公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

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AI 開戦の詔勅 昭和十六年

2024-07-10 14:10:00 | 日本人

天佑ヲ保有シ万世一系ノ皇祚ヲ践メル大日本帝国天皇ハ昭ニ忠誠勇武ナル汝有衆ニ示ス

朕茲ニ米国及英国ニ対シテ戦ヲ宣ス 朕カ陸海将兵ハ全力ヲ奮テ交戦ニ従事シ朕カ百僚有司ハ励精職務ヲ奉行シ朕カ衆庶ハ各々其ノ本分ヲ尽シ億兆一心国家ノ総力ヲ挙ケテ征戦ノ目的ヲ達成スルニ遺算ナカラムコトヲ期セヨ

抑々東亜ノ安定ヲ確保シ以テ世界ノ平和ニ寄与スルハ丕顕ナル皇祖考丕承ナル皇考ノ作述セル遠猷ニシテ朕カ拳々措カサル所 而シテ列国トノ交誼ヲ篤クシ万邦共栄ノ楽ヲ偕ニスルハ之亦帝国カ常ニ国交ノ要義ト為ス所ナリ 今ヤ不幸ニシテ米英両国ト釁端ヲ開クニ至ル 洵ニ已ムヲ得サルモノアリ豈朕カ志ナラムヤ 中華民国政府曩ニ帝国ノ真意ヲ解セス濫ニ事ヲ構ヘテ東亜ノ平和ヲ攪乱シ遂ニ帝国ヲシテ干戈ヲ執ルニ至ラシメ茲ニ四年有余ヲ経タリ 幸ニ国民政府更新スルアリ 帝国ハ之ト善隣ノ誼ヲ結ヒ相提携スルニ至レルモ重慶ニ残存スル政権ハ米英ノ庇蔭ヲ恃ミテ兄弟尚未タ牆ニ相鬩クヲ悛メス 米英両国ハ残存政権ヲ支援シテ東亜ノ禍乱ヲ助長シ平和ノ美名ニ匿レテ東洋制覇ノ非望ヲ逞ウセムトス 剰ヘ与国ヲ誘ヒ帝国ノ周辺ニ於テ武備ヲ増強シテ我ニ挑戦シ更ニ帝国ノ平和的通商ニ有ラユル妨害ヲ与ヘ遂ニ経済断交ヲ敢テシ帝国ノ生存ニ重大ナル脅威ヲ加フ 朕ハ政府ヲシテ事態ヲ平和ノ裡ニ回復セシメムトシ隠忍久シキニ弥リタルモ彼ハ毫モ交譲ノ精神ナク徒ニ時局ノ解決ヲ遷延セシメテ此ノ間却ツテ益々経済上軍事上ノ脅威ヲ増大シ以テ我ヲ屈従セシメムトス 斯ノ如クニシテ推移セムカ東亜安定ニ関スル帝国積年ノ努力ハ悉ク水泡ニ帰シ帝国ノ存立亦正ニ危殆ニ瀕セリ 事既ニ此ニ至ル帝国ハ今ヤ自存自衛ノ為蹶然起ツテ一切ノ障礙ヲ破砕スルノ外ナキナリ

