大津波に飲み込まれ、町の人口の10%、建物の70%を失い、去った後は津波がもたらした土砂で茶色一辺倒になってしまった女川の町。
かつては日本有数の漁港として栄えた町。
未曽有の大災害3・11から7年、女川の町も復興を進めていると思います。
色を失った町に色を取り戻す、その使命は「サクラ」に託されました。
女川の色は大漁旗。そんな名前をもらったサクラが熱海にありました。やさしい淡いピンクの花弁のサクラの名は大漁桜。オオシマザクラの園芸品種で、やはり有数な港町網代で大切に育まれてきました。
大震災翌年から年間100本、千年間植え続けて十万本桜にしようと町の人は張り切っているのだとか。
サクラは未来への希望を与えてくれる樹木なのかもしれません。
「甦る」その確信を与えてくれる樹木なのかもしれません。
町の復興を応援しております。