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シネマるマンガぁ?byちゃとと

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1ヶ月前の『スカイ・クロラ』試写会を今更UP

2008-08-03 02:47:03 | シネマる(劇場編)

ふと気付くともう封切り上映してるじゃないですか。すみませーん今更ながら、1ヶ月前の試写会の記事UPです。草稿は随分前に書いてたんですが、ほったらかし。いや、もういつものこと。そうして埋もれていく記事がiいくつも……。


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2008.7.3(木)ジャパンプレミアin国際フォーラムAホール(五千人収容、スゲー!)


NAL様と一緒に行きました。ありがとうございます。NAL様の充実レポートはこちら。ロビーでグッズやポスターの展示、公式ガイドの販売がされてました。撮影OKとのこと。ブログ等で宣伝して欲しいんでしょうか^^?(今頃UPじゃ遅すぎ;)



 ドイツ製パイロットウォッチ。いくらだったかなぁ。買えない値段じゃなかったです。



 Tシャツ。映画はポスターにあるようにスカイブルーのイメージなのに、なぜこの色使い?



他には、押井監督が最初に着て登場した(スモーク焚いて舞台地下から戦闘機“散香”と共にせり上がって来た!)ボンバージャケットも販売予定として飾られてました。これもいくらだったっけ?3~4万円?オルゴールはちょっと欲しかったな^^


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【声の出演】草薙水素(くさなぎすいと)/菊地凛子、函南優一(かんなみゆういち)/加瀬 亮、土岐野尚史(ときのなおふみ)/谷原章介、三ツ矢碧(みつやみどり)/栗山千明


の4名の方と押井守監督が舞台挨拶。その模様はBIGLOBE動画でも見られます。加瀬くん谷原さん菊池さん栗山さん押井監督って犬顔で可愛いなぁと思ってたら、オシイヌってキャラもあるんですね!


 並べてみました。監督ごめんなさい。


実を言うと、舞台挨拶で何を仰ってたか、あまり覚えてないのですが、印象に残った事を数点。監督は絵コンテの時から、栗山さんのイメージで三ツ矢碧を描いたとのこと。「今度は実写に是非!」とラブコールを送ってました。栗山さんヒロインで、クールビューティアクションものが実現するかもしれないですね。加瀬さんは初のアニメアフレコだったのかしら?納得いかないで、普通なら半日くらいのところ、17時間かけたそうです。その甲斐あってか、イメージは違和感なし。原作は未読。物語は、NAL様がおモー様のある作品に似ていると終映直後に仰ってたのですが…私はそれが例のごとく忘却の彼方。ただ、おモー様の文庫本の解説で、原作の森博嗣氏のお名前を拝見した記憶が残っていました。熱烈なラブレターのような解説だったので、印象に残ってたのです。森さんて何者だろう?って。両方引っ張り出して読み直しましたよん。



A-A’ (小学館文庫)萩尾 望都小学館このアイテムの詳細を見る


※そーだった!こんなお話でした!ふむふむ、世界観が同じです。ラストに残る切ない余韻もね。




あぶない丘の家 (小学館文庫)萩尾 望都小学館このアイテムの詳細を見る


※↑この本の巻末に森博嗣氏のエッセイ『優しい神に支配されて』が載っているのですが、一部引用してみましょう。



ああ、この文章を書いているだけで、本当にどきどきしてしまう。全然いつものペースではない。萩尾望都の本に自分の文章が、自分の名前が一緒に載るなんて、なんという幸せだろう。フラダンスを踊りたくなるほど、ありがたい。もうそれだけで、目の前に薔薇園が広がり、ポーツネル家の人々がふっと細い指を差し伸べる場面へゴーだ。【中略】つまり、森はミステリィとかSFを書いているのではなくて、今も萩尾作品の真似をしているにすぎないのだ。だからジャンルは、萩尾望都系なのである(できれば本格萩尾望都作家になりたいものだ)。ただ、技量が足りないうえに、元来もの真似が下手くそなので、多くの人に気付かれていない、信じてもらえない、というのが自己分析である。


