趣味の写真帳

過去に撮影した蒸気機関車から最近撮影した電気機関車まで、鉄道写真が中心ですが時々鉄道以外の話題も...

フィルムのデジタイズ、その後

2019-08-16 07:00:00 | ノンジャンル
 8月16日と言うことで、先ずは日付ネタ写真です。
 室蘭本線の追分を出発する1297レ、D51816の牽引、1975年2月12日の撮影、原板は67判モノクロフィルムです。
 偶々日付ネタがあったのでこの写真をサンプルにしました。


 で本題は、7月の半ばにマクロレンズ等を入手してフィルムのデジタルカメラによる複写を開始した旨の記事を書きましたが、その続きです。

 その後、コピースタンドも購入して、120フィルムの複写も比較的楽に出来る様になりました。


 120フィルムはフラットヘッドスキャナーのフィルムホルダーにセット、ライトボックスの上に置いています。
 この態勢でポジフィルムはそのままデジタルデータを現像処理すれば良いのですが、ネガフィルムは一度ポジに変換しなければなりません。

 ここから先はニコンユーザーの方で無いと理解不能かも知れませんが...
 
 D850ではカメラ内でこの処理が出来る(JPEGのみ?)ようですが、D5でも出来ないかと思って取扱説明書を読んでみましたが、残念ながらそれらしき記述はありません。
 仕方無く、
  D5で撮影→NX-Dで現像→フォトショップでネガポジ反転→NX-2でレタッチ→フォトショップで最終仕上げ
という誠に面倒な作業を行っていたわけです。
 まぁ、通常のデジタル画像もNX-Dで現像→NX-2でレタッチ→フォトショップで最終仕上げの工程ですから1工程増えただけなのですが、行ったり来たりが面倒臭い...

 駄菓子菓子、世の中には研究熱心な方が居るもので、朋友O氏からD850以外のカメラでもカメラ内でネガポジ反転する方法があることを教えてもらいました。ピクチャーコントロールユーティリティを使って自分でネガポジ反転のルーチンを作り、これをカメラ内に登録すれば出来るのです。(NX-DでもNX-2でも可能)
 これならばRAWファイルをカメラ内でネガポジ反転が可能です。ただ、カメラに登録するまでの手続きが煩雑なので此処では触れません。

 カメラ内でネガポジ反転出来れば確かに便利ですが、O氏から教えてもらった方法にヒントを得て、ネガのまま取り込んでNX-Dでネガポジ反転出来る事が分かりました。
 NX-Dの「レベルとトーンカーブ」でトーンカーブの傾きを-45度にし(具体的にはトーンカーブの左下をつまんで左上に、右上をつまんで右下にする)、これに適当な名前を付けて(例:Nega-posi)登録すれば、次回からはワンクリックでネガポジ反転が可能となります。
 これで一度フォトショップに転送する手間が省け、モノクロネガフィルムを通常のデジタル画像と同じ工程で処理出来る様になりました。
 今日の日付ネタ写真はこうして処理したものです。

 モノクロネガの場合はこれで大丈夫ですが、残るはカラーネガです。
 オレンジマスクを除去する良い方法を調べなくては...


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
デジタル化 (tamura)
2019-08-16 16:13:49
いやぁ、何とも涼しそうで、、、(笑)
煙のトーンも良いですね。

おそらく相当な数があるでしょうから、いかに効率よく行えるかに掛かっていますね。
ニコンのカメラ内処理は読んでもよく分かりませんが、カメラ内で一定の処理が出来るのは助かりますね。
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Re:デジタル化 (佐倉)
2019-08-16 18:07:09
tamuraさま

 フラットヘッドと比較して、コントラストや解像感が大分良くなりました。(小さな写真ではあまり良く分かりませんが)
 次の写真展が有るかどうか分かりませんが、有ればこうして処理した昔の写真を並べてみたいですね。
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