Florezを期待していったら、その日だけColin Leeという別のテナーが歌っていた。どうりで切符が買えたわけだ。配役を確認しないで買ったほうが悪い。フアン君は去年のリサイタルを逃したので、是非聞きたかったのだが。代役は若いテナーでなかなかいい声だし、悪くはなかった。さかんにブラボーもあびていた。ただ、世界のトップスターになるかは疑問だ。相手役はナタリー デゥセイでこれはよかった。彼女はスタイルもよく、相手役にだっこされる場面があって、これがジェイン イーグレンだったら彼は圧死していただろう、とヘンな想像をしてしまった。
オペラは全体にコミック調で、オペレッタという感じだ。やはり記憶に残るアリアはひとつだけで、数年前にフアンのリサイタルで彼も歌っていて、この時どういうわけかアンコールを用意していなかったようで、最後にもう一度これを歌ってくれたことを覚えている。フアン君の切符をまた買っておいたが、来年の春ごろだったかな。最近バービカンは一年半さきの切符まで買わせるのである。二幕目にドーン フレンチが登場した。彼女はもちろん歌は歌わず、セリフが短いのがちょっとあるだけだが、登場しただけで、あたりを圧倒するのはさすが。もちろんあの圧倒的な体躯にもよるだろう。私の席はかなり上の横のほうだったので、彼女を真上から見下ろすことになるが、その厚みのすごいこと。そのわりに動きは案外軽がるとしている。
オペラとしては楽しいがまたどうしても見たいをいうものではない。やはりフアン君を見たかった。
オペラは全体にコミック調で、オペレッタという感じだ。やはり記憶に残るアリアはひとつだけで、数年前にフアンのリサイタルで彼も歌っていて、この時どういうわけかアンコールを用意していなかったようで、最後にもう一度これを歌ってくれたことを覚えている。フアン君の切符をまた買っておいたが、来年の春ごろだったかな。最近バービカンは一年半さきの切符まで買わせるのである。二幕目にドーン フレンチが登場した。彼女はもちろん歌は歌わず、セリフが短いのがちょっとあるだけだが、登場しただけで、あたりを圧倒するのはさすが。もちろんあの圧倒的な体躯にもよるだろう。私の席はかなり上の横のほうだったので、彼女を真上から見下ろすことになるが、その厚みのすごいこと。そのわりに動きは案外軽がるとしている。
オペラとしては楽しいがまたどうしても見たいをいうものではない。やはりフアン君を見たかった。