Story
どこの街角にもいるごく普通の日雇い労働者風の男。だが、よく見るとその形相は見るからに恐ろしく、凶悪殺人犯と言われても誰も疑わない面構えだ。だが、彼こそが伝説的な辣腕連邦捜査官マチェーテ(ダニー・トレホ)だった。ビジネスマンのブース(ジェフ・フェイヒー)に依頼され、不法移民嫌いの米政治家(ロバート・デ・ニーロ)の暗殺をやむなく引き受けるが、それはブースとメキシコの麻薬王トーレス(スティーブン・セガール)の仕組んだ罠で、マチェーテは暗殺犯として追われる身となってしまう。無実を証明し、彼らの陰謀を暴くべく、マチェーテは復讐の鬼となって立ち上がる。そんな彼の前に立ちはだかるのは、ブースが雇った殺し屋達、国境自警団を率いるひねくれ者のヴォン(ドン・ジョンソン)、そして法の執行と正義との間で葛藤する美しい移民局職員サータナ(ジェシカ・アルバ)だ。一方、反逆精神と革命的な心を持ったセクシーなトラック運転手ルース(ミシェル・ロドリゲス)と、祈ること以上に銃の扱いに長けている牧師のパードレ(チーチ・マリン)が、マチェーテに加勢する。銃弾、流血、傷心の嵐を巻き起こしながら、マチェーテは最終的に、復讐と贖罪の壮大な戦いが待つトーレスの街へと戻ってゆく……。(goo映画より。一部修正あり。)
2010年/アメリカ/イーサン・マニキス&ロバート・ロドリゲス監督作品
評価 ★★★☆☆
なんとなくMovie Walkerを眺めていたら、なんと!名古屋で「マチェーテ」をやっているではないですか!
「マチェーテ」と言えば、「プラネット・テラーinグラインドハウス」の冒頭ででっち上げ予告編として上映され、それ以来本篇が製作されるのを心待ちにしていた作品です。
幸い妻子が実家に帰省中でいなかったので、あわてて車に飛び乗り名古屋までとばしてぎりぎり16:00からの上映に飛び込みました。
結果は、「エクスペンダブルズ」に続いてバカアクションを堪能してしまいました。しかも出演陣が豪華で、悪者側にロバート・デ・ニーロ、ドン・ジョンソン、スティーブン・セガールと重量級を並べ、善玉側はダニー・トレホは別にして、ジェシカ・アルバ、ミシェル・ロドリゲスと、ちょっと頼りなさげなのが逆にハラハラ感を高めます。その他、リンジー・ローハンがセルフパロディ的な役柄で出て来たりして笑わせてくれました。
特筆ものだったのは麻薬密売組織のボスを演じたスティーブン・セガール。例えば「エクスペンダブルズ」のブルース・ウィリスは、ただのハゲ親父が凄んでいるふうにしか見えなかったけど、セガールの悪役は「沈黙」シリーズで彼の恐ろしさを知っているだけに迫力がありました。クライマックスでのダニー・トレホとの対決シーンではどう観てもセガールの方が一枚上手なので、どうなることかと思いましたよ。「先に地獄で待ってるぜ」の捨て台詞で命を絶つところまで場面をさらってくれました。
感心したのは「プラネット~」で、テキトーにシーンを繋いだだけと思われた予告編の場面がちゃんとストーリーに組み込まれていたところ。ロドリゲスのこだわりに拍手です。
主人公の武器がナタだからアクションも残虐になるのは予想通りですが、それをほとんどギャグにまで昇華する手腕もお見事な傑作でした。
映画『マチェーテ』公式サイト
(「マチェーテ」 2010年11月 名古屋市 栄センチュリーシネマ にて鑑賞)