皇祖皇宗ノ神霊上ニ在リ 朕ハ汝有衆ノ忠誠勇武ニ信倚シ祖宗ノ遺業ヲ恢弘シ速ニ禍根ヲ芟除シテ東亜永遠ノ平和ヲ確立シ以テ帝国ノ光栄ヲ保全セムコトヲ期ス



天佑ヲ保有シ萬世一系ノ皇祚ヲ踐メル大日本帝󠄁國天皇ハ昭ニ忠誠勇武ナル汝有眾ニ示ス
朕󠄁玆ニ米國及英國ニ對シテ戰ヲ宣ス朕󠄁カ陸海將兵ハ全力ヲ奮テ交戰ニ從事シ朕󠄁カ百僚有司ハ勵精職務ヲ奉行シ朕󠄁カ眾庶ハ各〻其ノ本分ヲ盡シ億兆一心國家ノ總力ヲ擧ケテ征戰ノ目的ヲ逹成スルニ遺算ナカラムコトヲ期セヨ
抑〻東亞ノ安定ヲ確保シ以テ世界ノ平和ニ寄與スルハ丕顯ナル皇祖考丕承ナル皇考ノ作述セル遠猷ニシテ朕󠄁カ拳〻措カサル所而シテ列國トノ交誼ヲ篤クシ萬邦共榮ノ樂ヲ偕ニスルハ之亦帝國カ常ニ國交ノ要義ト爲ス所ナリ今ヤ不幸ニシテ米英兩國ト釁端ヲ開クニ至ル洵ニ已ムヲ得サルモノアリ豈朕󠄁カ志ナラムヤ中華民國政府曩ニ帝國ノ眞意ヲ解セス濫ニ事ヲ構ヘテ東亞ノ平和ヲ攪亂シ遂ニ帝國ヲシテ干戈ヲ執ルニ至ラシメ玆ニ四年有餘ヲ經タリ幸ニ國民政府更新スルアリ帝國ハ之ト善隣ノ誼ヲ結ヒ相提攜スルニ至レルモ重慶ニ殘存スル政權ハ米英ノ庇蔭ヲ恃ミテ兄弟尙未タ牆ニ相鬩クヲ悛メス米英兩國ハ殘存政權ヲ支援シテ東亞ノ禍亂ヲ助長シ平和ノ美名ニ匿レテ東洋制覇ノ非望ヲ逞ウセムトス剩ヘ與國ヲ誘ヒ帝國ノ周邊ニ於テ武備ヲ增强シテ我ニ挑戰シ更ニ帝國ノ平和的通商ニ有ラユル妨害ヲ與ヘ遂ニ經濟斷交ヲ敢テシ帝國ノ生存ニ重大ナル脅威ヲ加フ朕󠄁ハ政府ヲシテ事態ヲ平和ノ裡ニ囘復セシメムトシ隱忍久シキニ彌リタルモ彼ハ毫モ交讓ノ精神ナク徒ニ時局ノ解決ヲ遷延セシメテ此ノ間却ツテ益〻經濟上軍事上ノ脅威ヲ增大シ以テ我ヲ屈從セシメムトス斯ノ如クニシテ推移セムカ東亞安定ニ關スル帝國積年ノ努力ハ悉ク水泡ニ歸シ帝國ノ存立亦正ニ危殆ニ瀕セリ事旣ニ此ニ至ル帝國ハ今ヤ自存自衞ノ爲蹶然起ツテ一切ノ障礙ヲ破碎スルノ外ナキナリ
皇祖皇宗ノ神靈上ニ在リ朕󠄁ハ汝有眾ノ忠誠勇武ニ信倚シ祖宗ノ遺業ヲ恢弘シ速ニ禍根ヲ芟除シテ東亞永遠ノ平和ヲ確立シ以テ帝國ノ光榮ヲ保全セムコトヲ期ス

御名御璽

昭和十六年十二月八日


天の助けを得て、代々の天皇の位を継いでいる大日本帝国の天皇は、忠誠心と勇気あるあなたたち国民に示します。

私はここに、アメリカとイギリスに対して戦争を宣言します。私の陸海の将兵は全力を尽くして戦いに従事し、私の百官は励んで職務を遂行し、私の国民はそれぞれの本分を尽くし、全力を挙げて戦争の目的を達成することを誓います。

もともと東アジアの安定を確保し、もって世界の平和に寄与することは、歴代の皇祖皇考の考えであり、私が絶えず心がけていることです。そして、列国との交誼を深め、万邦共栄の楽しみを共にすることは、帝国が常に国交の重要な目的としているところです。今、不幸にもアメリカとイギリスと対立が生じるに至ったのは、やむを得ないことであります。これは私の望むところではありません。

中国の政府はかつて帝国の真意を理解せず、無闇に事を構えて東アジアの平和を乱し、ついに帝国を戦争に至らせました。このことは四年以上も続いています。しかし、国民政府が更新され、帝国はこれと善隣の関係を結び、共に協力するに至りましたが、重慶に残る政権はアメリカとイギリスの支援を受けて、兄弟同士の争いを止めようとしません。

アメリカとイギリスは残存政権を支援して東アジアの混乱を助長し、平和の美名のもとに東洋支配の野望を追求しています。さらに、帝国の周辺で軍備を増強し、我々に挑戦し、帝国の平和的な通商を妨害し、ついには経済断交を敢行し、帝国の生存に重大な脅威を加えました。私は政府に対し、事態を平和的に解決しようと努めましたが、彼らは全く譲歩する気がなく、事態の解決を引き延ばし、その間に経済的および軍事的脅威を増大させ、我々を屈服させようとしました。このような状況が続けば、東アジアの安定に関する帝国の長年の努力はすべて無に帰し、帝国の存立も危機に瀕します。

事態はすでにここに至ったため、帝国は今、自存自衛のために立ち上がり、一切の障害を打破するほかありません。

皇祖皇宗の神霊が上にあります。私はあなたたち国民の忠誠心と勇気に信頼し、祖先の遺業を拡大し、速やかに災いの根を取り除き、東アジアの永遠の平和を確立し、もって帝国の栄光を保全することを誓います。

昭和16年12月8日

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