懐かしのテレビ番組「ディズニーランド」特別保存版をひさびさにダイジェストで観た。
同番組は4つのパート(アドベンチャー、フロンティア、ファンタジー、トゥモローランド・・・の各ランド)で構成されており、司会はご存知Walt Disney。
この番組、「実はWaltの意向によりカラーで作ってたんだけど・・」とか「第一回放送時のエピソードは当時まだ未完成であったディズニーランドの構想が(泣)・・」、「デイビークロケットのフェス・パーカーとあらいぐまの帽子」とか「海底二万哩メイキング」とか「エミー賞」とか伝説その他色々あるみたいだけど割愛。
どうでもいいけど、当時日本ではこれとプロレスが交互に放送されてたって事実がすごいです・・・
●'ファンタジーランド’内で放送された「ドナルドダックの一日」※原題:A day In the Life Of Donald duck」
内容ほぼそのまんまでもかなり面白い。なんでこの頃のディズニーのユーモアセンスって抜群なんだろう?素直に心地いいし、楽しめる。
たとえばこのくだり↓
「僕の言ってる事がちっとも解らないって苦情が来てるぞ!」
とクラレンス・ナッシュ(ドナルドの声優)に詰め寄るドナルド<ってかその言いがかりナンセンス。
実際クラレンス本人に歌わせてみたりしてるクセに
「自分でもわかんないよ!」
と吐き捨てるのがいい。
そのうえからかわれ、
「You make me sick!(おまえ、むかつくんだよ!)」
と一喝<じぶんで呼び出したくせに)。
最後には「出てけ!」とケンカ別れ。
・・しかしそれでも懲りずにしつこくドナルドをおちょくるクラレンス氏がナイス。
このやりとり、文章にするとややキツメですが(今気付いた)、ドナルドは舌ったらずのヨチヨチ声&アヒル声で話す故、台詞による毒っ気は中性されます。
この絶妙さがいいんですよこの頃のドナルドって!というかドナルドのパーソナリティとかキャラクターって、この頃(50’s)すでに完成されてされ更に磨きがかかってるんですよね。あくまで個人的な見解ですけど、今のドナルドっキャラクター的にイマイチつまらない。むかしと細かくぜんぜん違うというか・・・。当時は「キュートさ」を前面に押し出してたんですけどねー。まぁ75年も経つからやっぱ時代とともに変わっていくのですかねー?とりあえず私は1940中期~1980はじめ位のドナルドが好きだ。
話は戻って・・・
この後もドナルド思いっきり「スタジオのアイドル!」かつ「スター様」扱い!・・・で、本人もかなり幼児的わがまま<特にアニメーター陣に厳しい。でもWaltからのコールには対応いい(ちゃんと上下関係わかってます←「Anything for you!(あなた様のためならなんなりと)」
ちやほやされてる時は調子いいくせに、軽くかわされると余計頭にきてるドナルドもかわいいもんです<というか私、「かわいいかわいい」って馬鹿みたいだ・・・。
'MOUSE KATEERS’ドナルドが絡むのもポイント高し。
台詞のセンス(「Gee」「Oh boy」多用)も懐かしさ120%です。ロイ・ウィリアムス(Mickey Mouse Clubの司会者兼スタジオアニメーター)も登場してミッキー描いてくれます<でもドナルドにはちょっと意地悪(笑)
※'MOUSE KATEERS(マウスカティアーズ)’・・・(テレビ番組「ミッキーマウスクラブ」に登場するちびっ子。この回では、ドナルドはWaltから彼らのスタジオ見学案内を要請される)彼らの乗ってるスクールバスに描いてあるミッキー(ミッキーマウスクラブのロゴ)がかわいい。
この番組はそのほぼ全編が実写合成(余談だが、自分はディズニーの実写合成大好き)で、ドナルドの短編映画を合間に挟むんだけど、その短編へのストーリーのつなぎ方も凝ってるというか上手いというか・・↓
