Running time:156 minutes
Leonardo DiCaprio and Tom Hardy star in an enthralling revenge western from the director of Birdman. Fur trapper Hugh Glass (Leonardo DiCaprio) is leading a hunting party in 1820s South Dakota when he's attacked and viciously mauled by a bear. Rather than tending to his wounds, the frontiersman's traitorous companions, led by John Fitzgerald (Tom Hardy), decide to abandon him. They kill his half-Native American son and leave Glass to perish in a shallow grave. But he survives. Now he must brave warring tribes, a savage environment and a ferociously harsh winter on a 120-mile trek to take his revenge. Alejandro Gonzalez Inarritu's raw and gritty follow-up to the Oscar-winning Birdman is based on an extraordinary true story of betrayal, survival and ultimate redemption. Its incredible authenticity stems from Inarritu's determination to film Glass's gruelling ordeal using natural light in genuinely unforgiving locations. The superb supporting cast includes Will Poulter and Domhnall Gleeson.
Cast: Leonardo DiCaprio, Tom Hardy, Will Poulter, Domhnall Gleeson, Lukas Haas
Director: Alejandro Gonzalez Inarritu
今年のオスカーに数として最も候補にあがっている作品。これはちゃんとIMaxで見た。たしかに映像はすばらしい。デカプリオも熱演。だけれど話が雪の中でどうやって生き延びたかがほとんどで、真ん中ほどでちょっとだれる。もちろん子供を殺された父親の復習、ということもあるのだけれど、大自然の描写のまえではこのことも小さく感じられる。
レオは雪の中裸になってまでの大熱演で、これはたぶんオスカーをとるのは確実。というか去年のオスカーからこんなにも記憶に残る熱演はなかったから。寒かったろうに、とねぎらいたくなるほど。ときにはカメラの近くに寄るものだから、カメラが彼の息で白くなるほどだ。ここらではカメラを意識するのだけれど、よかったことは例のブルブル手持ちカメラなど使わなかったことだ。本当にもういい加減にして、あれはやめてほしい。
ほとんどはレオが雪の中で転げまわっているのだけれど、ほかの俳優としては若者になるWillがとてもいい。悪役は最近大活躍のTom。せりふが口の中でモゴモゴ言うので、よく聞き取れないのが難だけれど、ああいう役なんだろう。
とくに印象に残る場面としては、レオが逃げ回って、馬に飛び乗って走りだすところ。どうやってあの長いカットをとったのか想像もできない。そういえば監督は去年はBirdmanで全作ひとつのカットで作ってしまったひとだ。随分ちがう映画だけれど、こういうところはにている。
途中魚を捕まえてナマで食べるところがあるけれど、魚のナマなど食べたことの無い人にはギョッとするかもしれないが、私たち日本人はちょっとおいしそう、なんて思うことだろう。
もちろんオスカーの作品賞の最右翼なんだろうけれど、わたし候補作品の中ではMad Maxが一番好きだ。ああいう娯楽大作にはオスカーはあげないみたいだけれど、作品賞の候補にこういう映画が上がったということは記念すべきだろう。
IMaxで見てとてもよかった。８５点。
Leonardo DiCaprio and Tom Hardy star in an enthralling revenge western from the director of Birdman. Fur trapper Hugh Glass (Leonardo DiCaprio) is leading a hunting party in 1820s South Dakota when he's attacked and viciously mauled by a bear. Rather than tending to his wounds, the frontiersman's traitorous companions, led by John Fitzgerald (Tom Hardy), decide to abandon him. They kill his half-Native American son and leave Glass to perish in a shallow grave. But he survives. Now he must brave warring tribes, a savage environment and a ferociously harsh winter on a 120-mile trek to take his revenge. Alejandro Gonzalez Inarritu's raw and gritty follow-up to the Oscar-winning Birdman is based on an extraordinary true story of betrayal, survival and ultimate redemption. Its incredible authenticity stems from Inarritu's determination to film Glass's gruelling ordeal using natural light in genuinely unforgiving locations. The superb supporting cast includes Will Poulter and Domhnall Gleeson.
Cast: Leonardo DiCaprio, Tom Hardy, Will Poulter, Domhnall Gleeson, Lukas Haas
Director: Alejandro Gonzalez Inarritu
今年のオスカーに数として最も候補にあがっている作品。これはちゃんとIMaxで見た。たしかに映像はすばらしい。デカプリオも熱演。だけれど話が雪の中でどうやって生き延びたかがほとんどで、真ん中ほどでちょっとだれる。もちろん子供を殺された父親の復習、ということもあるのだけれど、大自然の描写のまえではこのことも小さく感じられる。
レオは雪の中裸になってまでの大熱演で、これはたぶんオスカーをとるのは確実。というか去年のオスカーからこんなにも記憶に残る熱演はなかったから。寒かったろうに、とねぎらいたくなるほど。ときにはカメラの近くに寄るものだから、カメラが彼の息で白くなるほどだ。ここらではカメラを意識するのだけれど、よかったことは例のブルブル手持ちカメラなど使わなかったことだ。本当にもういい加減にして、あれはやめてほしい。
ほとんどはレオが雪の中で転げまわっているのだけれど、ほかの俳優としては若者になるWillがとてもいい。悪役は最近大活躍のTom。せりふが口の中でモゴモゴ言うので、よく聞き取れないのが難だけれど、ああいう役なんだろう。
とくに印象に残る場面としては、レオが逃げ回って、馬に飛び乗って走りだすところ。どうやってあの長いカットをとったのか想像もできない。そういえば監督は去年はBirdmanで全作ひとつのカットで作ってしまったひとだ。随分ちがう映画だけれど、こういうところはにている。
途中魚を捕まえてナマで食べるところがあるけれど、魚のナマなど食べたことの無い人にはギョッとするかもしれないが、私たち日本人はちょっとおいしそう、なんて思うことだろう。
もちろんオスカーの作品賞の最右翼なんだろうけれど、わたし候補作品の中ではMad Maxが一番好きだ。ああいう娯楽大作にはオスカーはあげないみたいだけれど、作品賞の候補にこういう映画が上がったということは記念すべきだろう。
IMaxで見てとてもよかった。８５点。
レオさん中年のいい役者になりましたね。画面のほとんど全部が雪の中で見ている間にこちらも寒くなってきました。とにかくすごい映画でした。当分忘れられそうもないほど残虐、クマに襲われたときの場面は早く誰か助けに来て！！！と叫びたくなるほどリアリスティックでした。でももう一度見たい映画ではありません。