動画広告、映像3秒間大きく――インプレス、サイトに掲載。

2005年10月27日 | 通販/モール
 IT(情報技術)関連出版とニュース映像サイト運営のインプレス(東京・千代田、塚本慶一郎社長)は、開始直後の三秒間に映像の大きさが四倍に拡大する動画広告を自社サイトに掲載した。閲覧者に動画広告の存在を印象づけて、広告収入増加につなげる。
 この動画広告は、IT関連ベンチャー企業のサイバーウィング(東京・品川)が開発した「ビデオ・エキスパンド・バナー」と呼ばれる技術を使っている。閲覧者がサイトを訪れると、自動的に動画広告が始まり、映像の大きさが縦横二倍ずつ広がる。開始三秒後には元の大きさに戻るが、マウスを広告の上に置くと映像が大きくなる。
 閲覧者のインターネット接続環境を自動的に判別し、三十メガ(メガは百万)ビット秒を下回る場合は動画広告を配信しない。広告掲載料金は一カ月四十五万円から。自動車メーカーや映像ソフト会社などに出稿を呼びかける。