気が大きくて気が弱いデザイナーの会社設立日記

大学在学中ですが、京都で「建築&ウェブ」のデザイン会社を友人4人で設立しました。

なぜ会社を設立したのか?

2005-08-15 04:29:57 | なぜ会社を設立したか
「なんで会社を設立したの?」
まわりの友人や先輩や後輩からよく聞かれることです。

ビルゲイツや孫さんやホリエモンがいかに取りざたされ
若手が起業するベンチャー企業という話題がいろいろマスコミをにぎわしていても、
25歳で起業するやつって、やっぱりある程度、珍しいわけなんですよね。

といっても、起業してからは、同い年くらいの起業した人たちに出会うことは
よくあって、しかも僕らよりももっと早く始めてたりとか、
同い年ですでに大きな規模で仕事してたりとか。
すごい人はいるところにはやっぱりいます。

で、本題ですけど、なぜ会社を設立したか。
いっぱいあって、どれが一番かはわからないんですが…。

ひとつは、学部の時代からバイトでやっていた仕事が好きだったので、
どこかの企業に就職することでやめたくなかった、ということです。

大学3回生のとき、とある縁から、あるアパレルメーカーのオンラインショップで
画像作成のバイトを始めることになりました。
このオンラインショップ、今ではけっこうな規模になっていますが、
当時は開店直後でまだ小規模でした。

バイトと言っても、シーズン毎にオープンの日があるので、
かなり厳密な納期があって、ほとんど請負業のような、そういう仕事でした。
商品の撮影から色補正から画像の加工まで、
そのオンラインショップで扱う数百にも及ぶ画像をすべて自分で担当しました。
ひとりでは手が回らなくなり、徐々に回りの友人の助けも得て、
その後、2年間ほど自分たちだけで、このサイトの商品画像の作成をしていました。

始めた当時、ある程度ウェブサイトを作ったりしてはいましたが、
プロというにはほど遠い自分、経験の浅かった自分を登用してもらって、
いろいろな経験を積ませてもらったこの会社・このサイトには本当に感謝しています。
そして、この仕事を通じて出会ったみなさまとは、僕としては本当に「仲間」と言えるような
関係を築くことができたと思っています。

ひとつのオンラインショップが、本当に一から作られていき、
どんどん拡大していくところを間近でみることができて、
またその一部を自分が担えたのは、すごいいい経験でしたし、今でも大きな喜びです。



と、過去形のように書いていますが、最初に言ったとおり、この仕事をやめたくなかったんですね。
自分の「仕事の上での原点」と言っていいこの仕事を大事にしたかった。仕事も仲間も。

ということで、会社を設立した今、このサイトの仕事は
今でも僕らの業務の大きな部分を占めています(^^)

今ではサイトの規模が大きくなり、自分たちだけですべての画像を作成するというようなことは
なくなりましたが、それでも当初よりははるかに多い量の画像を作成しています。

小さなところからはじまったこのオンラインショップは、日々拡大を目指して突き進んでいます。
このサイトの発展とともに、僕らの会社も発展していきたい。
また今まで以上に、もっと能力を高めて、このサイトの発展に貢献したいし、
また自分たちも一緒に成長していきたい。

そう思っています。