Simon: Lucio Gallo
Fiesco: Roberto Scandiuzzi
Amelia: Anja Harteros
Gabriele: Marcus haddock
これに行く目的はFiescoの役のOrlin Anastassovだったのに、またも裏切られた。だいたいオペラとか歌のあるコンサートでは四人に一人は代役、というのは当たり前。去年の二人のリサイタルなと、両方代わりだったのには驚いた。まあ代わりが大スターだったのでよかったけど。
今回は数年前からごひいきの若いバリトンでなかなかかっこいいんだけれど、なにか前回も休んだような記憶がある。まあFiescoというのはオジサンの役で若い(1976年生まれ)彼には気の毒な気がしていたが。それで嫌気がさしてやめたかな。
代わりのRobertoさんはあまり大物とはいえないバリトン。あまりでしゃばってはいけない役なので、まあいいか。主役のGalloさんはかなりのできだ。娘のAmelia役のAnjaさんがなかなか美人で、声、歌、演技もよろしく合格点。恋人のHaddock君はあまりさえない。
このオペラはいつも筋が納得いかないVerdi のオペラの中でも特別???の多いもので、特にジイサンのFiesco、そして政敵のはずのGabriele、それを自分の死んだ後、後釜にすえるSimonそのものも???である。そんなこと言ったらトロバトーレの筋など気が狂ってるとしか言えない。それでもあのメロディーの力強さ、美しさに見るたびに喝采である。そこへいくとこのSimonは記憶に残るようなアリアがあるわけではない。
舞台は数年前に見たのと違っていた。この間のToscaの舞台は改悪としかいえないが、これも良くなったわけではない。3幕などよく覚えているが、イタリア風の広々としたものだったのに。衣装は特にAmeliaのドレスがきれい。青いサテンみたいなもので、立ち姿の美しいAnjaにはぴったり。彼女はCardiff Singer of the World competition で1999年に優勝したそうだ。
テノールにもう少しスター級のを持ってきてほしかったが、まあ満足できたオペラだった。
Fiesco: Roberto Scandiuzzi
Amelia: Anja Harteros
Gabriele: Marcus haddock
これに行く目的はFiescoの役のOrlin Anastassovだったのに、またも裏切られた。だいたいオペラとか歌のあるコンサートでは四人に一人は代役、というのは当たり前。去年の二人のリサイタルなと、両方代わりだったのには驚いた。まあ代わりが大スターだったのでよかったけど。
今回は数年前からごひいきの若いバリトンでなかなかかっこいいんだけれど、なにか前回も休んだような記憶がある。まあFiescoというのはオジサンの役で若い(1976年生まれ)彼には気の毒な気がしていたが。それで嫌気がさしてやめたかな。
代わりのRobertoさんはあまり大物とはいえないバリトン。あまりでしゃばってはいけない役なので、まあいいか。主役のGalloさんはかなりのできだ。娘のAmelia役のAnjaさんがなかなか美人で、声、歌、演技もよろしく合格点。恋人のHaddock君はあまりさえない。
このオペラはいつも筋が納得いかないVerdi のオペラの中でも特別???の多いもので、特にジイサンのFiesco、そして政敵のはずのGabriele、それを自分の死んだ後、後釜にすえるSimonそのものも???である。そんなこと言ったらトロバトーレの筋など気が狂ってるとしか言えない。それでもあのメロディーの力強さ、美しさに見るたびに喝采である。そこへいくとこのSimonは記憶に残るようなアリアがあるわけではない。
舞台は数年前に見たのと違っていた。この間のToscaの舞台は改悪としかいえないが、これも良くなったわけではない。3幕などよく覚えているが、イタリア風の広々としたものだったのに。衣装は特にAmeliaのドレスがきれい。青いサテンみたいなもので、立ち姿の美しいAnjaにはぴったり。彼女はCardiff Singer of the World competition で1999年に優勝したそうだ。
テノールにもう少しスター級のを持ってきてほしかったが、まあ満足できたオペラだった。