おが の 冗談本気

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第1041話 「プロレスを振り返る・・・その6」

2017年08月13日 16時53分06秒 | Weblog
それでは「プロレスを振り返る」の続きを。

私が小6から中学生にかけての頃のプロレスの状況はといえば
ジャイアント馬場が率いる全日本プロレスは外国人プロレスラーに人気が集中。
ジャンボ鶴田はテクニシャンで派手でいいレスラーなんだけどラフファイトにいまいち弱い。
肝心のジャイアント馬場は年齢的にも衰えが隠せず引退ムードが漂っていた。

一方アントニオ猪木率いる新日本プロレスはアントニオ猪木がまさに全盛期で最強に
ふさわしい感じでした。一方外国人レスラーはスタン・ハンセンが人気、実力ともに
上昇している頃で猪木と人気を二分している感じでした。

藤波辰巳はジュニアヘビー級では無敵状態でそろそろヘビー級に転向する感じでした。

当時のプロレス中継って放送終わりの最後に来週の試合はなんの試合をやるか
お知らせしてたんだけど、新日本プロレスの来週の試合にタイガーマスクの名前が出た。

私は当時の事はよく覚えてるんだけどストロング・スタイルを掲げてた新日本プロレスが
なんで色物とも思えるタイガーマスクなるレスラーを登場させるのかが不思議でしょうがなかった。
私は「どうせ訳わかんない外国人レスラーが覆面を被ってしょうもない試合をするんだろうな」
と思っていた。

なぜそう思ったかというと新日本プロレスにウルトラマンという覆面レスラーが登場した事があった。
私は期待して見たがもうしょうもない試合でがっくりした事があった。
正体はメキシコのレスラーでタイガーマスクも似たようなもんだろうと思った。

そして一週間が経ちテレビでタイガーマスクのデビュー戦が放送された。
もちろんタイガーマスクとは初代の事であり正体は佐山サトルその人だ。

でもこの試合はリアルタイムで見たんだけど覚えてないんだなぁ・・・何でだろ?
覚えてるのは最後にジャーマンスープレックスホールドを決めたという事。
当時はジャーマンを使うレスラーってあまりいなかったんですよね。

でも初めて見る技の連続だったように思う。
空手かキックボクシングかムエタイなのか本格的なキック、ローリング・ソバット、
サマーソルト・キックなど初めて見る技ばかりだった。

改めて今見るとやはり凄いいい試合なんですよね・・・今更なんだけどさ。
当時の私は多分何が何だか良く分からなかったんだろうと思う。

ここからタイガーマスクブームが始まる。
今までプロレスを観てなかった人もタイガーマスクの登場で観るようになったし
学校に行ってもタイガーマスクのおかげでプロレスを観る人が増えた。

私がそれまではプロレスを好きだといっても反応が無い人がいたのにね。
何をいまさら・・・って私は思ったが。

一番びっくりしたのはうちの母親もタイガーマスクのファンになってた事だ(笑)
タイガーマスクをTVで観るたびに「かっこいい~」と言ってた。
私は子供心に呆れていたが(笑)

それだけ当時はタイガーマスク人気は全国区となっていったのだ。


つづく


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