第964話「さよなら東京、よろしく埼玉・・・その1」

えっとそんな訳で去年の11月の末に引っ越しを完了しまして
12月からは埼玉県の某所に住んでおります。

まぁ引っ越しはもう何年も前からしたかったんですよ。
前の部屋は住んでもう何十年と経ってたし管理会社関連の会社の寮になりつつあったしね。

んで不動産には何回か顔は出してて色々とチェックはしてたんですが問題は場所でした。
今までどおり都内にするか埼玉にするか。
都内だとやはり愛着がある板橋区か北区周辺でした。

ただ私の希望する条件だと都内はそこそこの広さになるんですよ。
でも埼玉で同じ条件だと間取りはかなり広くなる。
悩みましたが最終的には埼玉県の某所に決めました。

それでなぜ埼玉なのか？千葉でもいいんじゃ？という意見もあると思いますが
私は北区、板橋区に愛着があると同様に埼玉県にも愛着があるんです。

私が青森の高校を卒業して最初に入った会社が北区にあったんです。
それで北区とその隣の板橋区が私の東京でも拠点になったんです。
そして北区と板橋区の先にあったのが埼玉県の某所でした。
その埼玉県の某所の川沿いに自然を良く見にいったんですよ・・今も行くけどね。

もう一つの理由はこの埼玉県の某所にスタジオがあるんですよ。
私が東京で初めてパンクバンドを結成したときに使用してたのがこのスタジオでした。
そして数年後にスタカルというバンドがレコーディングしたときに
使ったスタジオが偶然にもこのスタジオだったんです。
なので何か愛着があるんですよ・・・埼玉県の某所。
今はこのスタジオは近所になったもんね(笑)

そしてもう一つの理由それは私が東京に上京したばかりの頃に
私にパンクや映画を教えてくれた会社の元同僚、そして元バンドメンバーのA氏の存在ですね。
彼の埼玉に対する思いが私にも影響を与えました。

彼の実家は埼玉県の某所でありまして私が東京に上京したての頃に色んな話を聞きました。
昔、埼玉に浦和ナルシスというライブハウスがあってハードコアの連中がいっぱいいて
学生だったA氏は凄く怖かったとか
埼玉はロックシティ埼玉と言われてて埼玉出身のバンドが多いとか
テレビ埼玉は色んなバンドをプッシュしてたとか
東京に上京したばかりだった私は興奮してその話を聞いたもんでした。

埼玉県は〝ださいたま´とか言われたりして茶化されたりもするけど
東京に対する反骨精神があったんじゃないですかね。
そしてA氏は浦和レッズのサポーターなんですよね。

そんなA氏の影響もあって私には愛着があるんですよ・・埼玉県はね。
そんな訳で次回はこの続きを書いてみようと思います。