昭和のアニソンはアニソンとは言わない。 テレビマンガ主題歌なのだ。 子供の頃のレコードジャケットにはそう記載されていた。 でも今となっては世界的にANISONで通ってしまっているので、アニソンでも良いんですけどね。 そんな60年代以降のテレビマンガ…いやアニメの主題歌を歌うウタウタイがいる。
シンガーソングライターのArikaさんだ。 2020年コロナ禍の最中、音楽活動が出来ずにモヤモヤとしていたところ、何か新しい事をしたいと言う事で昭和から平成12年あたりまでのアニメソングのカバーを歌うYouTubeを始めたそうです。 彼女のアニソンカバーは普段若い女の子が中々歌わないであろうマニアックな選曲が魅力です。 とりあえず一曲お聴きください。 手塚治虫の異色時代劇マンガの傑作「どろろ」です。
【どろろの歌】 OP曲 1969年歌声はオリジナルを歌った藤田淑子さんの歌い方に近いせいか、小生意気などろろの仕草も当時のアニメのオープニングの雰囲気が出てます。
永井豪原作のアニメ化。 彼女は曲に合わせてコスプレもします。
【ドロロンえん魔くん】 OP曲 1973年 これも当時の歌手中山千夏に声質が似てます。えん魔くんの衣装って女性が着るとほぼ魔女ですね。 途中に出てくる動物たちはガウ王国のオオハナインコのボーちゃんとポメラニアンのガウディー&ポメラニアンチワワのジェルミン君です。 彼女は動物いっぱい飼ってるので、歌詞に動物が出てくるアニメの曲によく登場します。 他の妖怪アニメではゲゲゲの鬼太郎も猫娘のコスプレで歌っているので必見です。
これもマジンガーZやデビルマンの永井豪原作のアニメです。 マニアックだな〜
【魔女っ子チックル】 OP曲 1978年魔女っ子ものはララベルやクリーミーマミ等いろいろ歌ってますが、魔女っ子チックルの選曲は意外でしたね。 覚えてる人も少ないのではないでしょうか。 他にも魔法のマコちゃんや魔女っ子メグちゃんも歌ってます。 メグちゃんはヤバイよ。
手塚治虫原作 初の子供向け性教育アニメ。
【ふしぎなメルモ】ED曲 1971年(しあわせを運ぶメルモ / ウクレレ弾き語りVer. )
OP曲もいいけどED曲もいいんだよな〜。。。
彼女の歌は完コピやモノマネではないので歌手として自分流で歌ってるのでその辺をご理解くださいとのことです。 そりゃそうですよね。 古いアニメの選曲は彼女は生まれてないでしょうから、多分事務所の昭和世代のスタッフではなかろうか。 もちろん最近のアニソンも歌ってます。 でもエヴァとか鬼滅は他でも歌ってる人いっぱいいるから、ターゲットを中高年向けにしたのは結構的を得ているかもしれない。 「さすらいの太陽」の挿入歌「心のうた」 なんて昭和世代でも知ってる人少ないと思う。 ちょっと感動しましたね。 他にもカルピス名作劇場など、懐かし曲いっぱい歌ってます。 リクエストも募集してるそうです。 私は沢田亜矢子の歌う「家なき子」を歌ってほしいですね。
彼女の歌声に聴き惚れたい方はぜひチャンネル登録といいねをあげましょう。
シンガーソングライターArikaのチャンネル「旅するウタウタイ」や、動画にも登場してるペットたちのチャンネル「がうちゃんねる」もやってます。