もうもうとにかく「萩尾先生命!」が伝わってくる文章です。『スカイ・クロラ』は静かな淡々とした情熱を秘めた物語ですが、エッセイは自虐的ユーモアに満ちていて、ギャップありますね^^


告白致しますと、押井監督作品は今まで全部起きて観た試しがありません。『イノセンス』も『天使のたまご』も『アヴァロン』も『紅い眼鏡』も途中で寝ちゃう。決して面白くない訳ではないのですが、リラックス・眠気を誘う音楽やカット。何かよく分からない難解そうなストーリー。ウトウトしちゃうのが心地いいんだなぁ。なのに!今回寝ないで全部観られましたー!!これは庵野監督のコメント「観た友人の好意的な反応。押井監督作品で、初めて最後まで寝なかった」と同じです(笑)萩尾作品に似てたせいもあるのかなぁ。空中の戦闘シーンにはついて行けなかったんですが…^^;


スカイ・クロラ The Sky Crawlers - goo 映画


スカイ・クロラ公式サイト


そしてGYAOでは予告編祭り。EVAの庵野秀明監督、セカチューの行定勲監督、日本沈没の樋口真嗣監督のお三方がそれぞれ『スカイ・クロラ』の予告編を制作。面白い企画ですね。いやぁ、同じ素材を使いながら、こうも違う予告篇が出来上がるとは驚きです。庵野監督と樋口監督の差は凄いです^^同じ映画とは思えない。樋口監督はパロディ作ってるつもりなのかしら^^? 



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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (NAL)
2008-08-04 01:35:08
写真が素敵、ナイス!
GYAOの予告編祭りもさんくす!!
森氏のエッセイも興味深いです!!!
おモー様とのリンクへきちんと辿り着くCHA様、さすが!
>だからジャンルは、萩尾望都系
なんだかちょっとなるほど、な感じかも。
でもねー、一萩尾ファンとして言わせていただくと、
作品としてツメが甘い!!!(って「すべてはFになる」と短編集しか読んでませんが;;

押井監督ってば、
「スカイ・クロラ、失敗したら監督やめる」宣言しちゃったので
たいへんたいへん、これは応援しなくちゃーーー!!なのですが、
寝ちゃったヤツなので大きな声で応援できません。;;

が、面白かったっすよね。
マジでもう一度見に行く予定でーす。
返信する
身に余るお褒めの言葉ありがとー♪ (NAL様←ち)
2008-08-04 21:43:53
「寝る映画は名作♪」
NALさま'sブログにあった名文句。格言になりそう^^
押井監督もタルコフスキー監督も、眠気を誘う監督として、私の中では1、2を争います。

押井監督引退宣言ですか^^;
色んな意味で今までの押井作品とは違うようですね。
「今までは人の言うことを聞かないで作った。でも今回は出来るだけ人の言うことを聞いて作った」と仰ってましたが、大ヒットになるかどうか…ファンは不安;;
次はダンナ様とご一緒にご覧になられるかな^^?
返信する
見たい見たい見たい。 (トミー。(猫とマンガとゴルフ~の管理人))
2008-08-05 16:42:08
 とても見たいのに今、月締めてで忙しいし、だんなは入院予定だし…(映画どころじゃないでしょ !)
 でもポニョとスカイ・クロラは絶対見なくちゃ。来週中には何とか。

 A-A´に似ているの ? ふーん、繰り返し生き返って何度も恋をする、ってTVCMでも言ってたもんね。

 わたしは イノセンス では寝なかったけど、そう言われれば眠たくなる映画だったかも。
返信する
是非是非是非。 (トミー。様←ち)
2008-08-05 22:31:43
でも、ご無理なさらないでくださいね。
ダンナ様の体調はいかがでしょうか?

A-A´を言ってしまうとネタばれかな?と思いましたが、そうそう、予告篇でバッチリ言ってましたもんね。
萩尾ファンは絶対思い当たるはずです。

『イノセンス』寝ずに観られたんですね!尊敬^^!
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