ようやく猟期の始まりだい

今日から12月が始まりました。
それに合わせて私の猟期もスタートです。

本日は代休でまる１日休み。ほとんど手がついてなかった罠の準備を、午前中になんとかまにあわせ、猟場へは午後からの出陣となりました。
数日前からエンジン音に異音の混じる愛車に鞭打って山へと向かいます。

最初は通勤経路にある、かなり目立つ獣道へ。
ここでは２度ほど猪に遭遇しています。
少し回りを観察するとやはり罠を掛けている人がいました。
無用な争いは避けたいのでこの場所はボツ！
昨年新規開拓した場所へ移動です。

今度の場所は気配が濃厚！
生々しい足跡がたくさんついています。
昨年獲りのがしたやつでしょうか、親子連れが縦横無尽に歩き回っていました。
やったね！
しかし、昨年はきれいに草刈りされていた山道が背丈ほどもある草で生い茂っていました。
藪こぎしながら森の中へ向かいます。


いたるところに足跡が

罠を掛けに入るときに一番注意しなくてはいけないのは、他の人の罠があるかどうかです。
それは、争い事になるからということではなく、もし罠に掛かったイノシシに気がつかずに近くまで行ってしまったら、驚いたイノシシに襲われて大怪我を負う危険があるからです。
罠に掛かったイノシシは寝ていることが多いので、近くに寄るまでお互い気がつかない可能性があるのです。
幸いなことに、この猟場に罠を掛けている人はいないようでした。


周り中泥こすりの跡だらけ。牙を突いた跡もあります。


年期の入ったこすり跡。体を木肌にすり当てた際の足跡は新しいものでした。木の皮は長年こすられてつるつる。


お風呂も健在。よく使ってます。

とりあえず２本の罠を設置しました。
ほんとは4本くらい掛けたかったのですが、時間切れです。

近くの別の猟場に向かうと、そこも先客はいませんでした。が、やはり気配濃厚で罠の掛けがいがありそうです。ここでも親子連れがたくさん歩いていました。
時間がないので今回は下見だけですませます。
昨年100キロ級をとった場所のくぼみが、なんと猪のお風呂に再利用されていました。しかもたった今まで入っていたかのような濁り具合です。

この様子だと、うまくすれば何頭かとれそうでちょっとほっとしました。
週末にでもしっかり罠をかけましょう。

今年はまじめにお仕事をしているので、見回りに工夫をしなくてはいけません。
短期集中で自家用のものだけでいいので獲れればと思っています。

さあ、
狩猟の神様、
山の神様、
イノシシさんたち、
皆々様、
今期もよろしくお願いいたします！