らんまりのラクガキ。。。 初めて遊びに来てくれた方は コチラ→☆click☆ 旺ちゃんは生まれつき心臓病。 妊娠6ヶ月の検診にて 先天性心疾患と胎児診断された。 生まれたら 心臓が動かないかもしれない と言われた。 冒頭の らんまりのラクガキ。。。説明書 にも記載しているが陣痛促進剤を打つと同時に旺ちゃんはお腹の中で心拍低下。 緊急で全麻下の帝王切開。 オペ時間は 10分もなかったんじゃないだろうか。
私は切迫早産疑いで
もう入院していたから
病院からパパに連絡があり
急いで病院へ向かったらしいんだけど
パパが病院に着いたら
もう旺ちゃんは生まれていたって
話してくれた。
よくテレビで見る
分娩室の前でジッとしていられない
パパの様子からは程遠く
病院に着くなり
生まれましたと告げられ
旺ちゃんを子ども病院に搬送するための
手続きに追われ
何の書類か把握する間もなく
何枚も何枚もサインをし
急いで救急車に乗ったらしい。
感動する時間もない。
パパが病院に着いて
最初に確認したこと
私が麻酔から覚めて
最初に確認したこと
「赤ちゃん生きてますか?」
旺ちゃんは
初めてオペをして
退院後すぐに急変。
呼吸器を装着し
このままでは命がもって1~2週間
と言われた。
緊急オペをしたが
グレン成立せず。
心不全状態が続き
「2歳にはなれないかもしれない」
とも言われた。
旺ちゃんは今
2歳8ヶ月。
3歳は目の前。
幸せは去った後に光を放つ。
私は旺ちゃんのおかげで
幸せを見落とさずに
すんでいるのかもしれない。
当たり前のことなんて
ひとつもない。
水分が摂れること
食事が摂れること
眠れること
起きていられること
太陽の光を浴びること
おしっこが出ること
心臓が4つにわかれ
正常に筋肉が動き
血液を全身に送ること
となりで笑ってくれること。
自分の子どもが先天性の疾患。
つらくないわけがない。
苦しくないわけがない。
でも
旺ちゃんと支えてくれるみんなと一緒に
乗り越えてきた道のりの中で
少しずつ少しずつ前を向き
暗闇でなければ
わからなかった光に気づき
今に至る。
旺ちゃんを失うかもしれない
と何度も『覚悟』を決めることを
迫られながら。
入院中パパと
旺ちゃんの墓の話までした...
そんな時間が私を強くしてくれた。
私たちには時間があった。
旺ちゃんがお腹にいる時からずっと。
覚悟を決める時間が
病気とともに
生きていく力をつける時間が
私たち先天性の疾患を抱える子を
もつ親にはある。
だからこそいつも思う。
もしも今まで元気だった子どもが
急に病気になったり
事故にあったり
事件に巻き込まれたり
万が一
急に子どもを亡くしてしまったら
親はどんなにつらいんだろうと。
今までできていたことが
できなくなっていく姿をみるのは
どんなに苦しいことだろう。
どんなに胸が痛くなることだろう。
だからといって
先天性の疾患をもつ子の親でよかった
とは思えないけど。
子が親よりも先に逝くー
こんなにも不条理なことはない。
親が先に逝く。
当たり前のことだと思っていた。
当たり前なことなんて
ひとつもない、か。
コンチクショーめ。
旺ちゃんはこれまで
数え切れない程
奇跡を起こしてきた。
これからだって一緒に生きていく。
負けたりなんかしない!
3歳の誕生日だってすぐだ!
旺ちゃんは
小学生にだって中学生にだって
なってやるんだから!
夢のように儚い世の中。
つらいことはたくさん。
キラキラした楽しいことは
もっともっとたくさん!
生まれてきたからには
行き着く先は一緒。
限られた時間は皆一緒。
思いっきり生きていこう。
奇跡と言ってしまえば簡単だけど 旺ちゃんは頑張って頑張って 歯を食いしばって闘って 笑顔を勝ち取ったんだから。 それだけこの世には人を惹きつける何かがあるんだ。 しっかり地に足をつけて 歩いていく。
医学の進歩を担う方たちよ。 白だの黒だの言ってないで よろしく頼む。 後ろを振り向いている時間なんてない。 明日を夢見ているんだから。 旺ちゃんや 病気と闘っている人たちの命が かかってるんだから しっかり頼む! 私たちは医学の進歩に 希望しか持っていないのだから。 立場は違えど 様々な病気と闘っている方たちへ。
どうか 負けないで。
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