おが の 冗談本気

音楽、映画、阪神タイガースが好きな おが の個人ブログです。ミドリフグも飼ってます。

第1073話 「プロレスを振り返る・・・その20」

2019年09月29日 14時16分01秒 | Weblog
それでは前回からの続きを・・・。

えっとバンドをやる為に上京してきまして当時はパンクバンドでギターを弾いてました。
最初は印刷会社にいたけど一年で退社。
その後はコンビニでバイトしてました。

コンビニだけでは生活が苦しかったので掛け持ちでバイトをやる事に。
色々探した結果、週3で牛丼屋でバイトする事にしました。
コンビニは昼に週6でバイトしてたんで当然、牛丼屋は深夜でバイト。

コンビニと牛丼屋のバイトが重なったときはコンビニのバイトが終わったら自宅で仮眠。
その後に牛丼屋の深夜でバイト。
次の日はほぼ寝ないでコンビニでバイトしてました。
まぁ当時は若かったから出来ましたね。

その牛丼屋でバイトしてた人でプロレスの好きな人がいた。
この頃の私はバンドに夢中だったんであまりプロレスは見てなかった。
しかしプロレスの知識には自信があった。
それまでは私より詳しい人が誰もいなかったからだ。

早速その人とプロレスの話をした。
その人の好きなプロレスは私にとって意外なものだった。

その人はUWFと女子プロレスが好きだった。

「あーUWFね・・・・・」

私が当時知ってたUWFとは新日本プロレスの営業部長だった新間氏が突然UWFという団体設立を発表。
新日本プロレスの若き日の前田日明をエースに旗揚げするが営業的には苦戦。
何人かのレスラーが脱退し新日本プロレスの藤原や高田が新たに参加。
そして元初代タイガーマスクの佐山聡も参加。
UWFは格闘技路線に自然と変化。しかし当時はまだ総合格闘技は無い時代で
総合格闘技の実験の場のような感じでした。これが旧UWFです。

その後は佐山と前田が対立。UWFは崩壊する事に。
残った前田をはじめとするUWFのレスラーは業務提携という形で新日本プロレスに復帰。
新日本プロレスのレスラーはプロレスをやろうとしているのにUWFのレスラーはキックと関節技
しか使わずロープにも飛ばないという変な試合が行われていました。

そしてあるタッグマッチで前田が長州の顔面をキックで蹴り長州の顔面は恐ろしく腫れ上がる。
その試合の責任を取らされる形で前田は新日を解雇される。

前田は再びUWFを旗揚げする決意をして藤原、高田、山崎らとUWFを旗揚げ。
これが新生UWFである。私が知ってたのはここまで。

その後はなんとなくUWFがブームだとかは聞いていた。
しかし私はバンドをやる事に夢中だったので詳しくは知らなかった。

んーUWFかぁ・・それは私は詳しくは知らんなぁ・・・。
その人はUWFの船木が特に好きだという。
船木か・・・そーいや新日の若手でそんな奴いたなぁ・・・。

そんな思いのままとりあえずUWFを見てみるか・・と思ったがTV中継はされてない。
しかしビデオが何本かリリースされており私はレンタルで借りて見てみた。

今までのUWFの試合が収録されたベスト盤のようなビデオを借りて見た。
前田や高田や藤原の試合は見たことはあるが船木の試合は見た事がなかった。

その船木の試合を見た私は衝撃を受けた。
それまで見たことのない試合を船木はしていた。
素早いフットワークで相手をかわして掌底の連打を相手の顔面に当てる。
そして相手を次々とKOしていた。
まるでボクシングの試合を見ているようだった。

長髪を振り乱してイケメンで均整のとれた筋肉で掌底を連打する船木に
私はすっかり魅了された。


続く




最新の画像もっと見る

コメントを投稿