我が家は、いわゆる「お盆のしきたり」をやらず、もちろん、ワタシは一度もやったことがない。
興味を持ち、一応調べたこともあるので、納得のうえ、やらない。
ところで…。
最近、家庭菜園をしている方から、野菜をいただいた。
ひとり暮らしなんですっ、と訴えたが、
「冷蔵庫に入れれば一週間ぐらいもつから!」
と、いろいろ、いただいた。
「毎日とんどんできて、育っちゃうの」
でかいキュウリ、でかいオクラ、ナス、ミニトマト、ピーマン…。
…。
そういうことか!
野菜を、買ったことしかないワタシ。
みんな、あのキュウリの馬とナスの牛を作るために、野菜を買うの? 飾ったあと、どうするんだ? と、かすかにギモンに思っていた。
ほんの数十年前まで、日本人のほとんどは百姓で、おもに米を作っていた。
あいまに野菜も作ったんだろう。
この時期、余るほど、キュウリとナスがとれるのかっ!
やたら高価なものが、広く普及するとは思えない。
余るほど手に入る時期のものだったんだー、と、正解かどうかは不明だが、ひとりで納得。
以前から、
「日本人が、わざわざ冬の寒い年末に大掃除をするのも、宗教的理由ではあるが、農家の暇な時期だから、みんなで地元の神社仏閣にご奉仕に行けたのが、はじまりかも」
と、ひとりで思っている。
現代、一般的な勤労者には、「大掃除を年末にする必然性」はないっ。
使った胡瓜と茄子を集めて漬物を作り財をなした
人がいたんだって。