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PPT jpegを高解像度で変換する方法

2021-09-02 09:00:24 | PPT
PPT jpegを高解像度で変換する方法

jpeg画像をより高い解像度で出力したいという場合の設定方法を紹介しておきます。

レジストリの設定を変更する

パワーポイント内ではなく、レジストリというパソコンの設定をいじることで高解像度でjpeg画像を出力するようにします。

"PPT-2021-5-17 580-1"

ファイル名を指定して実行する

"PPT-2021-5-17 580-2"

まずは【Windowsキー+R】で【ファイル名を指定して実行】のダイアログを開きましょう。(スタートから右クリックで【ファイル名を指定して実行】をクリックしてもOKです)

名前のところに【regedit】と入力して、OKをクリックしてください。

レジストリエディタを開く

"PPT-2021-5-17 580-3"

すると、レジストリエディターが出てくるので、使用しているPowerPointのバージョンに応じてレジストリサブキーを進めていきます。

バージョンに応じたフォルダの場所はこちらになります。

・PowerPoint 2016、2019、PowerPoint for Office 365

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\PowerPoint\Options

・PowerPoint 2013

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\15.0\PowerPoint\Options

・PowerPoint 2010

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\14.0\PowerPoint\Options

・PowerPoint 2007

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\12.0\PowerPoint\Options

・PowerPoint 2003

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\PowerPoint\Options

出典:PowerPoint から高解像度 (高dpi) スライドをエクスポートする方法|Microsoft

私が使っているPowerPointのバージョンは2016なので、【HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\PowerPoint\Options】の順に選択していきました。

DWORDファイルを新規作成する

"PPT-2021-5-17 580-4"

指定のファルダまで移動出来たら、何もない部分(上の画像の赤枠内)をクリックして、【編集】→【新規】→【DWORD(32ビット)値】の順に選択してください。

すると【新しい値 #1】というデータが追加されるので、名前を【ExportBitmapResolution】に変更します。(名前を間違えないように!)

ExportBitmapResolutionを編集する

"PPT-2021-5-17 580-5"

名前を【ExportBitmapResolution】に変更して、選択をした上で【編集】→【修正】の順にクリックしていってください。

dpi(解像度)を設定する

"PPT-2021-5-17 580-6"

デフォルトでは【値のデータ=0】、【表記=16進数】になっているので、【値のデータ=150もしくは300】、【表記=10進数】にしましょう。

ここで設定する値のデータはdpi(解像度)を表す数値となっており、既定のdpiは96となっています。

dpiが高くなればなるほど高解像度で画像をエクスポートできるようになります。

あとは再起動をすると設定が反映されるので、先ほど紹介した方法でjpeg画像を保存してみてください。

また、細かいdpiの数値と解像度の関係性については、マイクロソフトの公式ページをご覧ください。

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