このブログを始めた頃に書いていた、詩だかポエム だかよくわからない言葉遊び。
訪問者の数もひとケタだったのを良いことに、随分トゲを突き立て毒を吐きまくっていた。
意味はわからなくてもその書き殴られた感情は、まだブスブスと燻っているようにも思える。
「許容範囲をつっつきまわす」
久々に頭にきた
自分が悪いのかもしれないが 腹が立った事にはかわりはないのだ
人間はどうして些細な事で腹が立つのだろう
気持ちが伝わらないのは とてももどかしくてイライラする
人の気持ちを譲り入れる余裕が無さ過ぎるのだ
世の中便利になればなるほど 余計にややこしい物を
沢山抱え込んでいる
それらを腕からこぼさないよう 歩くのに精一杯なのだ
だからヒトのことによそ見している場合ではない
自分の抱えた物しか見ないのだ
そんなヒトを見ると ついイラッとしてしまう
自分もそうだから 余計イラつくのだ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/e9/537657de1e21c24d55aae1c0bffd5d3e.jpg)
「ろくまかし天国」
嘘やハッタリでごまかし放題な世の中になってきた
当たり前のようにごまかすのがデフォルトなら
ごまかさずにまじめな奴ほど周囲から煙たがられ 叩かれる
汚い物を足元に埋めて土台を作り その上に楽園を築きあげる
眉唾とわかっていながら そこを天国と思い 寄添い慰めあう
きっと天使の羽も汚れて灰色になっているだろう
汚れていることに気が付かない振りをするしかない
天使だってそうやって自分をごまかさなければ
そこで生きてはいけないから
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/e9/537657de1e21c24d55aae1c0bffd5d3e.jpg)
「軽すぎる言葉」
私は人の言葉というものをあまり信用しない
言葉よりも その人の行動を見て判断する
なぜなら 自分の発した言葉に責任を持たない人が多いからだ
言うのは簡単 なんの労力も必要ない
その場の自己満足 自己完結が得られれば良い
だから 心にも無い上っ面な言葉が その軽い唇からぞろぞろと出てくる
それを有言実行するとなると また面倒くさくなるのだ
人の本質はその行動にあると思う
理屈を並べ立てる前に その時間さえも惜しいから
言葉よりも先に動く人が私は好きである
もしも 一言話すのに100mを全力ダッシュするのと同等のスタミナを消耗するならば
無駄口が無くなり言葉を慎重に選ぶようになるだろう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/e9/537657de1e21c24d55aae1c0bffd5d3e.jpg)
「報いの通り道」
緊張を持続させていても予期せぬ妨害は防げない
もはや受け入れるしか術がない進路なら
何を目指してもがけば良いのだろう
避けて通るだけでも良しとするならば
通った跡にクソでも撒き散らして
一矢報いてやろうなどと企むのも悪くはない
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/e9/537657de1e21c24d55aae1c0bffd5d3e.jpg)
「やけくそにもなれない臆病者」
いっその事開き直って ヤケクソに突っ走ってみるか
案外上手く行くかも
などと 自己評価を楽観的に甘く出来ない奥病者は
今日も背を丸めて 細い路地の人生を歩く
踏み外せない 手枷足枷があるのだ
もちろん 自分で付けた手枷足枷だ
そこまでして不自由さを訴えていないと
底の浅い自分を再確認する羽目になる