あるときはアニメーターとドナルドがストーリーボードを打ち合わせしてくところから物語が始まるし、またあるときは「Ink and Paint」部(スタジオのセルを塗るところ)のお姉さんがバケツの水被っちゃって色がなくなっちゃったドナルドに塗色して乾かしてる間に思い出話として短編が導入される。
スタッフロール見てると当時の短編映画の一流スタッフばっかだし(プロドューサーがJack hannah,特殊効果がアブ・アイワークスとか、音楽がオリバー・ウォレスとか・・・)
ああ短編映画が打ち切りになってからそっちのスタッフはテレビ番組制作に移ったのか~とか、思うことは多い。このころのディズニーはテレビ用でも映画同じように、まったく質を変えないで番組制作してるところがすごいです。余談ですがプルートの短編によく名前のあったチャールズ・ニコラスってその後Hanna-Barbera Studioで活躍してたような・・・
あああぐちゃぐちゃな文章ですみません。これについては考えることがありすぎて頭の中整理できてないです、正直。
惜しむべきは、これがDVDじゃなくてビデオのみの販売ということ(しかも現在在庫切れ)。とにかくディズニーチャンネルとかで是が非でも放送希望です。それかDVD作って!トレジャー缶とかで!
でも画像は「トゥモローランド」の「Beyond to Mars」。
だって、これ大好きなんだもん!もう完全に大人のCartoon!
ウォード・キンボールだし、このデザインとかアートディレクションとか素敵すぎ!!これ、久しぶりに観てもやっぱ良かった!これ、ぜったいCraigやそのあたりの最近のスタッフ(Mike Moonあたりとか)好きそうだし・・・。
そういえば「House of Mouse」のハロウィーンDVDのミッキーの短編(Art DirectionはMike Moon)のデザインそっくりだし。
とにもかくにも、嗚呼やっぱり面白い!こんなに素晴らしいのに、半分お蔵入り状態なんてもったいないです、本当に。
同番組は4つのパート(アドベンチャー、フロンティア、ファンタジー、トゥモローランド・・・の各ランド)で構成されており、司会はご存知Walt Disney。
この番組、「実はWaltの意向によりカラーで作ってたんだけど・・」とか「第一回放送時のエピソードは当時まだ未完成であったディズニーランドの構想が(泣)・・」、「デイビークロケットのフェス・パーカーとあらいぐまの帽子」とか「海底二万哩メイキング」とか「エミー賞」とか伝説その他色々あるみたいだけど割愛。
どうでもいいけど、当時日本ではこれとプロレスが交互に放送されてたって事実がすごいです・・・
●'ファンタジーランド’内で放送された「ドナルドダックの一日」※原題:A day In the Life Of Donald duck」
内容ほぼそのまんまでもかなり面白い。なんでこの頃のディズニーのユーモアセンスって抜群なんだろう?素直に心地いいし、楽しめる。
たとえばこのくだり↓
「僕の言ってる事がちっとも解らないって苦情が来てるぞ!」
とクラレンス・ナッシュ(ドナルドの声優)に詰め寄るドナルド<ってかその言いがかりナンセンス。
実際クラレンス本人に歌わせてみたりしてるクセに
「自分でもわかんないよ!」
と吐き捨てるのがいい。
そのうえからかわれ、
「You make me sick!(おまえ、むかつくんだよ!)」
と一喝<じぶんで呼び出したくせに)。
最後には「出てけ!」とケンカ別れ。
・・しかしそれでも懲りずにしつこくドナルドをおちょくるクラレンス氏がナイス。
このやりとり、文章にするとややキツメですが(今気付いた)、ドナルドは舌ったらずのヨチヨチ声&アヒル声で話す故、台詞による毒っ気は中性されます。