どこの街角にもいるごく普通の日雇い労働者風の男。だが、よく見るとその形相は見るからに恐ろしく、凶悪殺人犯と言われても誰も疑わない面構えだ。だが、彼こそが伝説的な辣腕連邦捜査官マチェーテ(ダニー・トレホ)だった。ビジネスマンのブース(ジェフ・フェイヒー)に依頼され、不法移民嫌いの米政治家(ロバート・デ・ニーロ)の暗殺をやむなく引き受けるが、それはブースとメキシコの麻薬王トーレス(スティーブン・セガール)の仕組んだ罠で、マチェーテは暗殺犯として追われる身となってしまう。無実を証明し、彼らの陰謀を暴くべく、マチェーテは復讐の鬼となって立ち上がる。そんな彼の前に立ちはだかるのは、ブースが雇った殺し屋達、国境自警団を率いるひねくれ者のヴォン(ドン・ジョンソン)、そして法の執行と正義との間で葛藤する美しい移民局職員サータナ(ジェシカ・アルバ)だ。一方、反逆精神と革命的な心を持ったセクシーなトラック運転手ルース(ミシェル・ロドリゲス)と、祈ること以上に銃の扱いに長けている牧師のパードレ(チーチ・マリン)が、マチェーテに加勢する。銃弾、流血、傷心の嵐を巻き起こしながら、マチェーテは最終的に、復讐と贖罪の壮大な戦いが待つトーレスの街へと戻ってゆく……。(goo映画より。一部修正あり。)
2010年/アメリカ/イーサン・マニキス&ロバート・ロドリゲス監督作品
評価 ★★★☆☆
なんとなくMovie Walkerを眺めていたら、なんと!名古屋で「マチェーテ」をやっているではないですか!
「マチェーテ」と言えば、「プラネット・テラーinグラインドハウス」の冒頭ででっち上げ予告編として上映され、それ以来本篇が製作されるのを心待ちにしていた作品です。
幸い妻子が実家に帰省中でいなかったので、あわてて車に飛び乗り名古屋までとばしてぎりぎり16:00からの上映に飛び込みました。
結果は、「エクスペンダブルズ」に続いてバカアクションを堪能してしまいました。しかも出演陣が豪華で、悪者側にロバート・デ・ニーロ、ドン・ジョンソン、スティーブン・セガールと重量級を並べ、善玉側はダニー・トレホは別にして、ジェシカ・アルバ、ミシェル・ロドリゲスと、ちょっと頼りなさげなのが逆にハラハラ感を高めます。その他、リンジー・ローハンがセルフパロディ的な役柄で出て来たりして笑わせてくれました。
特筆ものだったのは麻薬密売組織のボスを演じたスティーブン・セガール。例えば「エクスペンダブルズ」のブルース・ウィリスは、ただのハゲ親父が凄んでいるふうにしか見えなかったけど、セガールの悪役は「沈黙」シリーズで彼の恐ろしさを知っているだけに迫力がありました。クライマックスでのダニー・トレホとの対決シーンではどう観てもセガールの方が一枚上手なので、どうなることかと思いましたよ。「先に地獄で待ってるぜ」の捨て台詞で命を絶つところまで場面をさらってくれました。
感心したのは「プラネット~」で、テキトーにシーンを繋いだだけと思われた予告編の場面がちゃんとストーリーに組み込まれていたところ。ロドリゲスのこだわりに拍手です。
主人公の武器がナタだからアクションも残虐になるのは予想通りですが、それをほとんどギャグにまで昇華する手腕もお見事な傑作でした。
映画『マチェーテ』公式サイト
(「マチェーテ」 2010年11月 名古屋市 栄センチュリーシネマ にて鑑賞)
ご無沙汰していますが、本年もよろしくお願い致します。
昨年は洋画がやや不調でしたが、邦画にはなかなか見所のある作品が多かった気がします。
今年も邦画界が好調になることを祈っております。お互い、今年も良い映画に巡り合えると良いですね。
こちらこそご無沙汰してましたが、今年もよろしくお願い致します。
今年は、邦画が好調でしたね。洋画の方も邦画に負けずに頑張って欲しいとおもいます。
それでは、今年もお互いに良い映画に出会える事をお祈りします。