夫婦でシネマ

夫婦で見た映画と、個別に見た映画について感想をかいてます。全て映画館で見た映画で、ミニシアター系の映画をたくさん紹介!

TENET テネット

2021年07月04日 | た行の映画
Story
「その言葉の使い方次第で、未来が決まる」――主人公に課せられたミッションは、人類がずっと信じ続けてきた現在から未来に進む〈時間のルール〉から脱出すること。 時間に隠された衝撃の秘密を解き明かし、第三次世界大戦を止めるのだ。 ミッションのキーワードは〈TENET(テネット)〉。 突然、国家を揺るがす巨大な任務に巻き込まれた名もなき男(ジョン・デイビット・ワシントン)とその相棒(ロバート・パティンソン)は、任務を遂行する事が出来るのか!?(Filmarks映画より)
2020年/アメリカ/クリストファー・ノーラン監督作品




またまた前回の投稿から一年近くたってしまいました💦 私も夫のwancoもコロナで映画はなかなか観れていませんでしたが、今まで鑑賞した作品を少しずつでもUPしていけたらいいなと思っています。




評価 ★★★★

1回目鑑賞;前半はなんとかついていけました。しかし後半、彼らは何をしたくて、何を阻止しようとしてるのか、わからなくなってしまった(笑)。
2回目鑑賞;ようやく全体的な構図はつかめたけど、細部が??

2回見ても結局よくわからない映画でしたが、そんなことお構いなしに突っ走っていく展開が心地よい。わからない原因は、展開上重要な事柄をセリフひとつで片付けてしまうところがあるためでしょうか。

大きな見せ場は2つで、1つめは中盤のカーチェイス。最初は時系列的にアクションが進むので安心?して観てますが、途中から時間を逆行してきた奴らが乱入してくるので頭の中が大混乱です。
2つめは、人類の未来を決する”アルゴリズム”奪還のため、悪の組織に時間順行組と時間逆行組が対する3つ巴戦闘シーン。順行と逆行が同じ現場で行動するわけだから、脳の情報処理が追いつかない。時間の中間地点では、ついさっき倒壊した建物がたちまち再生してしまう怪現象が起きたりします。

問答無用で突き進むストーリーでしたが、デンゼルの息子とニールの時空を超えた友情もホロリとさせます。しかし結局、一番楽しんでるのはこの映画を作ってるノーラン自身でした。








評価 ★★★☆☆

時間が逆行するという物語で、SF映画として面白いのかなと期待して観に行ったのですが、難解すぎて私にはよく分かりませんでした。これは男性の方が好きなタイプの映画なんでしょうね。夫のwancoはこの映画の謎を解くために2回観に行っていました。

映画冒頭のコンサートホールを襲撃するシーンは迫力があって、滑り出しは好調だったのですが、その後の展開はセリフでの説明でシーンが切り替わっていくことが多く、物語への興味が持続しなかったのが残念です。最大の見せ場である飛行機の爆破シーン(CGを使わずに本物の飛行機を爆破したそうです)のアクションも今ひとつな感じで、盛り上がらずに終わってしまったという印象がありました。

主役の巨大な任務に巻き込まれた男を演じたのはデンゼル・ワシントンの息子だったんですね。お父さんに似てハンサムで演技は上手かったのですが、華がないために彼の演技には惹き込まれなかったです。相棒役を演じた男性の方が魅力的な感じで、物語が進行するうちに味が出てくるような素敵な俳優さんでした。また、ヒロイン役の女性も美人なんだけど、長身すぎてマネキンみたいで今ひとつ魅力に欠ける感じでした。もう少し主人公との恋愛的な要素があったり、もっと色っぽいシーンがあれば盛り上がったような気がするので残念でしたね。

クリストファー・ノーランの作品では「インターステラー」が大好きだったので、この作品も期待していたんですけど、謎解きは難しすぎるし、物語を楽しむというよりはゲームの世界に入り込んだような感覚で、私はちょっと楽しめませんでした。かなりマニアックな映画なので、やっぱりゲームや謎解きが好きな男性の方がオススメかもしれないですね。





映画『TENET テネット』公式サイト


(「TENET テネット」2020年 10月 昭島ムービックス にて鑑賞。)

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