菜園レポ~シイタケの原木栽培~第3ファーム(N農園)
画像の時は昨春(3/31)。
伐採されたまま宙に浮くクヌギの大木。
二人乗っかり何かやらかしている ? ・・・いい大人が基地づくりでもあるまいし( ^ω^)
所は、N農園の近くの池のほとり。
我らが団地の際とあって、市が危険防止のため伐採との報を菜園仲間のN氏(画像ブルーのつなぎ)が入手!
早速、市と交渉し(?)我ら3人、後始末を引き受けることにした。
~運搬作業・手順~
① 持ち出すために手ごろな大きさに電ノコカット。そのためには、宙に浮いた状態から地上に落下させねばならない。
周囲の立木に寄り掛かった枝を掃うか、立木を切るかの協議中だ。
② 切断された丸太の土手上げ。急斜面の土手は上り下りするだけでも難儀するほど。
ましてや50~100キロ近い大木途中で押し潰されたらかなわない。
しかしお二人と違って技術も経験ももほぼ皆無な私が誇れるものは、体力、とりわけ足腰の強さのみ。
俵転がしならぬ丸太転がしで行ける限りあげていく。
途中見かねたN(手ぬぐいの農園主)さんが、ユンボとロープで引き揚げてくれた。
この程度だと、私の人力でもこの急斜面をクリアーできた!
③ トラック輸送 積み込みは小型ユンボが威力発揮!
同昨春、運搬後一週間経過(4/7)
~原木への菌打ち作業~
① 穴開け ドリルでYさんと二人で作業した。
横20センチ、縦5センチ間隔がベストというがその辺は二人とも適当だ。バンバン開けていく!
② 打ち込み 冷蔵庫で保管されていたシイタケの種(種駒というらしい)の塊からコルク大のの種駒をはがし
(簡単にはげる)、穴に突っ込み金槌で打ち込む。
③ 保温管理 摂取された種駒の菌糸が確実に原木に反映しまん延させるためには保温管理が必要らしい。
またその作業は「平伏せ」とも言うようだ。
遮光ネットや藁とかブルーシートでもよいらしいが原木にたっぷりと水分を含ませてから覆い保温しておく。
Nさんは不在(本職の仕事)だったので、二人で種駒を余らしてもしょうがないのでバンバン打ち込んでいった!
この種菌すべてからシイタケが生えるのだろうか?
それとも菌糸を植え付けただけで、どこから顔を出すのかわからないのだろうか? すべてから顔を出したら大変だよ!?
打ち込みを終えた原木は別荘裏手の日陰に保管。
そして9か月経過した(1/16)たある日のこと。
Nさんが、「出来てたぞー!」と言って両手ほどのキノコ(?)を見せてくれた。
妻にも見せたが明らかに何か違う!?
右手の遮光シートをめくり確認してみた。
(このあたりマムシが多いから要注意!昨年は私も2つ殺生した。この季節は大丈夫)
椎茸とは、似て非なるものであった。
以前の原木からは、数は少ないが・・・肉厚でいかにもジューシー 出そろう日が待ちどおしい
我ら農園主のシイタケ ・・・・いったい何者だろうか?・・・どのように処理されたかは誰も知らない(^)・・・
食卓に乗るのは2019年春に移植したのだから2年後の秋(2021年10月頃)にとなるだろう。
旨く行けば3~4年楽しめそうだ。