23AUG24
総裁選について
自由民主党参議院議員 青山繁晴 拝
■なぜ会見を開くか。
・自由民主党に別の選択肢があることを、主権者と、党所属の国会議員にお見せするために開く。
どんな別の選択肢か。
減税を正面から掲げて財務省と対峙する唯一の総裁候補という選択肢。
献金ゼロ、パーティゼロ、支援団体ゼロ、派閥ゼロ、後援会ゼロ、後援会長置かず、地元をつくらない唯一の総裁 候補という選択肢。
■なぜ総裁選に出るのか
・党員数3年連続1位ということの、ほんとうの意味は何か。
団体や企業経由で入党したのではなく、議員会館の青山繁晴事務所を通じて入党なさった自由民主党員の全員が、自立した自由意志のみによって入党されている。
その新しい意志を、今回の総裁選にこそ反映させるべき。
・海外でも知られた民間の専門家として、5つの分野 ( 外交、安全保障、国家危機管理、資源エネルギー、情報・インテリジェンス ) を持ち、充分な実務経験と人脈を、国内と海外ともに持つ。
それを国政に最大限に活かすために総理総裁を目指す。
・今回の総裁選は、参議院からこそ出るべきである。
衆院の小選挙区の対極にある全国比例という選挙制度を活かす。
むしろ解散のない参議院議員に一度、解散権を渡して冷静に、公平に、国民のための解散・総選挙を考えるべき。
そして憲法によると、総理たる資格は、衆参の区別が一切無い。
・旧態依然の政府に入ることは、お断りしてきた。
その方がむしろ、新しいまつりごと ( 政 ) の門を開く。
そして、たとえばアメリカのクリントン大統領もオバマ大統領も国政経験はゼロだった。国のトップに求められることは、指導力と包容力と、しがらみのないことであり、民の知恵が豊富で官に属したことのない総理が一度は求められる。
・日本の総理には、五観が必要である。
五観とは、国家観、歴史観、人間観、政局観、経済の相場観。
そのいずれも、鍛え、練ってきた。
■根っこは何か。
・一致点を見つけられる、社会の理念と哲学を、主権者と共に考え抜く。
たとえば、不肖わたしは「人のために生きる」のが、日本の哲学だと考えている。人のために生きるんだという土台が安定すれば、なぜ学校へ行くか、なぜ働くかが、分かることがある。
自殺社会であることを超克する道のうちの1本として、共に考えたい。