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シングルス / ピチカート・ファイヴ

2006-05-15 00:31:53 | Music
POPS

 2001年3月31日に解散したピチカート・ファイヴの2枚組シングル・コレクション。
今年3月にピチカート・ファイヴの後期作品15タイトルの再リリースと新規ベスト盤2タイトルが新規リリースされた。
以前からいいなぁと思っていたが、まともに聴いたことがなかった。
そこで新たにリリースされたベスト盤の一つである「pizzicato five we love you」とシングル・コレクションの「Singles」を入手した。
今回は「Singles」の方をとりあげてみたい。

ピチカート・ファイヴと言えば、一世を風靡した「渋谷系」グループのひとつ。
もともと5人のメンバーでスタートする予定だったらしく、グループ名にファイブが入っているが、メンバーチェンジを繰り返した後、最終的には作詞、作曲、プロデュースを手がける小西康陽とファッショナブルなボーカルの野宮真貴の二人が最終メンバーとなっている。

このアルバムはシングルとしてリリースした曲を集めたものなので、非常にキャッチーな心地よいナンバーばかりだ。
明るく伸びやかでチャーミングな野宮真貴の声は大好きだし、小西康陽の曲はどれも耳障りが良く、アレンジがクールでカッコいい。
癒し系な感じもして、疲れた時に聴くと元気になりそうな曲ばかりだ。
こんな曲がCD2枚に100分近くも満載されているなんて、うれしくなっちゃうね。
どれもいい曲だが、不思議と耳に残りつい口ずさんでしまうのが、"東京は夜の七時"と言うナンバー。
この曲、フジテレビの『ウゴウゴルーガ2号』オープニングの唄だったらしいので、当時お子様だった人や子供と一緒に見ていたお父さん、お母さんはきっと知ってるんだろうね。

購入したもう一枚の「pizzicato five we love you」はアプローチの違う曲を集めたベスト盤で、ジャズ的要素も結構あったりと意外な感じもした。
Amazonのカスタマーレビューでは結構評価が厳しいが、個人的にはこれはこれで結構気に入っている。

しかしすでに解散してしまっているわけで、今後新規にピチカートサウンドは聴けないとは惜しい限りだ。
海外での評価も高いと聞いているが、日本でもっとメジャーにならなかったのが不思議なくらいだ。
たまにはピチカート・ファイヴのおしゃれサウンドをかけて、ドライブなんていかがでしょう。
とっても爽やかなひと時になりそうです。

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