この絶妙さがいいんですよこの頃のドナルドって!というかドナルドのパーソナリティとかキャラクターって、この頃(50’s)すでに完成されてされ更に磨きがかかってるんですよね。あくまで個人的な見解ですけど、今のドナルドっキャラクター的にイマイチつまらない。むかしと細かくぜんぜん違うというか・・・。当時は「キュートさ」を前面に押し出してたんですけどねー。まぁ75年も経つからやっぱ時代とともに変わっていくのですかねー?とりあえず私は1940中期~1980はじめ位のドナルドが好きだ。
話は戻って・・・
この後もドナルド思いっきり「スタジオのアイドル!」かつ「スター様」扱い!・・・で、本人もかなり幼児的わがまま<特にアニメーター陣に厳しい。でもWaltからのコールには対応いい(ちゃんと上下関係わかってます←「Anything for you!(あなた様のためならなんなりと)」
ちやほやされてる時は調子いいくせに、軽くかわされると余計頭にきてるドナルドもかわいいもんです<というか私、「かわいいかわいい」って馬鹿みたいだ・・・。
'MOUSE KATEERS’ドナルドが絡むのもポイント高し。
台詞のセンス(「Gee」「Oh boy」多用)も懐かしさ120%です。ロイ・ウィリアムス(Mickey Mouse Clubの司会者兼スタジオアニメーター)も登場してミッキー描いてくれます<でもドナルドにはちょっと意地悪(笑)
※'MOUSE KATEERS(マウスカティアーズ)’・・・(テレビ番組「ミッキーマウスクラブ」に登場するちびっ子。この回では、ドナルドはWaltから彼らのスタジオ見学案内を要請される)彼らの乗ってるスクールバスに描いてあるミッキー(ミッキーマウスクラブのロゴ)がかわいい。
この番組はそのほぼ全編が実写合成(余談だが、自分はディズニーの実写合成大好き)で、ドナルドの短編映画を合間に挟むんだけど、その短編へのストーリーのつなぎ方も凝ってるというか上手いというか・・↓
あるときはアニメーターとドナルドがストーリーボードを打ち合わせしてくところから物語が始まるし、またあるときは「Ink and Paint」部(スタジオのセルを塗るところ)のお姉さんがバケツの水被っちゃって色がなくなっちゃったドナルドに塗色して乾かしてる間に思い出話として短編が導入される。
スタッフロール見てると当時の短編映画の一流スタッフばっかだし(プロドューサーがJack hannah,特殊効果がアブ・アイワークスとか、音楽がオリバー・ウォレスとか・・・)
ああ短編映画が打ち切りになってからそっちのスタッフはテレビ番組制作に移ったのか~とか、思うことは多い。このころのディズニーはテレビ用でも映画同じように、まったく質を変えないで番組制作してるところがすごいです。余談ですがプルートの短編によく名前のあったチャールズ・ニコラスってその後Hanna-Barbera Studioで活躍してたような・・・
あああぐちゃぐちゃな文章ですみません。これについては考えることがありすぎて頭の中整理できてないです、正直。
惜しむべきは、これがDVDじゃなくてビデオのみの販売ということ(しかも現在在庫切れ)。とにかくディズニーチャンネルとかで是が非でも放送希望です。それかDVD作って!トレジャー缶とかで!
でも画像は「トゥモローランド」の「Beyond to Mars」。
だって、これ大好きなんだもん!もう完全に大人のCartoon!
ウォード・キンボールだし、このデザインとかアートディレクションとか素敵すぎ!!これ、久しぶりに観てもやっぱ良かった!これ、ぜったいCraigやそのあたりの最近のスタッフ(Mike Moonあたりとか)好きそうだし・・・。
そういえば「House of Mouse」のハロウィーンDVDのミッキーの短編(Art DirectionはMike Moon)のデザインそっくりだし。
とにもかくにも、嗚呼やっぱり面白い!こんなに素晴らしいのに、半分お蔵入り状態なんてもったいないです、本当に。