趣味の写真帳

過去に撮影した蒸気機関車から最近撮影した電気機関車まで、鉄道写真が中心ですが時々鉄道以外の話題も...

プロフォトCDとの比較

2018-12-03 07:00:00 | ノンジャンル
 ついでにフォトCDの更に大きなサイズ(64ベース)、富士フイルムではプロフォトCDと称して書き込みサービスを行っていたものと、120フィルムをフラットヘッドスキャナーでスキャンした画像とを比較してみました。
 64ベースの画素数は6,144×4,096画素(2,517万画素)となりますが、縱横比は35mm一コマと同じなので、67判では左右に余白が出来て5,097×4,096となります。

 画面上で比較し易くするため、縦方向は大幅にカットしています。
 プロフォトCDから読み出した写真で、横5,097画素を1,920画素にリサイズした写真。 

 列番不明、回送、EF58157+お座敷客車「いこい」 1992年10月25日撮影

 こちらはフラットヘッドスキャナーで3,200dpiでスキャンし、横8,729画素を1,920画素にリサイズした写真。


 やはりスキャンした画像の方がコントラストが低くなっていますが、ここまでリサイズすると解像感はほぼ同じですね。

 リサイズ前の写真から機関車の部分を等倍で切り出して比較してみます。
 こちらがプロフォトCD。


 こちらがスキャンした写真。(プロフォトCDの大きさに合わせて、横8,729画素から5,097画素にリサイズしています)


 上の写真に半径1ピクセル、50%のアンシャープマスクを掛けてみました。
 プロフォトCDの解像感にには及ばないものの、大分近くなったと思います。


 120フィルムの場合も現在は富士フイルムのフィルムスキャンサービスで1,000万画素でデジタル化出来るようですが、画素数がちょっと不足に感じます。
 120フィルムはフラットヘッドスキャナーでスキャンしたもので、十分にA3サイズに引き延ばせると思います。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
論文的 (枯れ鉄)
2018-12-03 07:50:01
なかなか興味深いこの件、論文になるかと思う内容ですね。
見かけは、近かっても細かく見ると、やはり差があって、それをアンシャープマスクでさらに近づける。
素晴らしい!

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フォトCD (tamura)
2018-12-03 19:03:58
名前は聞いたことありますが、使ったことはありませんので参考になります。
コストを考えるとフラットへッドスキャンなのでしょうが、なにせ時間が、、、(笑)
人任せでCDに変換してもらう方が楽そうです。
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Re:論文的 (佐倉)
2018-12-03 21:13:02
枯れ鉄様

 学術論文にはほど遠いですが、こうして自分の眼で確かめてみると、新しい発見もありますね。
 フィルムのデジタル化について、もう少し調べて見たいと思っています。
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Re:フォトCD (佐倉)
2018-12-03 21:35:38
tamura様

 フォトCDは現在は書き込みサービスが行われていないような...
 フィルムスキャンサービスは35mm一コマを1,000万画素でデジタル化出来ますからちょっと魅力的ですが、単価が高くて沢山するにはちょっと...
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フィルムスキャン (RDP3)
2018-12-03 22:21:49
先の記事から、興味深く拝見していました。

ポジヤネガ、ごく一部をデジタル化しただけで、陽の目を見ていないコマが多く有り悩んでいた所です。

スキャンを進めたいと思う反面、撮影に出てしまい時間がなくなる。
いつまで経っても進みません(笑)
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Re:フィルムスキャン (佐倉)
2018-12-04 07:43:04
RDP3様

 フィルムはどうしても劣化しますので、成るべく早くデジタル化された方が宜しいかと思います。
 でも、やはり撮りたいもの優先になりますね。(^^ゞ
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