ていたイノシシはぴくっと反応し、目が覚めた様子。
振り向きもせずに何事もなかったかのように山の方へととと、と歩いて行きます。
が、その姿…
えらいでかいやないの!!
余裕で40キロ以上あります。
これは私が師匠に助けを呼ぶサイズです。
ま、まじかー!
そう思いましたが仕方がありません。
今回は
私が助っ人なのですから…。
イノシシはしばらく山の方へ行こうとしていましたが、罠の長さいっぱいのところから先へは当然行けません。
逃げるのをあきらめると同時にくるりと反転し、私めがけて突進してきました。
きたきたきた~!!
待ち構えてはいたのですが、その形相がすごくて思わず弱腰になりそうでした。
口からはみ出すでかい牙、はげたゾウのような質感のおでこ、えらいコワモテの猪です!
しかしひるんではいられません、うぉりゃぁぁ~!!と戦いの始まりです。
罠設置人も交えて、激しい戦いを繰り広げます。
ちなみにここは銃禁止区域です。
戦いの末、勝利を収めました。
あらためてでかいです。
何が40キロじゃぁ~!!と暴れたくなりました。
とりあえず回収、腹抜きして持ち帰りました。
やっつけてからじっくり観察すると、ものすごい牙です。
太くて立派!これはいいキーホルダーになるぞ。
そしてなんと、耳が…
耳が三つに裂けてるではありませんか!
これは間違いなく二本の牙で切り裂かれたのでしょう。
すげーコワモテや!!
ところがコワモテなのはこれだけではなく、とんでもないことが発覚したのでした。
解体のために皮剥ぎをしていたところ…
ひょえー!
なんということでしょうか、この黒いのは全部傷跡です。
体の右も左も傷だらけ!!
サカリの終わった時期だけに、生傷が絶えなかったのでしょうか?
交尾中に後ろから牙で突かれると聞いたことがありますが、そのせいか下半身に傷が集中しています。
なんという漢猪や…いや、強いから傷だらけなのではなく、弱いから傷だらけなのか??
よくわからんが、このイノシシを擬人化したらすごい劇画チックになることは間違いない…!
体重は腹抜きで65キロありました。
内臓が15キロくらいだったとして、たぶん70キロクラスの大物でした。
傷だらけなので師匠は使える肉を切り分けるのが大変だったようです。
罠の周りもぜんぜん荒らさず、自分の寝る所だけ小さく掘って、こいつは頭が良かったのか気になるところです。
頭が良くて喧嘩も強かったらかっこいいな~と思いましたが、喧嘩が強かったらこんなに傷だらけにはならないね、きっと。
そんなこんなで今回も無事に終了できました。
山の神さまありがとうございます。
蜂も猪の世界も大変なんだなぁ。
大物相手にまた一段と立派な猟師になられましたね。いつか弟子入りさせてください。
でも…70kg相手に、うおりぁ~!ですか。
別の意味でも、すげ~!( ̄O ̄;)
この猪のキズもすげ~。
皮の剥ぎ方も綺麗ですね。
以前、罠師に1頭頂き捌きましたが、
ボロボロでした。(^_^;)
弟子入りの際にはビシビシしごきますのでそのつもりで!(笑)
(そのかわり時間かかりますけど…)
おとろっしゃ!!オイノコさんちゃぁ・・・。。
Jhon Narangar !!!
ちなみにか弱いオイノコちゃんはおとろしくありません。^^;
人間だったら悶絶するくらいの傷跡だなぁ。
タイトルがいいですね♪
どうされるんでしょう??
叩いて叩いて、
体抑えて、ナイフですか?
ナイフを入れる時は、イノシシは
どのような体勢で、
どのような部分を押さえてるんでしょうか?
すみません、質問ばかりで
このイノシシの
これまでの人生?猪生?
てどうやったんでしょうねー
凄過ぎです。70kgクラスを、“どついて”止め刺しですか!!ビビりの私には、とても真似できないです。いや、マジで。
何か、自分が恥ずかしくなってきましたよ。いや、マジで。
大型のイノシシを“どつき倒す”コツを、是非ご教授いただきたいです。いや、マジで。
まだ完治していないものもありました。
この傷がどんどん回復していくのですからイノシシの生命力には驚かされます!