対応すべき案件を選ぶ:費用対効果で優先順位を判断する

2007年11月15日 | 開発関連
 工数を概算したら,その結果から,実施するかどうかを判断する。利用部門が判断するか,関係者を集めて会議で判断するか,のどちらかだろう。前者では,案件は1件ずつ判断される。後者の場合は,ある程度,案件をまとめて判断することが多い。

 ヤナセでは,緊急対応が不要な案件は,できるだけ蓄積した上で,まとめて優先順位を判断している(図1)。中古車管理システム「BS-n@vi」の構築プロジェクトなどを率いてきた柴田直樹氏(情報システム部 システム3課 課長)は,「1件ごとでは優先順位が付けられない。横に並べることで根本的な問題が見えてくる」と,蓄積を勧める理由を説明する。


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