第594話 「優しさ」

なんだか急に観たくなったTVドラマがあってレンタルで借りてきた。
それはDr.コトー診療所2006です。
Dr.コトー診療所2006はTVドラマで観てたんですが
実は何回か見逃してた。なので改めて全話観た。

Dr.コトーの原作は漫画なのですが原作は読んだことは無い。
結構原作とTVドラマは違うらしいんですね。
Dr.コトーは東京で腕の良い医者、Dr.コトーがある事件で離島に行き、
最初は信頼を得られなかったが医者としての腕と人間性による
信頼感を島の人々から得えていくという話です。

ここ最近は色んな医者に間するTVドラマがありましたが
だいたいは「医者とは何か？」という命題があります。
しかしDr.コトーはそれに加えて離島の人々とのふれあいがあるんです。

私はDr.コトーを観ると色んなことを考えさせられる。
損得無しでいかに人と触れ合うか？本当の優しさとは何か？
相手の気持ちを考えるとは？・・・などです。

人は生まれたときはまっさらな心らしいです。
しかし生きてく上で色んな出来事や環境で汚れていったりする
らしいです。Dr.コトーは所詮TVドラマです。
しかしDr.コトーのような心に少しでも近づきたいと思ってるんです。
優しさとは押し付けではありません。いかに相手の立場で
考えるか？だと思うんです。

親切だと思って行動したり発言したりしても
それを相手が不快だと思えばそれは違うと思うんです。
相手の気持ちを考える・・・それは難しいけど
でもお互いがそんな気持ちだと素晴らしい世の中になると
思うんですよね。色んな人がいるから難しいとは思うけど。

私も20歳の頃はトガってた部分があったと思う。
でもだんだん年齢を重ねていくと心だなって思うようになってきた。
見た目とかじゃない・・・心だなって。
心の美しい人が本当に素晴らしい人間なんだって思うようになった。
それに少しでもほんの少しで近づければなって思うんです。
Dr.コトーを観るとそんなことを思うんです。

Dr.コトーのDVD-BOX欲しいなぁ。またTV放送で新作もやってほしいし。
Dr.コトーの島の人々の信頼感は素晴らしいですよ。
自然に囲まれて時間の流れがゆっくりだとそうなるんでしょうかね。
私がここ数年で自然がやたら恋しいのはそれもあるのかもしれない。
私利私欲では無く、本当の優しさをもって人のことを考えれる人・・・
それが人としての最終的な目的なのかもしれない。