おへそのひみつ 

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グエムル -漢江の怪物-

2006年08月20日 | 映画
監督:ポン・ジュノ
脚本:ポン・ジュノ 、ハ・ジョンウォン 、パク・チョルヒョン
音楽:イ・ビョンウ
出演:ソン・ガンホ 、ピョン・ヒボン 、パク・ヘイル 、ペ・ドゥナ 、コ・アソン


【あらすじ】
ソウルを流れる大河の漢江(ハンガン)に、謎の怪物“グエムル”が現れ、次々と人を襲う。河川敷で売店を営むパク家の長男カンドゥ(ソン・ガンホ)の中学生の娘、ヒョンソ(コ・アソン)も怪物にさらわれてしまう。カンドゥは妹ナムジュ(ペ・ドゥナ)らとともに病院に隔離されていたが、携帯電話に娘からの連絡が入ったことから一家で脱出を試みる。


※ネタばれあり(これから観る人は読まないでね)

試写会で観てきました。

観る前に、会場内で「怖かったらどうしよう」なんていう声がチラホラ聞こえていましたが大丈夫です。全然怖くないです。むしろ怖いどころか・・・。

笑える場面とシリアスな場面が交互にやってきて、なんともバランスの悪い映画だな~というのが正直な感想。
監督はいったい何を一番に描きたかったのかなぁ。
グエムルの恐ろしさや迫力?家族の愛?それとも怪物を作り出してしまった現代社会への警告?
場面ごとはそれなりに面白いのに、全体を通してみると、何もかも中途半端に思えてしまって・・・。

それもこれも、パク一家の動きがコメディみたいで、思わず笑ってしまうのが原因なのかも知れません。(あの面白さは好きですけどね)
ソン・ガンホのダメダメ親父っぷりをはじめ、家族全員のとぼけ具合が妙に笑えて、怪物への恐怖感や緊迫感が薄れてしまっているんですよね。

映画全体の事を考えるとパク一家のインパクトはいいんだか悪いんだか・・・。

この映画の面白さを人に伝えようとすると、怪物の事や家族愛の事じゃなくて、あのパク一家がすべてになってしまうんですけど、こんなんでいいのか!?怪物映画なのに。

カンヌでも評判がよかったと聞いたこの作品、はたして大作なのか?駄作なのか???

んん~~っ!!!





























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