ふと気付くともう封切り上映してるじゃないですか。すみませーん今更ながら、1ヶ月前の試写会の記事UPです。草稿は随分前に書いてたんですが、ほったらかし。いや、もういつものこと。そうして埋もれていく記事がiいくつも……。
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2008.7.3(木)ジャパンプレミアin国際フォーラムAホール(五千人収容、スゲー!)
NAL様と一緒に行きました。ありがとうございます。NAL様の充実レポートはこちら。ロビーでグッズやポスターの展示、公式ガイドの販売がされてました。撮影OKとのこと。ブログ等で宣伝して欲しいんでしょうか^^?(今頃UPじゃ遅すぎ;)
ドイツ製パイロットウォッチ。いくらだったかなぁ。買えない値段じゃなかったです。
Tシャツ。映画はポスターにあるようにスカイブルーのイメージなのに、なぜこの色使い?
他には、押井監督が最初に着て登場した(スモーク焚いて舞台地下から戦闘機“散香”と共にせり上がって来た!)ボンバージャケットも販売予定として飾られてました。これもいくらだったっけ?3~4万円?オルゴールはちょっと欲しかったな^^
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【声の出演】草薙水素(くさなぎすいと)/菊地凛子、函南優一(かんなみゆういち)/加瀬 亮、土岐野尚史(ときのなおふみ)/谷原章介、三ツ矢碧(みつやみどり)/栗山千明
の4名の方と押井守監督が舞台挨拶。その模様はBIGLOBE動画でも見られます。加瀬くん谷原さん
菊池さん
栗山さん
押井監督って犬顔で可愛いなぁと思ってたら、オシイヌってキャラもあるんですね!
並べてみました。監督ごめんなさい。
実を言うと、舞台挨拶で何を仰ってたか、あまり覚えてないのですが、印象に残った事を数点。監督は絵コンテの時から、栗山さんのイメージで三ツ矢碧を描いたとのこと。「今度は実写に是非!」とラブコールを送ってました。栗山さんヒロインで、クールビューティアクションものが実現するかもしれないですね。加瀬さんは初のアニメアフレコだったのかしら?納得いかないで、普通なら半日くらいのところ、17時間かけたそうです。その甲斐あってか、イメージは違和感なし。原作は未読。物語は、NAL様がおモー様のある作品に似ていると終映直後に仰ってたのですが…私はそれが例のごとく忘却の彼方。ただ、おモー様の文庫本の解説で、原作の森博嗣氏のお名前を拝見した記憶が残っていました。熱烈なラブレターのような解説だったので、印象に残ってたのです。森さんて何者だろう?って。両方引っ張り出して読み直しましたよん。
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※そーだった!こんなお話でした!ふむふむ、世界観が同じです。ラストに残る切ない余韻もね。
あぶない丘の家 (小学館文庫)萩尾 望都小学館このアイテムの詳細を見る |
※↑この本の巻末に森博嗣氏のエッセイ『優しい神に支配されて』が載っているのですが、一部引用してみましょう。
ああ、この文章を書いているだけで、本当にどきどきしてしまう。全然いつものペースではない。萩尾望都の本に自分の文章が、自分の名前が一緒に載るなんて、なんという幸せだろう。フラダンスを踊りたくなるほど、ありがたい。もうそれだけで、目の前に薔薇園が広がり、ポーツネル家の人々がふっと細い指を差し伸べる場面へゴーだ。【中略】つまり、森はミステリィとかSFを書いているのではなくて、今も萩尾作品の真似をしているにすぎないのだ。だからジャンルは、萩尾望都系なのである(できれば本格萩尾望都作家になりたいものだ)。ただ、技量が足りないうえに、元来もの真似が下手くそなので、多くの人に気付かれていない、信じてもらえない、というのが自己分析である。
もうもうとにかく「萩尾先生命!」が伝わってくる文章です。『スカイ・クロラ』は静かな淡々とした情熱を秘めた物語ですが、エッセイは自虐的ユーモアに満ちていて、ギャップありますね^^
告白致しますと、押井監督作品は今まで全部起きて観た試しがありません。『イノセンス』も『天使のたまご』も『アヴァロン』も『紅い眼鏡』も途中で寝ちゃう。決して面白くない訳ではないのですが、リラックス・眠気を誘う音楽やカット。何かよく分からない難解そうなストーリー。ウトウトしちゃうのが心地いいんだなぁ。なのに!今回寝ないで全部観られましたー!!これは庵野監督のコメント「観た友人の好意的な反応。押井監督作品で、初めて最後まで寝なかった」と同じです(笑)萩尾作品に似てたせいもあるのかなぁ。空中の戦闘シーンにはついて行けなかったんですが…^^;
スカイ・クロラ The Sky Crawlers - goo 映画
そしてGYAOでは予告編祭り。EVAの庵野秀明監督、セカチューの行定勲監督、日本沈没の樋口真嗣監督のお三方がそれぞれ『スカイ・クロラ』の予告編を制作。面白い企画ですね。いやぁ、同じ素材を使いながら、こうも違う予告篇が出来上がるとは驚きです。庵野監督と樋口監督の差は凄いです^^同じ映画とは思えない。樋口監督はパロディ作ってるつもりなのかしら^^?
GYAOの予告編祭りもさんくす!!
森氏のエッセイも興味深いです!!!
おモー様とのリンクへきちんと辿り着くCHA様、さすが!
>だからジャンルは、萩尾望都系
なんだかちょっとなるほど、な感じかも。
でもねー、一萩尾ファンとして言わせていただくと、
作品としてツメが甘い!!!(って「すべてはFになる」と短編集しか読んでませんが;;
押井監督ってば、
「スカイ・クロラ、失敗したら監督やめる」宣言しちゃったので
たいへんたいへん、これは応援しなくちゃーーー!!なのですが、
寝ちゃったヤツなので大きな声で応援できません。;;
が、面白かったっすよね。
マジでもう一度見に行く予定でーす。
NALさま'sブログにあった名文句。格言になりそう^^
押井監督もタルコフスキー監督も、眠気を誘う監督として、私の中では1、2を争います。
押井監督引退宣言ですか^^;
色んな意味で今までの押井作品とは違うようですね。
「今までは人の言うことを聞かないで作った。でも今回は出来るだけ人の言うことを聞いて作った」と仰ってましたが、大ヒットになるかどうか…ファンは不安;;
次はダンナ様とご一緒にご覧になられるかな^^?
でもポニョとスカイ・クロラは絶対見なくちゃ。来週中には何とか。
A-A´に似ているの ? ふーん、繰り返し生き返って何度も恋をする、ってTVCMでも言ってたもんね。
わたしは イノセンス では寝なかったけど、そう言われれば眠たくなる映画だったかも。
ダンナ様の体調はいかがでしょうか?
A-A´を言ってしまうとネタばれかな?と思いましたが、そうそう、予告篇でバッチリ言ってましたもんね。
萩尾ファンは絶対思い当たるはずです。
『イノセンス』寝ずに観られたんですね!尊敬^^!