公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

故末路晩年、君子更宜精神百倍

2017-12-18 13:45:26 | 日記
日既暮而猶烟霞絢爛、
歳将晩而更橙橘芳馨、
故末路晩年、 君子更宜精神百倍
                                                            
菜根譚ゟ

日すでに暮れてなお烟霞(えんか)絢爛(けんらん)たり、 歳(とし)まさに晩(く)れんとしてさらに橙橘(とうきつ)芳馨(ほうけい)たり、 ゆえに末路(まつろ)晩年は、 君子さらによろしく精神百倍すべし                                                               日はすでに暮れてなお夕映えは光りかがやく。 歳は終わろうとして柑橘はかぐわしく匂う。 たとえ晩年となろうとも、 君子はいっそう精神をふるい立たせ、最後を美しく全うしようではないか。



晩年百倍。なぜそのように言うか。どんなに若い頃に経験しようとも、晩年の今以上の価値はないということ。なぜなら明日死ぬ覚悟があれば今日は十分に晩年である。過去に可能性がないことは明白で現在の可能性は百倍どころではない。
















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