静かな朝
いつもと変わらぬ朝 外は静かだが 特別なものは何もない 同じ時間に起きて 同じような...
会いたくなかった人
正月から見たくない顔を見る羽目になった 全く気分が悪い 正月くらい顔を見せろ といった...
「小蕎麦遊テ」
根も葉も無くとも あえて確信を持つ あの子の好意は 我輩に持て余す程の宝の気遣い 熨...
いたって僕は
此の期に及んで君を傷つける気は 寧ろ満々で 君の勇気を持った誘いも 無情で切り捨てら...
ムリをゴリ押しするキモチ
無理やり捻じ曲げようとしてもダメだ思惑通りにはいかない思った通りにはいかないのが人生だ… など...
くりあろーど
見ようとしないのではない 見えないのである道は確実にそこに存在する だけど恐らく透明なのだろうつま先で探って一歩づつ確かめて進むという手段もあるだろうがその足も見えないし つま先の...
Dなんてキライだ
便利になった反面 難しくてややこしくなった 理屈について行けないと色々なものを失い困っ...
強福招来
小さな幸せとは 平穏な日々のちょっとした微笑みを 誰かと分かち合えること孤独を好む私としては無縁の感情で日常の喜怒哀楽も手のひらに落ちた一粒の雪のようにすぐに無くなる冷たかった感触...
落ちない夜
布団に入ってどのくらい経つだろうか すっかり暗闇に目が慣れたせいで 天井板の木目のワニ...