春を待って

2012-02-03 | Weblog
今日は節分。
恵方巻きを買うついでに少しだけ遠回りし
気になる花を訪ねてみました。

旧正月の頃に咲くことで迎春花とも呼ばれる
黄花(オウバイ)です。
たった一輪でしたが咲いていました~♪
   

明日は立春で暦上では春になります。
「こんな寒いのに春って変でしょー」と昔から
不思議で仕方ありませんでした。
けれど今はこの立春という季節感がとても好きです。

小寒・大寒という最も厳しく寒い時季を過ぎ
後は徐々に上向くばかり。
どんなに寒かろうとそこから春が始まるのだと、
何かとても大きく暖かい希望などの色んな想いが
立春という言葉から感じられます。
四季のある国に生まれて良かったと思いますね。

季節感のある言葉といえば、
もう一つ最近思っていたことがあります。
晩春、晩夏、晩秋とは言うけれど、晩冬って
あまり聞きません。
漢字変換はするので言葉としてはあるようですが
やはり使用頻度は低い気がします。
「晩○」は過ぎゆく季節を惜しむ感じになりますね。
冬の場合は「冬を惜しむ」よりも「春を待ち望む」
気持ちの方が先に立ち、晩冬よりも立春や初春など
春を使った表現が多くなるのではないでしょうか。

春を待つといえば、植え込みの陰で北風を凌ぎつつ
フキノトウも顔を出す準備を整えていました♪
   
   

<オマケ>
先日蕾を載せたスノードロップの花を♪
背が低くて俯いているので横顔だけですが。