おが の 冗談本気

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第389話 「FRICTION LIVE AT 渋谷 CLUB QUATTRO」

2006年07月19日 22時51分44秒 | Weblog
昨日ですね、待望のフリクションのライブを観て来ました。
もう・・衝撃としか言いようが無いライブでした。

昨日は私は仕事だったんですよ。定時で帰してもらって
速攻で渋谷へ。しかし外は雨。電車&徒歩だと間に合わない
可能性がある為にカッパを着こんでバイクで渋谷へ。
今回のフリクションのライブは最初からちゃんと観たかったんです。
しかも次回はいつライブやるのか分からない為、気合が入りましたよ。

19:40頃に渋谷のクワトロに到着。駐禁切られるのを覚悟で
クアトロの前にバイクを駐車。
今回のライブは19:00会場の20:00スタート。
遅めのスタートだったのが不幸中の幸い。
でも本当は早めに入場していい位置確保したかったんだけどね。

中に入ると人だかりが凄かった。そう、みんな久しぶりの
伝説のバンド、フリクションのライブを待ちわびてたんだ!
物販では色々販売されてて「Skin Deep」の再発盤と
「ライヴ・イン・ローマ」の再発、初CD化の2枚が先行販売されてた。
「Skin Deep」は私は持ってたんだけど「ライヴ・イン・ローマ」
は持って無い。「ライヴ・イン・ローマ」は昔、アナログで
数枚リリースされ現在では高値で取引されるコレクターズ・アイテム。
そして今回が初CD化、しかも3曲プラスされてる。
私は迷わず「ライヴ・イン・ローマ」を購入。そして会場へ。

中はもう人だらけ。入るだけ入ったって感じ。
隙間はコレっぽっちも無い。ドリンク・カウンターに行く時間も
勿体無いんで場所探し。もう後ろの方なんだけど多少ひな壇になってる
のでステージ上は確認出来そうな位置をキープ。
SEはひたすらサルサのような音楽が鳴り続けてる。

スタート時間から10分くらい経過し客電が消えた。
客席の歓声が怒涛のようにうねりを上げる。
ドラムの中村達也が登場し続いてレックがベースを手に登場。

しかし見どころは今回のフリクションは2人しかいない。
なんでも噂によるとレックがベース一本でギターの音とベースの音
を出すという。2人で果たしてどこまで表現出来るのか?
ちょいと不安ではあった。・・・しかし、その不安はすぐ吹っ飛んだ。

1曲目は「100年」で始まった。もう・・ベース1本とは思えなかった。
うねるベース音にトリップしたようなギター音。
ギターソロのようなフレーズも弾いたのだが
ギターソロなんていう甘っちょろいもんでは無い。
ノイズ、ハウリング、金属音、ベースが唸る。
そしてレックのクールなボーカルが乗り、それを達也のドラムが
着いていく・・・。

もう言葉では言い表せない位凄かった。
2人だけで演ってるとは思えない。ビートがビンビンと伝わってくる。
アバンギャルドでクールなレックのベース。
こんな音を出すバンド今時いるかい?
もう私はショックで立ち尽くすしかなかった。

後半、「ゾーン・トリッパー」が演奏されたときの盛り上がり
がもう最高潮だった。客席の盛り上がりもハンパじゃなかった。
アンコールを2回やって終了。レックと達也が「サンキュー!」
の言葉を残しフリクションのライブは終了した。

このライブの凄さは尋常じゃなかった。
今でもまだ余韻に浸ってる。フリクションの凄さを改めて実感した。
多分、私が今まで観てきたライブの中では断トツだと思う。
こんな凄すぎるライブは初めてだ。

私はフリクションのライブは今回が初めてなのだが
ホント行って良かった。私にとってフリクションはレックは
生きる伝説なのだ。レックはロック画報のインタビューで
「フリクションはまだ死んではいない」とコメントしていた。
そのとおりだった。まるで水を得た魚のように
時代、音楽シーンを飛び越えた姿がそこにはあった。
次回またライブをやるのかどうかは分からない。
しかし伝説では無く、今もぶっ飛んだ姿を見せてくれたフリクション
のこれからの動向にぜひ期待したい!
フリクションを知って、好きになって本当に良かったと思った瞬間でした。
フリクション、レック・・・最高でした。


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