緑とともに・・・・

小田原市にある樹木卸販売を生業とする有限会社小田原植木のBlogです。

臘梅や雪うち透す枝の丈

2019年01月18日 | Weblog
ロウバイをあまり文学作品の中で見ることはありません。
実際俳句では明治時代になってから蝋梅の文字を見るくらいです。実際日本に輸入されたのも江戸時代になってからと言われていますし、おめでたい梅の花をそわそわと待つ日本人にとって蝋梅は眼中になかったのかもしれません。

それでも僕は梅の花の露払いのように咲く蝋梅と水仙の香りが好きで、この時期はいつも見慣れている蝋梅を見に行ってしまいます。



夕暮れが近づき、黄色い花の色が一層濃く感じられる蝋梅。
今年は暖かい毎日ですが、後方の山の白さとマッチする優しい黄色の花です。
表記の句は芥川龍之介氏の作。



日が傾くと蝋細工のような花弁が透けてまたきれいです。

そういえば、夏からこの先の圃場の芭蕉の花の観察日記をつけていたのを思い出しました。
行ってみましょう。

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しばらく見ないうちに花を落としていました。が、こうやって首から落ちるんですね。
また一つ勉強になりました。
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