YouTube、日本で動画広告配信テスト開始

2007年11月29日 | リッチコンテンツ/クロスメディア
動画共有サイト「YouTube」は11月27日、日本で期間限定の広告配信テストを開始した。東芝とリクルートがテストパートナーとして、3種類の広告メニューの配信テストを実施する。

両社の広告とコンテンツは、YouTube日本版のトップページで配信。さらに専用チャンネルやYouTube日本版内のサイトでもランダムに表示される。正式配信に向けて、メニュー別に広告配信の効果と傾向を分析するとのこと。

今回テストされる3種類の広告メニューは以下の通り。

●トップページYVA
トップページで表示される動画広告。
この広告枠は多くの視聴回数獲得が見込まれ、ユーザー間での口コミ促進やYouTubeに集まるユーザーとの深い結びつきを得られるとしている。
YouTubeトップページ(11/29現在、東芝の動画広告配信中

●Run of Site
トップページ以外のYouTube内ページにランダムにイメージ広告を配信。
YouTubeユーザーに最大限のアプローチを実現する広告メニューで、広告をユーザーのブログに貼り付けられるなど、動画広告の視聴回数やユーザーとの接点をさらに増やせるとしている。
動画視聴ページ(11/29現在、画面上部に東芝のバナー広告が掲載中)


●ブランドチャンネル
広告主がYouTubeの専用チャンネルを設置するメニュー。
チャンネル上部にバナーを設置できるほか、チャンネル内の広告スペースには他社の広告が表示されないため、ブランドの世界観を表現しやすいとのこと。動画視聴画面において、ブランドの背景やチャンネルリンクを設置することも可能。
東芝ブランドチャンネル

徐々に広告メニューに浸透しつつある動画広告であるが、YouTubeという集客力の高いサイトでの広告出稿が可能になることで、企業での動画広告の採用が進むかもしれない。



YouTube
http://jp.youtube.com/

参考サイト
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20361871,00.htm


http://www.richcontent.jp/businessnews/bn263-01.html