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TOTO@武道館 (9/27)

2011-10-01 22:21:45 | Music
TOTO の9月27日(火)に開催されたライブ@武道館に行ってきました!

今回の公演は筋萎縮性側索硬化症を患ったベースのマイク・ポーカロの救済のためのツアーだった。
もともと5月に予定されていた日本公演だったが、東日本大震災の影響で9月に延期となったものだ。

実は TOTO のライブは2004年の東京JAZZ で観ている。
なぜ東京JAZZに出演することになったのかは未だに不明だが、バリバリのロックを演奏していた。
だからライブを観るのは今回で 2回目となる。
ただ前回は東京JAZZでは40分程度の演奏時間だったと記憶しているので、フルのライブを観るのは初めてだ。

今回の来日メンバーはスティーヴ・ルカサー(Guitar)、デヴィッド・ペイチ(Keyboard)、スティーヴ・ポーカロ(Keyboard)、サイモン・フィリップス(Drums)、ジョセフ・ウィリアムス(Vocal)、ネイザン・イースト(Bass)の6人だ。
やっぱりTOTOはツインキーボードだよね。
先日開催された東京JAZZ 2011の上原ひろみトリオ・プロジェクトで、神がかり的なドラムを披露したサイモン・フィリップスも再来日だ。

会場となる日本武道館でコンサートを観るのはかなり久しぶりだ。
席についてみると実はそんなに大きくなかったんだなぁと気づいた。
まあ、いまはドームだとか、アリーナとか大きなハコでのコンサートが多いので無理もない。
席は 1Fの東側で、ステージを右側から観る感じになる。

ステージは開演予定の19時を10分ほど過ぎてから始まった。
オープニングを飾ったのは、TOTOの 1st アルバムのトップに収録されていた「Child's Anthem(子供の凱歌)」だった。
初期のころのアルバムに思い入れが強い自分にとって、この曲で始まって欲しいと思っていたので、いきなりテンションが上がってしまった!

しかしその後の数曲は知らない曲で、流れに乗り切れず・・・。
今回のメンバーに入っているボーカルのジョセフ・ウィリアムスが加入していた頃の
曲が多かったようだ。
ちなみにこの人、映画音楽の作曲で有名なジョン・ウィリアムスの息子だ。

中盤あたりから「Pamela、「Africa」、「Rosanna」、「Georgy 「Porgy」などヒット曲が演奏され、会場は大盛り上がり!
もちろん世界トップクラスのスタジオミュージシャンの集団なので、聞き慣れた曲も途中から転調したり、リズムが変わったりとアレンジはちょいちょい変わる。
各人のソロもなかなかいいパフォーマンスばかりだ。
見た目は別人のように、すっかり変わったスティーブ・ルカサーだが、そのギターの腕は全く衰えていない。
マイク・ポーカロの代役で入ったネイザン・イーストはステージの奥のほうに立ち、ちょっと遠慮気味。
サイモン・フィリップスのソロも切れ味があり、ツイン・バスも迫力がありました。

途中、マイク・ポーカロの弟のスティーブ・ポーカロが挨拶をした後、聞き慣れた、しかしTOTOの曲ではないナンバーが披露された。
その曲はマイケル・ジャクソンの「Human Nature」。
実はこの曲、スティーブ・ポーカロが作編曲したものだ。
しかし、まったく違和感のないとても気持ちがいい演奏だった。
たぶん『スリラー』に収録されたこの曲、TOTOのメンバーも参加していたのかも知れないな。

最後の方で一番盛り上がったのは「Stop Loving You」。
サビの部分は大合唱となった。
そして、メンバーがいったんステージをおり、アンコールで演奏したのが「Hold the Line」。
これは会場全体が大盛り上がりだった。
最高で心憎いクロージングだ。

いやぁ、楽しく大満足のライブでした。
実は今回、高校の学園祭でTOTOの曲をバンドで演奏した友人たちと参戦した。
なので特に思い入れが強かったのも確かだ。
ライブ後は余韻に浸りながら、飲みに繰り出した。

今回、病気療養しているマイク・ポーカロが復帰して、再来日出来る日がくるだろうか?
彼が病気を克服できることを祈っています。





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