天使と悪魔☆

らんまりのラクガキ。。。

初めて遊びにきてくれた方は
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旺ちゃんと蘭丸。

よく2人で遊ぶ。



昨日もいつものように
2人で遊んでいたんだけど
なんの前触れも無く
突然旺ちゃんが
蘭丸の左耳を噛んだ


旺ちゃんは
蘭丸やまりもを時々噛んだり
毛を引っぱったり
閉じてる蘭丸の目を
こじ開けたり…

けっこー悪魔

いつもらんまりちゃん我慢してくれてて
全然やり返したりしないし
できた犬たちだなぁ～
と思っていたんだけど
昨日の旺ちゃんは
いつにも増して
容赦無く蘭丸の耳を

引きちぎる勢いで噛んだらしく

いつもなら蘭丸、

「ピィーーーーー」

って言いながら我慢しているのに
昨日は噛まれた瞬間

「ギャンッッッッッ」

って叫んでぇΣ(゜∀゜ノ)ノ



それでも
調子こいてる旺ちゃんが
すごい勢いで

笑いながら口がぁぁぁって開けて

らんくんに向かっていくもんだから
蘭丸の鼻にシワがよった


ここからは一瞬の出来事で
止めようも無く…

蘭丸が旺ちゃんを威嚇した瞬間
蘭丸の牙が旺ちゃんの顔にあたった


旺ちゃん
左目付近を手で覆いながら
泣き叫ぶ。


焦った。


すぐ抱きかかえて
あやしながら
旺ちゃんの顔を見ようと
旺ちゃんの手をどけると
目からもうじゃんじゃん

涙が溢れてて

旺ちゃんって黒目率高いから
あたしも慌ててたんだろな
にじんだ涙越しに映る黒目の色が
血の色に見えて
目から出血してるのかと思って
ドクンってなった。

慌ててよく見たら
黒目の色で出血はしていなかった。

やめてあたし


蘭丸を見ると
窓際に逃げて体勢を低くして
こっちをチラチラ伺いながら
前に行ったり後ずさりしたり
わかりやすくオドオドしている。



旺ちゃんが悪いんだけど
怪我をさせたのは事実。


悪い事をしたって
蘭丸自身もわかっているだろうけど
ここは怒っとかなきゃいけないと思い
心を鬼にして

「らんっ！来いっ！」

呼びつける。


蘭丸の一歩ずつ踏み出す足音が

『ゴメンナサイ　ゴメンナサイ』

って聞こえてくるけど
ごめんね、

「噛んだらダメやろ！」

旺ちゃんを近づけながら怒った。
旺ちゃんに近づくのももう怖そう。

蘭丸怯えながら、
1000%ごめんなさいって言ってた。


しばらくすると旺ちゃんが泣き止んだ。
「大丈夫？」
って聞くと泣き真似するオイッ

コイツ…大丈夫やな(*_*)


とりあえず傷を消毒して
パパは仕事の関係で
この時家に居なかったから
一応パパに報告するため
写真を撮ろうとすると…




マキロンで殴ってくる

「ジッとして！
写真撮れんやろ！」

って言ったら逆ギレ
今度はマキロンを投げつけてきた

やっと撮れたのがコレ。




眉毛の上と目尻に傷
涙袋の下の部分に牙が当たったのか
内出血した跡あり。


鼻も少し赤くなっていたから
傷の配列からして
蘭丸の下の歯がガツンとHITしたみたい。


目には異常無さげ。
よかったー


目尻の傷から少し出血したけど
すぐ止まった。



そうこうしてると旺ちゃんが…





なぜ遠山の金さん？？





楽しそうだからそのままに。



その頃蘭丸は…






遠ッッッッッ



旺ちゃんが怖いらしく
距離をとっていた。


呼んでも来ない徹底ぶり。


しょうがねぇ～な～。

蘭丸のそばに行くと




もぉー怒ってないよぉ～。
つか本当は怒ってないんよ～。

最近ニュースでもよく見るけど
飼い犬が逃げ出して
近隣の人を噛んで怪我を負わせたとか言って
狂犬扱いしてるけど
犬に責任はない。

飼い主の責任よぉー。


この時の蘭丸にしたって
噛んだらダメだってわかっていても
身の危険を感じて
自分の身を守ろうとしただけ。


最初に意味無く噛み付いた
旺ちゃんが悪い

だけど
いくら蘭丸が悪い事をしたって
わかってはいるとは言っても
蘭丸は犬。

たまたまかもしれないけど

一瞬の間に急所を狙ってるのも本能なのか。

ダメなものはダメって

教えないといけない。

今回は旺ちゃんが悪かったから
今回だけは例外的に噛んでもいい
なんか通用しない。

ここに来て
「噛んでもいいんだ」
なんて思わせたら蘭丸が可哀想。


だから蘭丸には申し訳ないけど怒った。


でも蘭丸はちゃんとわかってると
思ってるんだけどね。


1回はちゃんと怒ったから
いいよね。


旺ちゃんにビビってる蘭丸が
可哀想で可愛くて
撫で回した。



そしたらやっと
張り詰めていた心が解放されたのか
かたかった表情が和らいで

あたしに寄り掛かってきた。

けど旺ちゃんが来ないか警戒しながら






そんな蘭丸の写真を撮っていたら
悪い予感ほどよく当たる。

ヤツは気付いてやってきた








小悪魔だと知りながら
ママンこんなんされたら
すぐコロっといく


そのとき蘭丸は…





現実から目を背けてた

厳しい現実から逃げるように
ママンと旺ちゃんから離れていった。


一通り写真撮り終えると
旺ちゃん気が済んだのか
お気に入りのパパの座イスに戻り
テレビを見だした。


蘭丸警戒網張り巡らす
＆
まりもどーでもいい
の図↓





旺ちゃんがテレビに夢中なことを
充分確認し隙をみて
蘭丸が来た。

あたしが蘭丸を裏切って
手のひらをかえすように
旺ちゃんと写真撮ってたことは
もぉーいいのかな

どこまでも天使やな
とか思いながら蘭丸とイチャこいてたら
ヤツが振り向いた

おやつを探しにキッチンをあさり

蘭丸の気も知らず
のんきに鼻ほじりながらやってきて



また一緒に写真を撮りたがるから

「蘭丸のこと噛んだひとぉー？」

って聞くと




自慢気に手を挙げて…






わぁぁぁりぃー顔して笑ってた






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