おが の 冗談本気

音楽、映画、阪神タイガースが好きな おが の個人ブログです。ミドリフグも飼ってます。

第349話 「私たちの望むものは」

2006年05月17日 22時26分05秒 | Weblog
ロックって色んなジャンルがあるけどフォークっていうと誰を思い浮かべます?
洋楽だとボブ・ディランしか思い浮かばないですねぇ・・。
邦楽だと誰を思い浮かべますか?吉田拓郎ですか?泉谷しげるですか?
初期の井上陽水ですか?私は・・・岡林信康なのです。

少し前に岡林信康のCDを購入したんですよライブ盤を。
このライブはなんと私が2歳のときのライブですよ。
だもんで当然リアルタイムではありません。2歳で聴いてたらある意味凄いけどさ(笑)

まぁ知ってる人は知ってると思うんだけど私は19歳の頃にパンクバンドで
ギターを弾いてたんです。んで22歳でパンクバンドを辞めたんですよ。
その頃はシオンが大好きでソロでアコギを持ってリアルな歌を歌う
シオンに憧れてたんです。そしてちょうどその頃に尾崎豊が亡くなったんですよ。
そしてTVでは色んな追悼番組をやってました。
そのときにあるTV番組を観たんですね。

尾崎豊は私が中学生の頃に聴いてまして、まさにリアルタイムでした。
尾崎が歌う自由という言葉に当時の中学生の私は共鳴してました。
そして尾崎豊が亡くなり、私も好きだったので色んな追悼番組を見たんです。
その番組の1つに「尾崎よりもっと昔に自由を歌っていたアーティストがいた・・」
というような内容の番組をやってたんです。その人が岡林信康だったんです。

岡林信康は差別や権利などに対して歌っていました。
フォークの神様と呼ばれますがその後、彼は失踪します。
そして復帰後は民謡などを題材にして音楽活動をほそぼそと続けています。
現在は自分のやりたい事を自分のペースでやっているみたいです。

当時の岡林信康を特集した番組を見たときはショックを受けました。
そして知り合いから借りたテープを聴いたのですが後期の作品だったらしく
あまりいいとは思いませんでした。私の聴きたい曲が入ってなかったんですね。
私の聴きたい曲は「私たちの望むものは」という曲でした。

そしてあれから数年・・・いつか初期のCDを購入したいと思ってたんです。
この前購入したCDは「狂い咲き」というライブ・アルバムでして
このライブはリリースされた音源順にセットリストを組んだライブだったらしいのです。
初期の音源はもろフォークなのですが途中の曲からバンドサウンドになります。
MCとか結構のほほんとしてるんですが詞の内容は確信をついているものばかりでした。

時代に関係無くいいもんはいいんですよね。魂の入ってるものは心に響きます。
私はほぼジャンルは関係無く、自分がいいと思ったもんは何でも聴きます。
上手い下手じゃなく、やはり心に響くかどうかだと思うんですよね。
音楽性も歌詞も。これからも色んな音楽を聴いていきますよ。

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