TATSU
数日前夕食中TATSU(以下T)が
sachiに。(以下S)
T:「放射能っていつ消えるん?」
S:「消えへんよ。永久に」
T:「えっ?ずっと?絶対に?」
S:「消えへんねん。半分になるだけでも2万4千年とか」
T:「・・・。」
S:「まだ今でも放射能は出続けてるし。」
T:「・・・。」
S:「放射能を消せる発明できたら凄いことやねんで。今の人間には手が負えへんねん」
T:「消し方も分からんのに作ったん?」
S:「・・・。」
T:「世界中にいっぱいあるんやろ?日本にもまだいっぱい」
S:「・・・。」
T:「そんな恐ろしい人間にはどうもできへんもんなんで作ったん?」
S:「教科書にもテレビのコマーシャルでも安全やって。洗脳されとってん」
S:「戦時中も教育で“神の国の為に名誉の戦死”って
みんながおんなじ考えに変わるとおかしいって思えへんねん。
おかしいって言うたら逮捕されたりして」
T:「けどみんなが気付いた今 止めたらええやんな」
S:「今も原発反対デモで悪くないのに逮捕されてる人がおるねん」
T:「なんでなん?原発じゃない電気にしたらええやん」
S:「原発なくても電気は足りるねん。必要なのは原子力の元になるウラン。
ウランが必要やから原発は止められへんねん」
T:「???」
S:「日本は核兵器を持てへんって世界に約束してるん知ってる?」
T:「うん」
S:「ウランは電気も作れるけどその核兵器も作れるねん。
兵器は持たれへん。原子力発電所なくなったらウランも必要ないやろ。
ウランがなくなったら日本がだれかに攻撃されてまうかも知れんから。
だから原発なくすの嫌がってる人がいっぱいおるねん」
T:「兵器を持ってるんと一緒やん」
S:「・・・。」
T:「そんなんおかしい。今かって放射能にいっぱい人が攻撃されてるやん」
S:「・・・。」
T:「武器を持ってケンカはせえへんって言われても信用できへんのに」
返す言葉が見付かりませんでした。
大人達がとんでもないものを作ってしまった。
本当に恥ずかしかった。
恥ずかしくて
申し訳なくて
涙がこぼれそうになりました。
小学校4年生の子供が
「おかしいやん」って。
これ以上何をどう説明すればいいんですか?
「だから無くして行くわな。絶対に無くす」
子供に誓いました。
我が子だけでない
世界中の子供達の
未来をこれ以上
汚してはいけない。
子供達の心までも
汚れてしまう。
そう感じました。
よろしゅおあがり。